飲食店や美容室の開業に利用できる補助金・助成金は?
目次
飲食店の開業に利用できる補助金・助成金
飲食店の開業を目指す人にとって、1番のハードルともいえる資金調達ですが、皆さん資金調達には頭を悩ませていると思います。
自己資金や融資による借入を用いる方がほとんどとですが、飲食店の開業に利用できる補助金や助成金についても知っておきましょう。
補助金・助成金と融資の違いは?
資金調達の代表的な方法といえる、銀行融資と公庫融資とも違う存在が補助金と助成金です。最大の違いは、補助金と助成金は返す必要のないお金であり、もらえるお金だという点です。
そうです、補助金と助成金には返済義務がないのです。国や自治体から支給されるため、借入ではなくもらったお金になるというわけです。
利用できる制度はしっかりと活用し、飲食店のに開業に役立てていきましょう。たとえ数万円でも、そして何百万円でも、しっかりと補助金と助成金を利用すれば有利に開業できます。
補助金・助成金の主な種類は?
補助金と助成金には、実は一口で言い表せないくらいに多くの種類があります。補助金と助成金の数は、800種類以上もあります。
さすがにそれら全てに目を通すのは大変なため、代表的な補助金と助成金をご紹介しましょう。
- 50万円を上限にした小規模事業者持続化補助金(小規模事業者が対象)
- 設備や器具の購入費に使える業務改善助成金(補助金の上限は200万円)
- 飲食業界の勤務経験が無い人を雇用する際のトライアル雇用奨励金
こうした補助金と助成金には、絞込み機能を使って検索できるWEBサイトもあるので、Googleなどで『助成金 補助金 一覧』と検索して一度調べてみてください。
補助金・助成金の落とし穴とは?
こんな便利な補助金や助成金は使うしかない、と思った人もたくさんいらっしゃると思いますが、少しだけ待ってください。
補助金も助成金も、実際にかかる費用を負担した後に、金額の一部を補填してもらうという形になります。つまり、手元の資金はゼロだけどお金を出してください、ということは不可能です。
受ける制度によっては条件があり、それらの条件を満たした経営者にのみ補填されます。近年ではインターネットで簡単に調べられますので、経営するお店に当てはまるかを確かめましょう。
補助金と助成金には落とし穴があるとはいえ、条件さえ満たせば誰でも受けられる制度です。補助金と助成金は中小企業の強い味方ですから、どんどん利用していきたいですね。
・費用を支払った後、金額の一部が補填される。
・手元の資金がゼロの状態では、活用できない。
美容室の開業に利用できる補助金・助成金
独立して自分の美容室を開業したいと考える人はたくさんいらっしゃいますが、機器や備品の購入から内装工事まで、開業するためには多額の資金が必要となります。
そこで、ぜひ利用していただきたいのが、国からお金が支給される補助金と助成金という制度です。
誰でももらえる補助金・助成金は?
補助金は条件を満たして審査を通ること、助成金は労働保険に加入すること、この2つを満たせば誰でも助成金と補助金をもらえます。
労働保険への加入は、従業員を雇っているお店であればクリアしているはずです。補助金は助成金と比べて少しハードルが高いですが、銀行や信用金庫からの融資に比べれば格段に簡単です。
どちらのお金も借入ではなく支給なので、返済義務が無いことが最大の特徴です。助成金と補助金は種類もたくさんあるので、思いもよらない形で補助金をもらえる可能性もあります。
キャリアアップ助成金とは?
キャリアアップ助成金正社員化コースについて、厚生労働省のホームページでは、有期契約労働者等を正規雇用労働者や多様な正社員等に転換などと難しく書かれています。
簡単にいえば、6ヶ月以上の雇用実績があるパートさんや契約社員を正社員にし、さらに6ヶ月継続して雇用すると、キャリアアップ助成金正社員化コースの助成金をもらうことができます。
正社員化コースや人材育成コース、処遇改善コースなど、3種類に分かれているのが特徴です。
美容師は勉強の期間も非常に長いため、ほとんどのお店で適用できる制度でしょう。もしよく分からない場合は、社会保険労務士に相談するのも1つの方法です。
職場定着支援助成金とは?
職場定着支援助成金は、新しい役職手当を作った時や、10時間以上の教育訓練を設けて従業員が定着した場合に支給されるお金です。
昇進や昇格制度を設けたり、通勤手当などを適用した場合は10万円が支給されます。研修制度を導入したり、健康づくり制度と呼ばれるものを設けた場合も10万円がもらえます。
他にも様々な助成金がありますが、これらを導入して離職率を低下させた場合には、目標達成助成として60万円もの金額が支給されます。
美容室やサロンでは評価制度を導入することも多いため、導入しやすいのが利点です。まさに美容室、サロンに向けた助成金だといえるでしょう。
美容室の環境に適した補助金や助成金は、調べてみると意外とたくさんあります。既に制度を利用している店舗でも、これから利用する店舗でも、等しくもらえるチャンスがあります。
まとめ
ここまで、飲食店や美容室の開業に利用できる補助金・助成金について、詳しく解説してきました。
こちらの記事で、補助金・助成金を活用するポイントを知り、注意すべきポイントも知ることができたと思います。こちらの情報を参考にして、理想のお店が完成することを願っています。
店舗の開業や内装工事に活用できる補助金・助成金については、以下のページで詳しく解説していますので参考にしてください。
補助金・助成金を簡単に探せるサイト
私自身も確認して、以下のサイトは見やすくて、探しやすいと思いましたので、自分が受けられそうな補助金・助成金を探してみてください。
無料見積もり申込・資料請求はこちら!
24時間365日、いつでも見積もり申込・資料請求できます!<完全無料・全国対応>
- 飲食店・美容室・クリニック・オフィスの実績多数
- 見積もりからプラン提案まで、すべて無料です。
- 最大3社~5社の見積もり・提案を比較できます。
- あなたの近くの業者が見積もり(現地調査も無料)
- 紹介した業者に決めても、手数料は不要です。
最新の見積もり依頼
初めてのお客様もご安心いただけますように、当サイトの「無料見積もり申込」の状況をご覧いただけます。(更新日時:2024年12月7日 17時11分)
- 見積もり依頼の一覧はこちら
- 2024年12月7日 東京都豊島区 内科クリニック
- 2024年12月6日 埼玉県草加市 ダイニング
- 2024年12月5日 神奈川県横浜市 ホテル全室
- 2024年12月5日 東京都新宿区 美容サロン
- 2024年12月5日 東京都文京区 ガールズバー
- 2024年12月5日 北海道札幌市 バー
- 2024年12月4日 東京都渋谷区 レストラン
- 2024年12月4日 東京都豊島区 コンセプトカフェ
- 2024年12月4日 東京都杉並区 ピラティス
- 2024年12月4日 愛知県名古屋市 クリニック