おしゃれな洋菓子店の内装デザイン事例5選|工事にかかる費用と揃える設備
目次
「洋菓子店の内容工事は、一坪でどれくらいの相場感?」
「洋菓子店のおしゃれな内装デザインを見て参考にしたい」
長年店舗の内装工事に関わってきましたが、このようなお悩みをお持ちの方は多い印象です。
本記事では、洋菓子店の内装工事でどれくらいの費用がかかるのか、揃えるべき設備や5つのおしゃれなデザイン事例を紹介します。
当サイトは、2010年から数多くの店舗を工事しており、類似サイト以上に多くの知識と実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
結論から言えば、洋菓子店は清潔感や親しみやすさが何よりも重要です。また、特殊な厨房器具を扱うため、通常よりも費用が高額になる傾向があります。
洋菓子店とケーキ屋の違い
洋菓子店とケーキ屋の違いは、取り扱う商品やコンセプトです。洋菓子店は、ケーキを含む多種多様な洋風スイーツを取り扱う店舗です。
- タルト
- クッキー
- パイ
- アイスクリーム
一方で、ケーキ屋は言葉通りケーキに特化しています。ケーキ屋は記念日や誕生日など、特別な日のためのホールケーキやデコレーションケーキを求める用途で使用する方が多いかもしれません。
洋菓子店は、ギフト用の商品や詰め合わせなど、贈答品として利用される特徴があります。
洋菓子店とケーキ屋の内装の違い
洋菓子店の内装は、幅広いスイーツを取り扱うことが前提なので、ケーキ屋よりもレイアウトを多彩にしなければなりません。焼き菓子やチョコレート、タルトなどが美しく並べられるよう、棚やガラスケースの配置に工夫が見られます。
一方で、ケーキ屋の内装は、ケーキを主役にしたシンプルなデザインが特徴です。
ショーケースを中心に配置し、顧客がすぐにケーキを選びやすいように工夫されています。必要な設備に大きな変化はありませんが、ディスプレイの数や棚の配置などで異なるアプローチを感じられるでしょう。
洋菓子店の内装工事にかかる費用とは?
洋菓子店の内装工事にかかる費用は、一坪当たり40〜50万円と覚えておきましょう。もちろん、デザインや設備内容によって大きく異なります。見栄えよくリッチにすればするほど、高くなるのは当然です。
内装工事の費用が高額になりやすい理由は、商品ディスプレイやショーケースの設置、空調の調整など、洋菓子特有のニーズに応じた設備が必要なためです。また、店内の雰囲気を引き立てる照明やインテリアデザインもこだわってください。
できる限り予算を抑えながらこだわるためには、どこに注力するかポイントを設けるのが重要です。
洋菓子店の内装工事を安く抑える方法
洋菓子店の内装工事費用を安く抑えるためには、主に以下の要素を意識しましょう。
- 居抜き物件の活用
- 必要最低限の設備の導入
- 中古品の活用
- 複数社から見積もりを取得
洋菓子店では、スケルトン物件を契約し、豪華な什器や高価な素材にこだわりすぎると費用が増大します。必要最低限の設備を導入するか、中古品を活用しましょう。
ショーケースやカウンターなどの中古品を利用すれば、大幅にコストを削減可能です。
複数の業者から見積もりを取ることも忘れてはいけません。複数の業者を比較することで、同じ内容の工事でも安価なプランを見つけられます。
洋菓子店の内装に揃えるべき設備と機器
洋菓子店は、開店するにあたって揃える設備や機器がたくさんあります。
- 製造に必要なものを揃える
- 商品を陳列するための設備
- 余裕があれば飲食スペース
具体的には、どのようなものを揃えれば良いかを見ていきましょう。
製造に必要なものを揃える
どのような洋菓子を提供するかによって、必要な厨房機器は異なります。
ケーキやクッキーなどを扱う洋菓子店ならば、作業台やオーブンなどの専用調理機器が必要です。
- 冷蔵庫
- 冷凍庫
- ガスコンロ
- ミキサー
- 材料収納ラック
上記のような、扱う商品の製造から保管までの工程に必要な機器は、全て揃えなくてはいけません。可能であれば、商品陳列用のパッケージマシンも用意しておきたいアイテムです。
お店の規模が大きくなるほど扱う商品も多くなるので、大量の商品を製造できる大型設備が必要になります。設備が大型になるほど、当然ながら費用も高額になってきます。
