内装工事の流れは?具体的な工事内容を解説

内装工事とは?店舗内装工事の流れや4業種の費用相場、安くするコツを解説

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店舗内装工事の流れや各工程の内容をあらかじめ把握しておけば、スケジュールに遅れが生じるリスクを減らすことができます。また、工事中の問題点なども見つけやすくなるでしょう。

この記事では、店舗内装工事の基本的な流れをはじめ、具体的な工事項目や事前準備、進行上の注意点について詳しく解説します。これから店舗の開業や改装を控えている方は、ぜひ本記事で全体のステップを確認し、計画的に準備してください。

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infomake株式会社 代表取締役 野村晃正

著者

infomake株式会社 代表取締役
野村晃正

武蔵野美術大学の空間演出デザイン科を卒業後、2010年にinfomake株式会社を設立。2010年から当サイト
「店舗内装工事見積り比較.com」を運営し、現在まで数多くの店舗開業をサポートしている。

プロフィール

一級建築士 石橋優介様

監修者

一級建築士
石橋優介様

広島大学大学院を卒業後、個人設計事務所や大手組織設計事務所に勤務。独立して一級建築士事務所を開設し、
住宅、事務所、店舗、宿泊施設、教育施設などを中心に、全国で設計・監理を行う。執筆、監修、セミナー講師など幅広く活動。

プロフィール

1級建築施工管理技士 山本悠太様

監修者

1級建築施工管理技士
山本悠太様

関西大学を卒業後、竹中工務店に入社。研修施設や高層マンションなどの大規模現場で施工管理を経験し、
躯体工事から仕上工事まで幅広い工事を担当。在籍中に1級建築施工管理技士を取得し、現在は加藤装飾株式会社で施工管理に従事。

プロフィール


店舗内装工事の基本的な流れ

店舗内装工事の基本的な流れ

店舗の内装工事は、大きく分けて「業者選び」「打ち合わせ」「契約」「施工」「引き渡し」というステップで進みます。ここでは、基本的な流れを5つの段階に分けて解説します。

業者選びから問い合わせまでの手順は?

まずは、内装工事を依頼する施工業者を選定し、問い合わせを行います。

業者は主に、デザイン性が高い「設計・デザイン会社」、幅広い工事に対応する「工務店」、費用や工期を抑えやすい「内装業者」の3つに分けられます。ご自身の店舗においてデザインと予算のどちらを重視するかを基準に業者を選び、Webサイト上のフォームや電話から連絡を取ってみましょう。

打ち合わせからデザイン決定までの進め方は?

問い合わせ後は、実際の店舗物件を見ながら詳細な打ち合わせを実施します。この段階で、店舗のコンセプトやターゲット層、希望する完成時期などを業者へ明確に伝えましょう。

その後、業者が作成した図面やCGパースなどを確認し、要望通りの内装になるかチェックします。疑問点があればその都度確認し、すり合わせることが重要です。

プランの確認から契約締結までの注意点は?

設計やデザインのプランが固まると、それに基づく具体的な金額が提示されます。内容に不明点がないかを確認し、納得できた段階で契約を結びます。

契約の際は、書面の内容をよく確認してからサインすることが大切です。また、支払い方法が分割か一括かなど、金銭面のルールについても事前にしっかりと確認しておきましょう。

着工から施工完了までの流れは?

契約締結後、いよいよ実際の施工がスタートします。基本的には業者の進行に任せて完成を待つことになりますが、可能であれば時間に余裕を作って現場へ足を運ぶのがおすすめです。

自分の目で直接確認することで、イメージ通りに仕上がっているか、工期に遅れが生じていないかをチェックできます。

完了検査から引き渡し・アフターケアまでの手順は?

施工が完了すると、物件の引き渡しが行われます。引き渡しの際には完成検査が実施されるため、時間をかけて修正箇所がないか入念に確認しましょう。問題がなければ書類にサインし、引き渡し完了となります。

また、引き渡し後に不具合が見つかった場合に備え、契約時にアフターケアの内容や対応期間を把握しておくことも重要です。

店舗内装工事の具体的な項目とは?

店舗内装工事の具体的な項目とは?

店舗の内装工事には、さまざまな専門的な工程が含まれます。主な項目は、以下の通りです。

  • 空間の骨組みを作る「軽鉄・ボード工事」
  • 内装の雰囲気を決める「クロス・塗装工事」
  • 壁の表面を美しく仕上げる「左官工事」
  • 足元の機能と美観を整える「床仕上げ工事」
  • 扉や窓を取り付ける「木製建具工事」

ここでは、実際にどのような工事が行われているのか、それぞれの項目を解説します。

空間の骨組みを作る「軽鉄・ボード工事」

軽鉄工事とは、水や湿気に強い鉄製の材料を用いて、天井や壁の骨組みを作る工程です。木材と比べて燃える心配がなく、工事単価が安いというメリットもあるため、現在の内装工事で主流となっています。

その骨組みに対して、燃えにくい建材である石こうボードなどを貼っていく作業がボード工事です。ボードの種類は多岐にわたり、建物の特性や用途に合わせて適切な素材が選ばれます。

内装の雰囲気を決める「クロス・塗装工事」

クロス工事は、ボードの上に壁紙を貼る作業です。比較的費用をかけずに内装のイメージを大きく変化させられるのが特徴で、一般的に寿命とされる10年前後での張り替えが推奨されます。

一方の塗装工事は、建築物の下地素材に塗料を塗る工程です。見た目を美しく整えるだけでなく、サビや腐食を防ぐ機能的な役割も果たします。現場だけでなく、あらかじめ工場で製作された部材に対して行われるケースもあります。

