見積書のチェックポイントと見積もり比較のコツ
目次
店舗を開業する時に気になるのは、「どうやって見積書をチェックすればいいか?どうやって見積もりを比較すればいいか?」ということではないでしょうか?
この記事を最後までお読みいただくことで、見積書のチェックポイントと見積もり比較のコツを知ることができます。
当サイトは、2010年から数多くの店舗のを工事しており、類似サイト以上に多くの知識と実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
結論から言えば、見積書の内容が理解できるかどうかが最も重要です。以下の見積書のチェックポイントを押さえて、納得できるまで見積もりを比較することが大切です。
見積もりから工事までの流れ
店舗の内装工事の見積もりは、内装業者によって書き方が異なり、素人にはなかなか判断が難しいです。どうやって見積書をチェックすればいいのか?順を追って見ていきましょう。
見積書の内容が理解できるか?
見積書に書いてある内容が理解できるかどうかが、最初の判断のポイントになります。
何が書いてあるのかが、具体的に分かる見積書は信頼できます。素人でも理解できるように書いてあったり、質問した時に分かるように答えてくれる内装業者は信頼して良いでしょう。
見積書が分かりやすくて親切な内装業者は、仕事への理解度が高く、見積もり金額が良心的であるだけでなく、質的にも良い仕事をしようとしていると判断できます。
逆に、見積書が単純化されていて項目が大雑把だったり、素人には何を指すのか分からないような、専門用語が並んだ見積書を出してくるような内装業者は避けるべきだと判断できます。
見積書の項目に「一式」となっている部分が多かったり、「一式」の細目や明細が書かれていない見積書を提示してくる内装業者は、後でこれは含まれる含まれないという点でトラブルになることが多いため、避ける方が賢明です。
どんなに小さいお店の内装工事でも、見積書は最低5枚くらいにはなります。工事内容ごとにきちんと見積書を作っていけば、自然に枚数は増えていくものです。1~2枚程度しか見積書を提示しないような内装業者は信用できません。
また、「極端な値引き」をしてくる内装業者にも注意が必要です。
見積書を見て予算をオーバーしていることを伝えたとき、いきなり希望の予算までの値引きすると言ったり、どこをコストダウンするのかを示さずに、見積もりの金額だけを予算に合わせようとする内装業者もいます。
おそらくどこかで何らかの手抜き工事をするはずですが(そうしないと金額を下げられるはずがない)、素人では工事に対する知識も少ないため、どこを手抜き工事されたのかを見つけることは難しいでしょう。
予算内に収まったと安心して、そのような極端に値引きする業者に工事を任せたら、工事完了後に欠陥だらけでオープンできないことが分かって、当サイトにご相談いただくケースもけっこう多いです。
一般的な工事までの流れ
当サイトの加盟業者の場合は、まず無料で現地調査を行い、それから見積もり・平面レイアウト・デザイン提案などを作成し、工事まで以下の流れで進めていきます。
- 現地調査:物件状態・希望内容・店舗イメージ・設備状況を確認
- 見積もり:概算見積もり・平面レイアウト・デザイン提案を作成
- 打ち合わせ:見積書の内容・工事内容・金額・デザインを調整
- 工事契約:最終見積もり → 工事契約 → 工事開始
見積書の内容について打ち合わせして、工事内容・金額・デザインを調整してから最終見積もりを提出するため、基本的に提出された最終見積もりより金額が高くなることはありません。
途中で金額が上がる場合があるとすれば、工事契約をした後に、お客様側からエアコンの増設などの追加工事の希望があった場合です。途中で追加工事の希望が出た場合は、当然ですが工事金額も増えることになります。
それ以外では、素材の仕様変更などで多少の金額の上下はあっても、大幅に見積もり金額と変わることはありません。
物件によって設備も状態も様々ですから、物件によって見積もり金額は大きく変わってきます。電話やメールのやり取りだけで、現地調査もせずに見積もりを出すような内装業者は信用できません。
ほとんどの内装業者は、厨房機器や家具、シャンプー台やその他の専門機器の見積もりも可能です。通常の内装工事には含まれない、これらの見積もりも一緒にお願いするとスムーズに準備が進むでしょう。
見積もり内容の主な4つの項目
店舗の内装工事を行う際は費用が最も気になると思いますが、工事に関する主な見積もりの種類としては、大きく分けて4つの項目が挙げられます。
主な見積もりの種類
店舗の内装工事の主な見積もりの種類としては、デザイン・設計料、内外装工事費(設備工事も含む)、家具・什器、看板・サイン工事が挙げられ、それぞれの店舗によって金額が大きく変わります。
- デザイン・設計料
- 内外装工事費(設備工事も含む)
- 家具・什器
- 看板・サイン工事
まず、デザイン・設計料とは、物件の内装について設計図を作成するための費用で、具体的な料金については、面積(坪単価)・総施工費に対する割合・人件費や技術料のうち、3つのいずれかにより決定されます。