商品を陳列するための設備
店内は、商品を陳列する設備があれば十分です。店内に必要なのは、ショーケースと棚、平台の3点が基本になります。
ショーケースは、ケーキやクッキーなどをそのまま置いて陳列する場所です。棚や平台には、ラッピングされた洋菓子やスポンジケーキを置きます。
陳列する設備の大きさは、店内のスペースに合わせたサイズにしましょう。大きすぎると店内を圧迫しますし、それだけ多くの商品を置かなければいけないので、製造コストも高くなります。
それとは逆に、店舗面積に対して陳列スペースが小さすぎると、店内が寂しい印象になってしまいます。お店の規模に応じて、適切な陳列する設備とスペースを用意しましょう。
余裕があれば飲食スペース
店内のスペースに余裕がある場合は、あまり広くなくても構わないので、飲食スペースを用意すると良いでしょう。余裕のあるスペースにテーブルと椅子を置くだけでも、余っている空間を埋められます。
利用する方は軽食程度なので、広さや席数を確保する必要はありません。飲食する以外にも、注文を待っている間のくつろぎの場として利用できます。
もしスペースに余裕が無ければ、飲食スペースは不要です。洋菓子店の基本は、綺麗で賑やかに、美味しそうに商品を陳列することです。
また、洋菓子店の厨房機器は専門性が強いため、適切な厨房機器を選択しましょう。お客さんが不自由なく買い物できるように、店内のスペースも適切なレイアウトにすることが重要です。
洋菓子店の内装やデザインが得意なプロにお任せして、お客さんが利用しやすく、スタッフも営業しやすいスペースに仕上げましょう。
洋菓子店の内装デザインを決める3つのポイント
人気の洋菓子店を見てみると、どのお店も内装のデザインだけで、美味しさや甘さが伝わってくる気がしませんか?それだけ、お店の内装デザインも、洋菓子の美味しさに関わる重要な要素ということです。
本章では、洋菓子店の内装デザインを決める3つのポイントを解説します。
- 清潔感のあるデザインが重要
- 親しみやすい雰囲気のデザイン
- 洋菓子を効果的にディスプレイ
お店の雰囲気に惹かれて、思わず洋菓子を買いたくなってしまうような内装とは、どのようなデザインなのでしょうか?
清潔感のあるデザインが重要
大前提、食品を扱う店舗が絶対に守っておきたいのは、清潔感のあるデザインにするという点です。
高級店でも大衆店でも、店内にネズミやゴキブリがいそうなイメージを持たれてしまったら、長く営業を続けていけません。
店内のスペースはもちろん、調理スペースも見えないからといって妥協しないようにしてください。店内のスペースから調理スペースが見えるデザインにすると、人に安心感を与えられます。
パティシエが調理しているところをお客さんから見えるようにすると、調理の姿が珍しくて集客の目玉にもなります。
親しみやすい雰囲気のデザイン
洋菓子店は小さいお子さんから大人まで、みんなが甘いスイーツを楽しもうと訪れるお店です。そのため、誰もが気軽に訪れやすい、親しみのある雰囲気のデザインにしましょう。
高級志向の洋菓子店もありますが、基本的には近所の友だちの家に行くような感じで、気軽に立ち寄れるような雰囲気を目指すべきです。高級感を持たせてしまうと、初めての人は入りにくくなります。
また、可愛らしくし過ぎるのも要注意です。お客さんは女性客だけとは限りませんので、女性のイメージが強すぎると、男性客は入りにくくなってしまいます。
洋菓子を効果的にディスプレイ
洋菓子店を訪れたら、ディスプレイにずらりと並ぶお菓子たちにワクワクすることでしょう。洋菓子店にとっての商品は、お店の雰囲気を高めるインテリアの1つとしても活躍します。
他にも商品を陳列する棚、平台などを工夫することも大切です。店内のスペースの広さにかかわらず、洋菓子店は店内のほとんどを商品陳列スペースとして利用します。
たくさん陳列スペースを作ったのに、並べる商品が少なくてスカスカになっているとお店の雰囲気が悪くなります。
あまりお店を大きくし過ぎると、商品もそれだけ作って置かなければいけませんので、店内のスペースは小さいほうが営業しやすいです。
内装のデザインはプロの分野ですから、自分のイメージを大切にしつつも、プロの内装業者に依頼するのが基本です。自分のイメージを再現してくれる業者を探して、営業もうまくいく洋菓子店を作りましょう。
