店舗の内装工事で失敗しない4ステップと工期の目安
目次
店舗を開業するにしても、「何をどうやって進めたらいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?そんな方は、後悔しないために続きをご覧ください。
店舗を開業するとなると、当然たくさんのお金が必要になります。物件契約や内装工事費用だけでも、少なくとも数百万円はかかります。
ほとんどの方が、公庫や銀行から融資を受けたり、支援者から援助を受けたりして開業されるのではないでしょうか。
多額の費用をかけたのに、物件を契約した後で、そこでは自分の希望する業種ができない、そこでは全然お客さんが入らないと分かってもどうにもなりません。
この記事を最後までお読みいただくことで、店舗の内装工事で失敗しないためのポイントを知ることができます。
当サイトは、2010年から数多くの店舗を工事しており、類似サイト以上に多くの知識と実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
1度や2度の失敗くらい平気と言えるレベルの金額ではありませんから、以下の流れでリスクを最小限に抑えて、スムーズに開業の準備を進めましょう。
【1】立地を決める
自分の店舗の業態などを考えて、ターゲットとなる客層をイメージしましょう。
どのエリアに出店すべきか?家賃が高くても駅の近くが良いのか?住宅街でもやっていけるのか?
店舗はお客さんあっての商売ですから、自分がターゲットとする客層から逆算して、出店する場所を探しましょう。
良さそうな物件が見つかったら、物件を契約する前に、周囲の環境、人の流れ、年齢層、男女比など、実際に現場に立ってよく観察しましょう。
失敗しないめにはこのステップが最も重要になりますので、絶対に面倒くさがらず、時間を取って何度もリサーチするようにしましょう。
【2】物件を決める
良い物件が見つかったら、いきなり契約せず、まず物件を押さえましょう。
用途変更をしないと希望の業種ができない場合や、設備を大幅に変更しないといけない場合もあり、その場合は通常より多くの工事費用がかかります。
物件を契約した後に、予想外に工事費用が高いと分かっても遅いので、いくら良い物件が見つかったとしても、いきなり契約するのは避けましょう。
オフィス仕様の物件から飲食店や美容室に改装する場合は、想像以上に工事費用が高くつく場合が多いので、特に注意が必要です。
また、立地が良かったり、条件が良い人気の物件は、見積もりを行っている最中に他者に取られて、物件が流れてしまうケースが非常に多いです。
希望に合う見積もりが出たのに、物件が流れてしまうと、また一から物件を探し直さないといけません。手付金を支払って物件を仮契約するか、最低でも物件に申し込みを入れて押さえましょう。
通常は2週間~1か月くらいは物件を押さえてくれますので、あまり契約を急かすような不動産屋とは契約しない方が良いでしょう。
自分が内装工事にかけられる予算を踏まえて、相場を知った上で、スケルトンの物件を探すのか、居抜きの物件を探すのかを考えましょう。内装工事費用の相場については、以下で詳しく解説しています。
【3】見積もりを比較する
無料見積もりに申し込んで、最低3社は見積もり・提案を比較しましょう。
無料見積もりに申し込む
物件の形態や状況によって、内装工事費用が大幅に変わりますので、物件を契約する前に、まず当サイトに「見積り申込み・資料請求」をしてください。
用途変更をしなくても使える物件、設備を大幅に増やさなくても使える物件を探すと、内装工事費用を安く抑えられます。
最低3社は見積もりを比較する
当サイトを通して、連絡先をお伝えした内装業者さんに、実際に現地調査に来てもらいましょう。
現地調査を希望されない内装業者さんには、一切連絡先は伝わらないシステムですのでご安心ください。
住む家を選ぶときは、最初の物件が一番良く見えるものです。しかし、3つくらい物件を見て回ると自然と目が肥えてきて、良い判断ができるようになってきます。
内装工事の見積もりも同じで、いくつかの見積もりを比べることで良い判断ができますので、手間がかかっても面倒くさがらず、最低3社は見積もりを比較しましょう。
【4】契約して工事する
納得いくまで工事内容の調整ができたら、内装業者さんと工事契約しましょう。
内装業者さんと工事契約
現場調査の後、内装業者さんから見積もり・デザイン提案が出てきたら、工事内容や見積もり金額について説明を受けましょう。
納得いくまで工事内容の調整ができたら、最終の見積書をしっかりと確認して、内装業者さんと工事契約を行いましょう。
2週間~2か月で工事完了
物件の広さや工事内容にもよりますが、たいてい工事開始から1か月くらいで工事が完了します。
居抜き物件や改装の場合は、2週間くらいで工事が終わることが多いです。広い物件や大規模な工事、商業施設で工事規制がある場合は、2か月くらいかかる場合もあります。
工事契約をする前に、内装業者さんから工程表を提出してもらい、必ず工期について確認しておきましょう。
工期の目安とよくある質問
新たに店舗を出店する場合も、今ある店舗を改装する場合も、店舗の内装工事は必要不可欠です。実際に内装工事を計画する前に、あらかじめ工期の目安を知りたい方も多いと思います。
店舗の内装工事は住宅とは状況が異なり、分かりにくい部分もたくさんあります。店舗の内装工事に必要な工期の目安、工事中のテナントの賃料など、よくある質問についてご紹介しましょう。
工期の目安はどれくらい?
