病院・クリニックの内装工事費用と坪単価

病院・クリニックの内装工事費用と坪単価

病院・クリニックを開業する時に気になるのは、「店舗の内装工事に、いくらぐらい費用がかかるのか?」ということではないでしょうか?

この記事を最後までお読みいただくことで、病院・クリニックの内装工事にかかる費用の概要を知ることができます。

当サイトは、2010年から数多くの病院・クリニックを工事しており、類似サイト以上に多くの知識と実績がありますので、ぜひ参考にしてください。

結論から言えば、新装か改装かによって、病院・クリニックの内装工事にかかる費用と坪単価は全く変わってきます。

病院・クリニックの「新装」の場合

病院・クリニックを開業する場合、設備や内装工事には多くの費用がかかります。数千万円かかることも珍しくありませんが、どれくらいが相場なのでしょうか?

クリニックの内装工事費用の坪単価

20坪くらいの病院・クリニックの新装の場合、内装工事費用の目安は、1坪20万円~50万円(機器は別途)です。このうちの半額くらいが、電気・ガス・水道・空調・給排気などの設備工事に費やされます。

病院・クリニックの内装工事は価格の幅が大きく、内科クリニックや心療内科、皮膚科医院など、高額な医療機器を扱わない業種であれば、工事費用は安く抑えられます。

逆に、歯科医院や整形外科、美容クリニックなど、高額な医療機器を扱う業種では、機器を支える床の工事や機器に伴う電気工事や水道工事が必要なため、工事費用が高くなることが多いです。

病院・クリニックに特有ですが、たくさんの間取りを作る必要があるため、たくさんの石膏ボードを使います。耐火性のある内装にするために、石膏ボードを二重に使う必要があるのでコストがかかります。

さらに、病院・クリニックの場合は清掃がしやすいように壁や天井、床がビニールクロスになりますので、それらのコストもある程度計算に入れておきましょう。

そして、受付や入り口などは、明るい印象を持たせるために高価なガラス素材を多用しますので、通常の店舗よりも坪単価が10万円ほど高くなります。

病院・クリニックの「新装」の坪単価
・1坪20万円~50万円(医療機器は別途)
・坪数×坪単価=工事費用(1坪=約3.3m2

また、物件の規模(大きさ)によっても、内装工事費用が変わってきます。

例えば、5坪の店舗と20坪の店舗を比較しても、最低限必要な設備工事はほとんど変わらないため、20坪の店舗より5坪の店舗の方が坪単価としては高くなります。

逆に、50坪のように大きな店舗でも、必要な設備工事はあまり変わらないため、20坪の店舗より50坪の店舗の方が坪単価は下がります。つまり・・・

坪数坪単価の目安
5坪の店舗平均的な坪単価より高くなる
20坪の店舗平均的な坪単価
50坪の店舗平均的な坪単価より安くなる

内装工事費用とは別にかかる費用として、レントゲン・CTスキャン・MRIなどの医療機器がありますが、これは業種や選ぶグレードによって全く価格が違いますので、事前にインターネットなどで相場を調べて予算を組んでおきましょう。

病院・クリニックの「改装」の場合

病院・クリニックの改装の場合は、元々の設備があることが前提になります。元々の設備に手を加えなければ、20坪くらいの病院・クリニックなら、1坪10万円~30万円(機器は別途)で工事できます。

病院・クリニックの「改装」の坪単価
・1坪10万円~30万円(医療機器は別途)
・坪数×坪単価=工事費用(1坪=約3.3m2

ただし、トイレなどの水回りの位置を変更すると、新装の内装工事費用と変わらなくなります。水回りは、それ用に配管がしてあり、新たに設置すると費用がかかるためです。

ですから、もし改装や居抜きでコストダウンを図るつもりなら、元々あった配置を活かす方向で考えましょう。

居抜きがスケルトンより安くなるのは事実ですが、それは元々あった設備を活かすからであって、設備を変えるのであれば、新装の内装工事費用とあまり変わらなくなってしまいます。

病院・クリニックの設備工事の重要性

病院・クリニックの内装工事では、内科クリニックや心療内科、皮膚科医院など、高額な医療機器を扱わない業種であれば、設備工事には大きな費用はかかりません。

逆に、歯科医院や整形外科、美容クリニックなど、高額な医療機器を扱う業種では、機器を支える床の工事に費用がかかったり、機器に伴う電気工事や水道工事に高額な費用がかかるケースもあります。