洋菓子店の内装デザインの事例5選【おしゃれな画像あり】
最後に、洋菓子店の内装デザインの事例を5個紹介します。
- 正面と端のディスプレイで狭いスペースを有効活用
- 落ち着いた色使いで高級感を演出
- なつかしさを感じる木目調の洋菓子店
- 清潔感と開放感で入りやすい洋菓子店
- 個性のある壁紙と照明で世界観を演出
本章で紹介する事例は、実際に当サイトの加盟業者様が施工した洋菓子店です。ぜひ、今後の内装デザインの参考にしてください。
正面と端のディスプレイで狭いスペースを有効活用
狭いスペースでも、工夫次第で魅力的な洋菓子店の内装を実現できます。おすすめは、お店の正面と端を有効的に活用する方法です。
上記参考写真では、端にクッキーやマフィンなどの洋菓子を並べることで中央の空間を確保し、全体的に広くゆとりのある空間の演出に成功しています。
また、正面に大きなショーケースを設置して、入店直後からお客様の目を引くようにします。このようなレイアウトは、狭い洋菓子店でも、美味しそうな商品の見せ方を実現できるため、多くの店舗で採用されている方式です。
落ち着いた色使いで高級感を演出
高級感のある洋菓子店を目指すなら、落ち着いた色使いが効果的です。落ち着いた色合いの具体例には、ダークブラウンやベージュ、グレーが存在します。
上記のお店では、全体的に木目の色を抑えることで、ショーケースに並べられているケーキが華やかに見えて、とても食べてみたくなりますね。
さらに高級感をアップさせたい場合は、カウンターやショーケースのフレームに、ゴールドやシルバーをアクセントとして取り入れることで上質な印象を強調できます。特別なギフトや高級志向のスイーツを扱うお店をイメージしている方は、参考にしてください。
なつかしさを感じる木目調の洋菓子店
木目調を活かした洋菓子店の内装は、温かみと懐かしさを感じさせます。特に、カウンターやテーブル、壁面に木目を取り入れるのが効果的な手法です。
木目調のインテリアは、地元で長く愛される店舗を目指す洋菓子店にぴったりです。上記写真のように、周辺住民の方が思わず立ち寄ってしまう、こぢんまりとしたお店作りができます。
ナチュラルな色合いは、焼き菓子やパイなどの素朴なスイーツとも相性が良く、商品の魅力を引き立てるでしょう。懐かしさと親しみやすさを感じる空間は、リピーターの獲得にもつながります。
清潔感と開放感で入りやすい洋菓子店
清潔感と開放感を大切にした洋菓子店の内装は、初めて訪れる方に入りやすさを感じさせます。こうしたデザインは、来店者に安心感を与えるためです。
また、ガラスを多用した店構えは清潔感と信頼感が強調されます。上記のお店では、厨房をガラス張りにして、お菓子作りの工程が見られるようになっている徹底ぶりです。
新規顧客の獲得を大切にしたい方は、照明を活用した清潔感と入り口の開放感を意識してみてください。
個性のある壁紙と照明で世界観を演出
個性的な壁紙や独特な照明は、店内の世界観を手軽に演出できます。鮮やかなカラーやユニークなパターンの壁紙を使うことで、来店者の記憶に残る店舗作りが可能です。
照明も空間を彩る重要な要素なので、広さがあればシャンデリアなどを採用しても面白いでしょう。上記写真のように、ホテルライクな作り方も可能です。
訪れるお客様にこの店でしか味わえない体験を提供できれば、リピート率の向上にも期待できます。
洋菓子店の内装工事費用・事例
業種別の内装工事費用と坪単価、当サイトの加盟業者様が施工した事例は、以下のページをご覧ください。
まとめ|洋菓子店の内装工事は相見積もりがおすすめ
本記事では、洋菓子店の内装デザインを決める際のポイントや5つの事例、費用感を解説しました。
改めてまとめると、洋菓子店の内装工事にかかる費用は、おおよそ一坪で40~50万円です。特殊な厨房設備が多くなるため、それなりの金額を事前に用意しておきましょう。
また、費用を少しでも安く抑えるために、相見積もりを必ず行ってください。これは、洋菓子店に限らず、今後内装工事をする場合すべてに通じる考え方です。
こちらの情報を参考にして、理想のお店が完成することを願っています。
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