店舗ファサードは集客の要!デザインのコツを徹底解説
目次
店舗の正面を意味する店舗ファサードはお店の顔ともいえる重要な場所で、多くの人の目に触れる機会があります。店舗ファサードのデザインに意識を向けることは、店舗の運営にも大きく関係します。
この記事では店舗ファサードが重要な理由や、店舗ファサードのデザインのコツを解説します。
店舗ファサードが重要な3つの理由
店舗ファサードが重要な理由は次の3つです。
- 入りやすい雰囲気を醸し出して集客につなげる
- 自店舗のコンセプトを打ち出して競合との差別化を図る
- SNSでの拡散につながる可能性がある
いずれも集客に関係します。そのため、店舗ファサードは集客の要といえるでしょう。
入りやすい雰囲気を醸し出して集客につなげる
店舗ファサードは集客につなげるために重要です。特に路面店の場合、店舗の外観は集客を左右します。たとえばガラス張りで外から中が見える店舗ファサードであれば、お客様は入店しやすいため集客が見込めます。
一方、外から中の様子がわかりづらいと、お客様が入店をためらってしまい、集客の低下につながりかねません。
自店舗のコンセプトを打ち出して競合との差別化を図る
店舗ファサードはお客様に自店舗のコンセプトを知ってもらう役割を担っています。自店舗のコンセプトとファサードにズレが生じていると、入店したお客様は困惑してしまいます。その結果、次の入店につながらずリピーターが定着しなくなってしまいます。
また、店舗ファサードで自店舗のコンセプトを打ち出すことは、競合との差別化につながります。地域にはさまざまな店舗があり、なかには自店舗と競合となる店舗もあるでしょう。たとえば、東京都で飲食店営業をしている施設は189,070件(2021年度)あります。[注1]
競合のなかに埋もれないためにも、店舗ファサードで自店舗のコンセプトを打ち出しましょう。特にチェーン店との差別化を図るためには店舗ファサードが重要です。
SNSでの拡散につながる可能性がある
自店舗のコンセプトを反映した独自性の高い店舗ファサードの場合、SNSで拡散されれば多くの集客が望めます。お客様は流動客と目的客の2つに大きく分けられます。それぞれの違いは次のとおりです。
- 流動客:店舗周辺を歩いて入りたい店舗を選ぶお客様
- 目的客:SNSやインターネットなどであらかじめ行きたい店舗を選んで来店するお客様
独自の店舗ファサードがSNSで高く評価されれば、流動客だけでなく目的客の集客も期待できます。
店舗ファサードをデザインするときのコツ
店舗ファサードは集客に大きく寄与するポイントです。店舗ファサードによって集客につなげるには、次のようなデザインのコツを把握しておきましょう。
- 外から店内の様子がわかるようにする
- 自店舗のコンセプトや世界観をデザインに落とし込む
- 過度なデザインは避ける
- 景観法を理解しておく
外から店内の様子がわかるようにする
店舗ファサードをデザインする際は、外から店内の様子がわかるようにしましょう。外から店内の様子がわからないと、お客様は入店するのに躊躇してしまいます。
一方、店内の様子が外からでもわかれば、お客様は「他に人が入っている」と安心して入店できるでしょう。
自店舗のコンセプトや世界観をデザインに落とし込む
店舗ファサードのデザインには、自店舗のコンセプトや世界観を落とし込むことがポイントです。どのような店であるかが外観から判断できれば、お客様も入りやすくなるでしょう。
過度なデザインは避ける
店舗ファサードで人目をひこうと、過度に派手なデザインを施してしまうとお客様から敬遠されてしまいかねません。同じく過度に重く暗いデザインを施すことも、お客様の敬遠につながってしまいます。
そのため、過度なデザインは避けて、色や素材の調和がとれた、お客様が長くいたいと思える店舗ファサードを心がけましょう。
景観法を理解しておく
店舗ファサードをデザインするうえでは、景観法を理解しておくことが大切です。景観法とは2005年に全面施行された法律で、良好な景観を構築することを目的としています。[注2]
景観法自体は直接、景観について規制しているわけではありません。景観法は都道府県や、政令市などの景観行政団体が景観に関する計画や条例を作る際の法制度です。
都道府県や政令市からなる景観行政団体は、2023年3月31日時点で806団体にものぼります。[注3]
たとえば、京都市では建物の高さやデザインなどに景観条例で制限を設けています。店舗ファサードをデザインする際には、自店舗の位置する地域の景観ルールを把握しておきましょう。
[注2]国土交通省「景観緑三法」
[注3]国土交通省「景観法の施行状況(令和5年3月31日時点)」
店舗ファサードのデザイン事例
街にはどのような店舗ファサードがあるのでしょうか。ここでは、次のような店舗ファサードのデザイン事例を紹介します。
- ガラス張りで開けた雰囲気を演出
- 何の店舗かがわかりやすいデザイン
- 入り口の大きさにこだわったデザイン
ガラス張りで開けた雰囲気を演出
路面店の場合、ガラス張りにすることで日光を取り込みやすく、開けた雰囲気を演出できます。ガラス張りであれば外から店内の様子もわかりやすく、どのような店舗なのか、他にお客様がいるのかなどをアピールできます。
ガラス張りのデザインはガラスファサードと呼ばれ、カフェやコンビニなどで見受けられるでしょう。
ガラスファサードは内部のプライバシーを確保しづらいうえに、店内の温度管理が難しい傾向にあります。そのため、ガラスファサードをデザインに取り入れる場合は遮熱効果に優れたガラスを設置しましょう。
何の店舗かがわかりやすいデザイン
外から見て、何の店舗なのかが分かりやすいファサードデザインもおすすめです。たとえばハンバーガーショップであれば、ファサードにハンバーガーのオブジェを設置する、カフェであれば黒板にメニューを書いて設置するといったデザインが挙げられます。
何の店舗なのかをわかりやすくお客様に伝えるには、自店舗の象徴は何かを考えてみましょう。
入り口の大きさにこだわったデザイン
入り口の大きさは、お客様の来店を促すのに大切な役割を担っています。たとえば、入り口が広い店舗であればお客様は入店しやすくなります。一方、入り口を狭くすると隠れ家のような雰囲気を醸し出せます。
たとえばバーや一部のカフェであれば、自店舗のコンセプトに応じて入り口を狭くすることで、隠れ家のような魅力をアピールできます。
【まとめ】ファサードデザインのコツを把握して店舗の集客につなげよう
店舗ファサードでお客様が入りたくなるような雰囲気を醸し出すことで、集客につなげられます。自店舗のコンセプトを打ち出して、競合との差別化を図ることも店舗ファサードの大きな役目です。
店舗ファサードをデザインする際は外から店内の様子がわかるようにする、景観法を理解しておくなどのコツを押さえておきましょう。
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