面積については一般的に坪単価で5~7万円になるとされており、総施工費に対する割合では店舗のサイズにより変動しますが、総工費のおよそ10~12%になることが多いです。
また人件費や技術料により費用が算出される場合は、実際に必要となる人員を基準にして算出したり、特殊な設備や技術が必要になる場合は、そのあたりの費用も上乗せされます。
続いて、内外装工事費については、電気・ガス・水道・空調・排気などの設備工事から、窓や入り口のガラスなども含めて幅広い工事が行われます。
このあたりの工事についても、どのような業種の店舗かによって大きく変わります。たとえば、飲食店であればガス工事は重要になりますが、アパレル系の小売店であれば不要であり、このような感じで費用に差が生じてきます。
また、家具・什器については、自宅の家具のように後から買い足せば良いものではなく、内装に合わせて造作工事が必要になることもありますので、このあたりも費用として追加されることがあります。
さらに、看板・サイン工事については、お店の看板を設置するためのものであり、デザインや製作から設置にも費用がかかります。
費用が省かれる場合もある
ここまでご紹介した主な見積もりの種類については、必ずしも全ての物件で費用がかかる訳ではありません。
居抜き物件のように他の店舗が入居していた物件では、設備が残されていることもありますので、いずれかの工事が不要になる場合もあります。
ただその一方で、室内に設備が一切ないスケルトン物件では、デザインの自由度が高く理想通りの店舗が作れる一方で、ゼロから工事を行う必要もあるため工事費用が増加します。
予算に応じて、デザインの自由度を取るかコストを取るか、またその中間を取るかなど、物件を選ぶ際の基準になるでしょう。
見積書のチェックポイント
見積もりを依頼し、実際に見積書を出してもらった後に、工事金額の総額だけを確認するのは非常に危険です。見積書の「総額」しかチェックしない方も多いですが、最低でも以下の点はチェックしましょう。
特に店舗の内装工事は相場が不透明ということもあり、見積書について詳しく説明を受けることが大切になります。
見積書の「一式」の表記に注意
見積書というくらいですから、記載されている見積もりには明確な価格の理由があります。どこにいくらの金額か?全体でいくらの金額がかかるか?というのが見積書です。
しかし、その見積書の中には「一式」という言葉があり、ここが非常に重要なポイントになります。「一式」という表記があった場合、何が含まれているのか、何にいくらかかるのかをしっかり確認しましょう。
工事費用を負担するのは契約者なのですから、何にいくらかかるのかを明確にしておきましょう。
見積書の項目と内容を確認する
見積書は事前に伝えた内装デザインや、それに伴う図面をもとにして算出されており、それにかかる費用が記載されています。どの部分がどこに使われるのか、どこの項目が該当しているのか、確認することが重要です。
相手はプロだから大丈夫だと考えず、依頼者と業者のお互いが気を配るようにしましょう。不明な点があれば確認し、なぜここにこれだけの費用がかかるのかという疑問も、しっかり解消しておきましょう。
店舗の内装工事には大きな費用がかかるため、こうした細かい部分の見落としが重大なミスを生み出す可能性もあるのです。
複数の見積書を比較して決める
これはかなり大切なチェックポイントですが、見積書が上がってきたからといってそれで終わってはいけません。
1社にしか見積もりを依頼しない場合、そして一般的な相場を知らずに金額をうのみにしてしまった場合、その見積もりが相場より高すぎる可能性もあります。少なくとも「3社」には見積もりを依頼し、全てと相談してから1社と契約しましょう。
見積もりを比較して交渉する場合、金額が安くなる可能性もありますし、その業者のこだわりを知ることもできます。フィーリングで決めるにしても、ある程度の情報が無いと危険ですから、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
見積書という1つのカテゴリーだけでも、上記のように様々な注意が必要です。特に初めての出店の場合はノウハウも無い状況ですから、何度も十分すぎるほどにチェックするようにしましょう。
疑問があればしっかり質問する
店舗の内装工事は、価格や相場が曖昧ではっきりしない業界です。それを逆手にとって、あまり知識のないお客様など、「お金を取れることろから取る」という考えの業者が存在するのも事実です。
そのような悪質な内装業者にお金を搾取されないためにも、見積書を見て分からない点や、進める中で疑問に感じた点などは、きちんと内装業者に伝えることが重要です。
初歩的な質問だからと恥ずかしがらず、しっかり質問することが大切です。初歩的な質問にも丁寧に答えてくれる業者であれば、実際の工事も安心して任せることができるでしょう。
無料見積もりと有料見積もりの違い