壁の表面を美しく仕上げる「左官工事」

左官工事とは、壁土やモルタル、漆くいなどを、こてを使って塗りつける工事のことです。主に、最終的な表面を仕上げる塗り工事全般を指します。

職人の手作業によって特有の質感や模様を生み出すことができるため、店舗の雰囲気作りに大きく貢献する重要な工程です。代表的な作業として、日本壁塗りやサッシまわりのモルタル詰め、コンクリートの補修などが挙げられます。

足元の機能と美観を整える「床仕上げ工事」

床仕上げ工事は、素材の異なるさまざまな床材を使用して、店舗の床を仕上げていく工程です。床仕上げの専門職人が、店舗の用途に合わせて適切な素材を選定し、丁寧に作業を進めます。

見た目の美しさはもちろん、歩きやすさや清掃のしやすさといった機能性も重要です。必要に応じて、高さの調整や空気の通り道の確保なども行われます。

扉や窓を取り付ける「木製建具工事」

木製建具工事とは、壁の開口部に扉や窓、ふすまなどの木製建具を取り付ける工事です。内装工事の終盤、仕上げの工程で行われます。

建具とは、空間を仕切るための開閉機能を持った設備を指します。近年はデザイン性の高い建具が増えており、お客様の目に入りやすく店内のイメージを決定づける重要な要素となるため、こだわってみるのもおすすめです。

店舗内装工事をスムーズに進めるための事前準備とは?

店舗内装工事をスムーズに進めるための事前準備とは?

内装工事をトラブルなく予定通りに進めるためには、業者へ依頼する前の準備が欠かせません。具体的には、以下の通りです。

  1. 店舗のコンセプトやターゲットを明確にする
  2. 業者に伝えるデザインのイメージを用意する
  3. 該当業種の施工実績が豊富な業者を選ぶ

ここでは、それぞれの内容について詳しく解説します。

1. 店舗のコンセプトやターゲットを明確にする

内装工事を始める前に、まずは「どのような店舗にしたいのか」「どのようなお客様に来てほしいのか」を明確にすることが重要です。同時に、予算の枠組みや完成までの希望日数なども整理しておくと良いでしょう。

コンセプトやターゲット層が定まっていると、業者との打ち合わせがスムーズに進み、デザインの方向性で迷いにくくなります。また、事前に方向性を固めておくことで、業者からの提案もより的確なものになりやすいです。

2. 業者に伝えるデザインのイメージを用意する

頭の中にあるデザインのイメージを言葉だけで伝えるのは難しいです。そのため、事前に雑誌の切り抜きやインターネットで見つけた写真など、視覚的に伝わる資料を用意しておくのをおすすめします。

具体的なイメージを共有しておけば、業者との認識のずれを防げます。また、判断に迷った際にプロの視点からアドバイスをもらいやすくなるでしょう。

3. 該当業種の施工実績が豊富な業者を選ぶ

内装工事は、飲食店や美容室、オフィスなど、業種によって、工事に必要な知識や技術が異なります。そのため、自身が開業する業種の施工実績が豊富な業者を選ぶことが大切です。

たとえば、住宅メインの業者に店舗の内装工事を依頼すると、納得のいく仕上がりにならない可能性があります。Webサイトなどをチェックする際は、店舗の内装工事の実績に絞って確認し、技術力を見極めましょう。

店舗内装工事に関する注意点とは?

店舗内装工事に関する注意点とは?

店舗内装工事に関する主な注意点は、以下の通りです。

  1. 競合店と差別化できているかどうかを考える
  2. 施工中は小まめに現場をチェックする
  3. 工事完了後の保証やアフターケアを確認する

ここでは、それぞれの点を具体的に解説します。

1. 競合店と差別化できているかどうかを考える

飲食店や美容室など、ライバルが多い業種では内装による差別化が欠かせません。近くの競合店を視察し、どのような点で違いを出せるかを考えましょう。

差別化を検討する際は、どのようなお客様に来店してほしいかというターゲット像を明確にすることが重要です。ターゲット層に合わせた独自の内装コンセプトを持たせることで、お客様の印象に残りやすい店舗に近付くでしょう。

2. 施工中は小まめに現場をチェックする

工事が始まったら業者に任せきりにするのではなく、小まめに現場を確認することをおすすめします。現場に足を運ぶことで、職人側に「見られている」という意識が働き、手抜き工事を防ぐ効果も期待できるでしょう。

また、万が一イメージと異なる部分があっても早い段階で修正を依頼できるため、追加の出費を抑えやすくなります。

3. 工事完了後の保証やアフターケアを確認する

引き渡し後に不具合が生じた場合、内装業者がすぐに対応してくれるとは限りません。万が一のトラブルに備えて、工事完了後の保証範囲や期間、連絡方法などを事前に確認しておくことが大切です。

どのような場合に無料で対応してもらえるのか、有料になる条件は何かなどを細かく確認しておきましょう。

まとめ|内装工事の流れや事前準備を把握して理想の店舗を完成させよう

本記事では、店舗内装工事の流れや具体的な工事内容について解説しました。

一般的に、内装工事は「業者選び」から「引き渡し」までのステップで進めていくことになります。理想の内装に近づけるためにも、店舗のコンセプトを明確にする、希望するデザインのイメージを業者としっかり共有するといった準備を行いましょう。また、自身の業種の施工実績が豊富な業者を選ぶのがおすすめです。

これから新たに店舗をオープンさせる方やリニューアルを検討している方は、複数の業者の提案を比較し、最適な業者を見つける工夫も必要です。

「店舗内装工事見積り比較.com」ではさまざまな店舗の内装や見積もりを比較検討できます。

店舗をオープンさせようと考えている方、店舗のリニューアルを検討している方はぜひ参考にしてください。

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担当者:野村

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