まず、店舗の内装工事に必要な工期の目安については、店舗の規模や周辺環境、また業者それぞれの事情などもあるため一概には言えませんが、一般的な工期は1~2か月くらいです。
より具体的にご紹介すると、例えば20坪程度の規模のスケルトン物件であれば、たいてい1か月くらいで工事が完了します。
ただし、設計やデザイン大きくこだわり、家具や建具などに特注品を使用する場合は事情が異なります。特注品の製作日数によって、工事が延びることもあるため注意が必要です。
全体的なスケジュールは?
上記でご紹介した工期の目安については、主に内装工事にかかる日数です。それ以前に計画を立てる必要もありますので、打ち合わせ期間も含めて、全体的なスケジュールも把握しておく必要があります。
計画については、立地や物件の選定から工事業者の選定、また工事請負契約を締結した後に工事が開始されることになりますので、この間にも意外に多くの日数を要します。
計画には2か月程度かかる場合が多く、先にご紹介した工事の1~2か月も合わせて、全体的には3か月程度の日数がかかることになります。
ただし、物件の選定の段階から業者と打ち合わせしていた場合や、デザインを行う設計会社と工事会社を同じ会社でお願いした場合は、少し工期を短くすることも可能です。
工事中の賃料はどうなる?
工事中に多くの方が気になる点としては、「オープン前でも、テナントの賃料を支払う必要があるのか?」という点が挙げられます。
工事の段階では営業しておらず利益が出ていませんので、余計な費用は支払いたくないと思いますが、基本的には開業していなくてもテナントの賃料は発生します。
初めてテナントを借りる場合も、すでに借りているテナントを工事をする場合も、工事中も家賃が発生するのが普通ですが、物件によっては事情が異なるケースもあります。
例えば、フリーレントが付いている物件の場合は、フリーレントの間は賃料がかかりません。フリーレントの期間に工事が完了すれば、テナントの賃料を払わずに開業できます。
数か月かかる場合もある?
内装工事のボリュームによって工期は大きく変わりますが、一般的な坪数と言われている「20坪の飲食店」を例にして考えてみましょう。
どの職種でも必要な看板工事は1~2日、壁紙の張り替えは内容しだいですが1~3日が目安です。スケルトン物件であれば、他の様々な工事を含めても1か月程度で終わります。
しかし、専門技術や専門機材が必要な店舗の場合は、さらに長い工期が必要だということは覚えておきましょう。イメージと完成図が違わないように、計画段階でしっかりと打ち合わせすることも大切です。
工期が延びる場合もある?
業者と打ち合わせをしていく段階で、だいたいの工期は見えてきますし、業者からも伝えてもらえるはずです。
しかし、残念なことですが世の中には、予定通りに内装工事が進まない業者もいます。正当な理由で工事が進まない業者もいますが、意図的に工期を延ばす業者も存在するのは事実です。
完工が先延ばしになっても、明らかに違和感を感じる場合は、途中で業者を変えたほうが良い場合もあります。20坪程度なら工期は1か月を基準として、業者を選ぶと良いでしょう。
こだわりを持った内装やデザインの場合は、必ずしも工事が予定通りにいくとは限りません。だからこそ慎重に業者を選び、一切の妥協をせず、業者と2人3脚で理想のお店を作っていきましょう。
改装の場合は休業するか?
店舗の改装の場合は、休業せずに工事を行うのは難しいと考えた方が良いでしょう。休業せずに工事ができるのは、休日前日の夜から翌日の休日を使ってできる工事に限られます。
基本的には、お店を休業して一気に工事を行った方が工期が短くなるため、工事が早く終わる分かかる人件費も安くなり、結果的に全体の工事費用も安くなります。
ソファの張り替えなどの簡単な作業であれば、営業終了後に現場に入って、翌日の営業開始までに工事を終わらせるということは可能です。
なるべく休業したくない場合は、早い段階から打ち合わせをして計画を立てておけば、年末年始やお盆などの長期連休の間に改装をすることもできるでしょう。
まとめ
ここまで、店舗の内装工事で失敗しないための4ステップとして、「立地調査 → 物件契約 → 見積もり比較 → 工事契約」の流れで解説してきました。
こちらの記事で、失敗しないポイントを押さえて、工期についても知ることができたと思います。こちらの情報を参考にして、理想のお店が完成することを願っています。
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