物件の設備容量は不動産屋や大家さんに聞けば分かりますので、予めきちんと把握しておくことが肝心です。

建築図面があれば内装業者は判断できますので、できれば不動産屋のチラシのような平面略図ではなく、不動産屋に頼んで正式な図面を手に入れてください。

居抜きを改装する場合、前のテナントが病院・クリニックをやっていれば、だいたいの設備はそのまま使えるだろうという予測はできます。

スケルトン物件でも、普通のオフィス物件のように床・壁・天井が貼ってあり、エアコンやトイレも設置されていれば、一から作るよりは内装工事費用を削減できるでしょう。

クリニックは電気工事に注意が必要

病院・クリニックでは、特に電気関係の設備工事に注意が必要です。新築物件で電気メーターや分電盤が付いていないと設置費用がかかりますし、電気容量が足りないと増設工事の費用がかかります。

これらの費用は、相場では約60~100万円となります。

受付や待合室は、明るい印象にするために照明をしっかり設置しましょう。明るくても柔らかい照明にするために、ダウンライトを使用すると良いでしょう。

1個1個のライトを小さくしてたくさん設置することでも、柔らかさを演出することができます。

内科クリニックや心療内科、皮膚科医院は、設備工事に大きな費用はかかりません。歯科医院や整形外科、美容クリニックなどは、設備工事に高額な費用がかかるケースもあります。病院・クリニックでは、特に電気関係の設備工事に注意が必要です。

クリニックの物件を決める際の注意点

クリニックの物件を決める際の注意点は、開業したい場所を決めて、マーケティング調査を行った後に、物件の状態をしっかり確認することです。

最初にターゲットとする客層を考慮して出店エリアを決めて、マーケティング調査を行います。競合店をあらかじめリサーチし、勝てる見込みがあるかを確認するのも大切です。

出店エリアが決まったら、次は目星となる物件を見つけて、その物件で自分の希望するクリニックの内容ができるかを確認しましょう。

その際に最も注意すべき点は、いきなり物件を契約しないことです。物件を契約する前に、まずは無料見積もりなどで内装業者を呼んで、物件の状態を確認してもらいましょう。

例えば、物件を契約してから設備の容量が足りない、増設工事もできないとなれば、そこで開業できないだけでなく、物件の取得費用も無駄になってしまいます。

物件の広さについては、物件が広ければ内装工事や家具の費用も増えますし、物件が狭ければ費用は抑えられますが、希望するレイアウトを作れない可能性もあります。

まずクリニックのコンセプトや希望する内容を決めてから、逆算して物件の広さを決めると良いでしょう。将来的に拡張する予定があれば、その辺りも考慮して検討しましょう。

良い物件の見分け方と探し方や、内装工事費用が安くなる物件の選び方については、以下のページも参考にしてください。

クリニックの内装工事業者を選ぶ方法

病院・クリニックの内装デザインは、患者さんやスタッフの動線を考えるために高度な知識が必要となります。さらに、ドクターが効率よく仕事ができる環境も作らなくてはなりません。

子供からお年寄りまで、幅広い方が使う待合室や診察室のデザインが良い物になるかどうかは、業者選びでほぼ決まります。では、どんな業者に内装デザインを依頼したら良いのでしょうか?

デザイン・施工が分離タイプの業者

内装デザインを手がける業者の中には、デザインと施工を分けて行う分離タイプの業者がいます。

分離タイプの業者のメリットは、デザインを行う担当者と綿密な打ち合わせができることです。また、患者さんの年齢層や症状に合わせた細かな点まで、こちらの要望を反映させた設計にすることができます。

そして、分離タイプの業者は、完成したデザイン案を施工業者に責任を持って引き継ぐノウハウも持っています。

デザイン・施工が一括タイプの業者

業者によっては、デザインと施工の両方を行っているところもあります。

一括タイプの業者のメリットは、デザイン料と施工費用を1か所に支払うだけで良いので、予算組みや予算管理が楽になる点です。

また、デザイン案が仕上がってから施工までが同じ業者なので、引き継ぎの際の時間を短縮したり、施工内容の行き違いを防いだりすることもできます。

ただし、施工のチェックも同じ業者が行うために確認が甘くなり、後から不具合が出てくるケースもあります。

内装業者を選ぶ際の注意点

内装デザインを依頼する時は、複数の業者に相見積もりを取った方が、予算を上手に使うことができるのでおすすめです。

しかし、この時に注意しないと、ただ単に安い業者を選んで後から後悔することがあります。相見積もりをした時は、値段だけで判断するのではなく、見積書や工事計画書をきちんと確認するようにしましょう。

見積書の項目などが各社違っていて簡単に比べられない時もありますが、その都度確認して、きちんと内容を理解するようにしましょう。

この時の対応がぶっきらぼうだったり、ずさんだったりする場合は、実際の工事もずさんになる可能性が高いので、どんなに安くてもそのような業者に頼むのはやめましょう。

病院・クリニックの使い勝手は、内装デザインで決まると言っても過言ではありません。それぞれの業者のメリットと見積書の内容をきちんと確認して、依頼する業者を決定しましょう。