店舗の内装工事について業者選びを済ませ、見積もりの段階に進んだ場合に、見積もりは無料でお願いできるのでしょうか?結論から言うと、見積もりに費用がかかるかどうかは業者によって変わります。
無料で見積もり可能な業者
まず無料で見積もりを出してくれる業者についてですが、探してみると意外に多く見つけることができます。
特にインターネット上ではこの手のサービスが非常に多くあり、個々の業者が見積もりを出してくれるパターンと、一括見積もりサイトが見積もりを出してくれるパターンがあります。
一括見積もりサイトを利用した場合は、1つの窓口に申し込むだけで複数の業者から見積もりが取れますので、見積もりを簡単に比較することができます。
一括見積もりサービスでは、業者同士で自然に価格競争が行われますので、希望する金額や工事内容に合った業者を選択するための近道となります。
一括見積もりサイトの難点
ただし、一括見積もりサービスを利用する際も、1つ難点があります。
それは見積もりを申し込んで予算や要望などを伝える際は、主に文章で伝えることになるため、希望のイメージやデザインが上手く伝わりにくい点です。
また概算の見積もり金額だけで工事費用を計算するため、後で詳しく要望やイメージを伝えていく中で、見積もり金額が大きく増えることもあるのです。
一括見積もりサイトの利用は、便利な一方でデメリットもありますので、あらかじめこうした点については理解しておきましょう。
電話やメールで丁寧にヒアリングしてくれて、希望する要望をしっかり把握した上で、それに適した業者を手配してもらえれば、このような行き違いは無くなります。
当サイトは見積もり申込をいただいてから、電話またはメールで丁寧にヒアリングし、あなたのご要望に沿った内装業者を手配させていただきます。
見積もりが有料になる業者
続いて見積もりが有料になる場合についてですが、見積もりにお金がかからない業者がある一方で、なぜ費用がかかるのかと疑問に思われるかもしれません。
しかし、建築士の立場からすれば、設計は重要な業務になりますので、作業に対して報酬を支払うのは当然のことなのです。
具体的に見積もりにいくらかかるかは、それぞれの業者によって大きく変わりますので、相談の段階から細かく確認しておく必要があります。
また他の業者にも相談して見積もりを比較する場合、先に建築士が描いた図面をそのまま利用するには建築士の許可が必要です。
まだ報酬を支払っていない段階では、その図面の著作権は建築士から移転していませんので、勝手に流用することはできません。図面を流用する際は、著作権侵害にならないように注意しましょう。
一括見積もりを行うメリット
店舗の内装工事と一言でまとめてしまうのは簡単ですが、見積書の内訳は何項目もあり、1つ1つの見積もり項目を理解するだけでも大変です。
もし複数の見積もりをまとめて取ることができれば、手間が減って楽ですよね?一括見積もりサービスを利用するポイントを押さえて、理想のお店を作りましょう。
ネットから簡単に申し込める
そもそも一括見積もりとは何なのか?一括見積もりとは、複数の内装業者から見積もりを受け取り、簡単に比較できるマッチングサービスです。複数の業者が見積もりを出してくれるため、見積もりを簡単に比較できます。
一括見積もりサービスを提供している会社は、ほとんど無料で申し込むことができるのもメリットです。企業の口コミ等が見られるサイトもあるので、どの業者が良いかの判断材料にもなります。
よくある失敗が起こりにくい
どの業界でも同じですが、やはり粗悪な内装業者も存在し、世の中にはたくさんの失敗談があります。店舗の内装工事で失敗するケースの多くは、見積もりを1社にしか依頼せず、そのまま着工した場合に起きています。
一括見積もりは、1度の依頼で複数の業者が相談に乗ってくれて、意欲的に見積もりに取り組んでくれるシステムとも言えます。粗悪な業者は意欲的ではないため、一括見積もりでは工事を受注できません。
そのため粗悪な業者は一括見積もりに参加することが少なく、一括見積もりを利用することで、工事が失敗する可能性も下がるのです。過去に苦い経験がある方でも、安心して使えることもメリットでしょう。
事前に絞り込むことも可能
インターネットからの申込だからといって、インターネット上のやりとりだけで完結するわけではありません。複数の業者から提案が入り、その後に依頼する業者を選択することになります。
依頼先の会社にも足を運び、担当者とじっくりと相談してから、依頼するかどうかを判断することができます。イメージ通りに作ってくれるか、金額は折り合うか、フィーリングは合うかなど、納得してから契約することが大切です。
一括見積もりは、業者を比較しやすいように作られているのはもちろんですが、ほとんどの会社は困った時のサポート体制も整えています。
見積もりというステップを軽視している方も少なくありませんが、見積もりの重大性は計りしれません。昔と比べて、簡単に見積もりを取れるようになっていますから、利用しないのはもったいないですね。
見積もりを値引き交渉するコツ
店舗の内装工事の見積もりをする中で、様々な要望を盛り込むと予算オーバーになることもありますが、そうした場合に実践したい値引き交渉のコツがあります。