クリニックの内装は、患者さんやスタッフの動線を考えるために高度な知識が必要です。デザイン・施工が分離タイプの業者、一括タイプの業者のそれぞれにメリットがあります。相見積もりは値段だけで判断せず、見積書や工事計画書を確認しましょう。

見積もりを出す際の注意点

クリニックの内装工事の見積もりを出す際の注意点は、どのような内装にするかを詳しく決めておくことです。

コンセプトや希望する内装が決まっていなければ、内装業者が見積もりも提案もできませんので、見積もり前にコンセプトやターゲットを明確にしておく必要があります。

クリニックのコンセプトによって、床・壁・天井の素材や色、照明や家具などの選別、デザインやレイアウトも変わってきますし、それによって見積もり金額も上下します。

希望する内容がしっかり決まっていないと、見積もりが正確に出せないだけでなく、工事中に内容を変更する必要が生じたり、追加で工事費用が発生する場合も多いです。

予定より大幅に工事費用が増えるだけでなく、オープンが遅れることにも繋がりますので、事前にコンセプトや希望を明確にしておきましょう。

綿密に打ち合わせを重ねても、工事を開始してから予想外のトラブルや追加工事が発生する可能性もあります。内装費用の見積もりは、予算の上限ではなく目安として考えましょう。

もちろん予算には限りがあると思いますが、開業後の運営資金なども必要になりますので、予算に余裕を持っておくことが大切です。クリニックの開業準備については、以下のページも参考にしてください。

内装工事費用を安く抑えるポイント

病院・クリニックの内装工事費用を安く抑えるポイントは、主に以下の5つです。

  1. 電気・ガス・水道・エアコン・ダクトなど、設備が整った物件を探す。
  2. 居抜き物件を探して、内装・医療機器・備品などをそのまま利用する。
  3. 壁を塗るなど、自分でできそうなことは自分でやる(DIYする)。
  4. インターネットで医療機器を探したり、中古の医療機器を購入する。
  5. 家具店やホームセンターを活用して、家具・什器・備品を安く揃える。

内装工事費用を安く抑えるポイントは、以下でも詳しく解説しています。

内装工事費用を安くしたい場合

では、内装工事費用を安くしたい場合はどうしたら良いのでしょうか?

その場合は、以前にも病院・クリニックとして使われていた物件を探すことで費用を抑えましょう。その際に気を付けるべきなのは、残されている設備がどれだけ使えるかと、造作譲渡料が高すぎないかです。

また、内装業者にデザインと施工をまとめてお願いするのも、内装工事費用を安くするポイントです。

業者を選ぶ時は、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。それぞれの業者の見積もりの特徴を理解して、自分の理想に1番近い業者を選びましょう。

病院・クリニックの内装に必要な設備や坪単価をある程度把握していれば、現実味のある予算を立てられるでしょう。

どこまで予算に合わせてくれるか?

自分が提示した予算内で、内装業者が工事計画を組んでくれるかも気になるところです。

常識の範囲内で、よほど無謀な予算を提示しない限りは、ほとんどの内装業者が予算に応じた見積もりを組んでくれますので、これについては心配することはありません。

そのためには、見栄をはらずに正直に、内装業者に対して希望の金額を伝えましょう。

内装工事は契約に基づく商売ですが、どんな商売でも人と人とのつながりが基本にあることは変わりません。真摯な態度で信頼関係を築くことが大切です。

ローンは組めるのか?

ほとんどの内装工事はローンを組めませんので、現金払いが基本になります。

工事の見積書によって、日本政策金融公庫や銀行などの金融機関から融資を受けるのが一般的です。融資が決裁された時点で契約し、内装業者の口座に現金を振り込む形になります。

工事の「着手前に半額」を支払い、工事完了後「1週間以内に残金」を支払う場合が一般的です。着手前に3分の1、中間で3分の1、完了後に3分の1の場合も多いです。

また、高額な医療機器に関してはリースもありますので、予算が足りない場合にはリースを活用する方法もあります。

医療機器のリースには審査がありますが、ほとんどの内装業者が仲介手続きをしてくれますので、必要な場合は相談してみましょう。

内装デザイン事例・内装見積もり事例

当サイトの加盟業者様が施工した事例です。以下のリンクから、病院・クリニック・歯科・整骨院の「内装デザイン事例・内装見積もり事例」をご覧いただけます。

病院・クリニック以外の内装工事費用

病院・クリニック以外の内装工事費用については、以下のページをご覧ください。

まとめ

ここまで、病院・クリニックを開業する際の内装工事費用の目安や坪単価の考え方、依頼する業者の選び方や費用を抑える方法について解説してきました。

こちらの記事で、内装工事費用の目安を知り、適切な予算を知ることができたと思います。こちらの情報を参考にして、理想のクリニックが完成することを願っています。

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