値引き交渉するコツ
まず、見積もりの値引き交渉として有効なのは、目標の値引き幅を決めておくことです。
予算オーバーにならずとも、費用が安ければそれに越したことはありませんので、中には業者に対して際限なく安くするように求めるケースもあります。業者側も利益を確保しつつ受注するためには、ある程度の痛手を被る覚悟はあります。
予算オーバーの金額を踏まえつつ、およそ5%を目標に値引きしてくれるように交渉すると良いでしょう。この5%は微妙なラインで、たとえば10%の値引きとなれば、業者から完全に断わられてしまいます。
また消費税の10%を値引きして欲しいと申し出た場合も、業者としては税金の支払いが自腹になり負担が大きいと感じますので、それよりも低い5%であれば相手側としても受け入れやすいラインになるのです。
話し合いに際しては、最初から5%でお願いすると交渉として不利になりますので、まずは消費税分の10%を値引きしてもらうように交渉しましょう。そこから5%前後まで下げて、相手方に納得してもらうように誘導するのが賢いやり方です。
もし値引きが難しい場合は、それ以外で何かオプション的なサービスを付けられないか交渉すると良いでしょう。業者としても金額が下がらないのであれば、その分を何かで還元することは受け入れやすくなります。
業者に嫌われる値引き交渉
このように見積もりを値引き交渉するコツは様々ありますが、話し方によっては業者に嫌われる場合もありますので、お互いの信頼を損ねないためにも注意が必要です。
最も注意が必要なのは、他社と比較して相見積もりを行う場合で、業者としては他社の提示した金額を元にした交渉は好まない傾向があります。
これは普段の買い物に例えてみると分かりやすく、あちらのスーパーで100円安かったからと交渉しても、快く価格を落としてくれるスーパーは少ないでしょう。
店舗の内装工事の場合は定価は無いものの、このような交渉では値下げと共に建材の質を落とされたり、それ以前に業者側から断わられる可能性もあるので注意しましょう。
契約書にサインする際の注意点
内装工事は仮契約に始まり、様々な過程を経て本契約を結ぶわけですが、特に契約書には絶対に隅から隅まで目を通しましょう。よく分からないからとか、書類が多いからといって飛ばし読みすると、後でとんでもない事態になる可能性もありえます。
契約する直前の注意点
契約する際の書類は、一般的にはだいたい5種類くらいで、内容が少し分かりづらい部分もあります。経営の勉強もしたし、運営するお店の知識もあるけれど、契約書に書かれている内容がよく分からないというのは、珍しいことではありません。
契約書というのは証拠として残るだけでなく、さまざまな法律の規定を守るものであるため、難しい文章構成になっています。無知を恥ずかしがらず、不明な点はしっかりと質問して、全て解消することが大切です。
内容が分からずに契約してしまうと、完工後に何があっても助けてもらうことはできません。
契約前に変更が生じた場合
これも契約書にサインする前の大切な部分であり、注意点として覚えておきましょう。本契約を翌日に控えているが、どうしても変更したい箇所が出てきてしまったという場合は、本契約の時に相談しましょう。
契約書にサインをした後では、修正や変更が難しい部分も出てくるため、取り合ってくれない場合もあります。小さな修正なら対応してくれるかもしれませんが、筋としては契約前に相談するべきです。
特に店舗における内装工事は、内装やデザインにこだわりが強く出るものですから、契約前に全てを伝えておきましょう。途中から変更するのは業者に対して失礼ですし、ビジネスパーソンとしても失格です。
要望が反映されているか?
相手はプロですから、本来要望が反映されていないことがあってはいけませんが、やはり人間なのでミスが出ることもあります。これを確認する意味でも、契約書にサインする前にしっかり確認しましょう。
文面を目で確認した後はしっかりと口答で確認し、必要書類に反映されているかを確認することも大切です。伝えてあるから大丈夫、書いてあることはだいたい分かったといって、確認しないのは絶対にNGです。
必要書類に反映されていない場合は相手のミスですが、確認せずに契約してしまった場合は、後でトラブルになった際は依頼者側にも非があることになります。
全ての交渉が終わると、後は工事をお願いするだけなので、契約書へのサインについては気が緩みがちです。しかし最後の最後でつまずいては、これまでの苦労が水の泡となるので、しっかりと確認しましょう。
まとめ
ここまで、見積書のチェックポイントと見積もり比較のコツ、見積もりを値引き交渉するコツについて解説してきました。
こちらの記事で、見積書をしっかりチェックし、比較して値引き交渉するコツを知り、契約時の注意点も知ることができたと思います。こちらの情報を参考にして、理想のお店が完成することを願っています。
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