美容室・サロンの設備工事|工事別のポイントと流れ

美容室・サロンを開業する際に必要な設備・備品とは?工事費用や注意点を解説

先に知りたい方はこちら

美容室・サロンの設備工事は電気・ガス・水道・空調・排気の5種類があります。それぞれ適切に対応しなければ、開業後にトラブルを招きかねません。

この記事では、美容室の設備工事にかかる費用の内訳や注意すべきポイント、進め方の流れを結論から分かりやすく解説します。

当サイトは、2010年から数多くの美容室・サロンを工事しており、類似サイト以上に多くの知識と実績がありますので、ぜひ参考にしてください。

店舗内装工事の見積もり比較

手数料ゼロ/しつこい営業は一切なし


infomake株式会社 代表取締役 野村晃正

著者

infomake株式会社 代表取締役
野村晃正

武蔵野美術大学の空間演出デザイン科を卒業後、2010年にinfomake株式会社を設立。2010年から当サイト
「店舗内装工事見積り比較.com」を運営し、現在まで数多くの店舗開業をサポートしている。

プロフィール

一級建築士 石橋優介様

監修者

一級建築士
石橋優介様

広島大学大学院を卒業後、個人設計事務所や大手組織設計事務所に勤務。独立して一級建築士事務所を開設し、
住宅、事務所、店舗、宿泊施設、教育施設などを中心に、全国で設計・監理を行う。執筆、監修、セミナー講師など幅広く活動。

プロフィール

1級建築施工管理技士 山本悠太様

監修者

1級建築施工管理技士
山本悠太様

関西大学を卒業後、竹中工務店に入社。研修施設や高層マンションなどの大規模現場で施工管理を経験し、
躯体工事から仕上工事まで幅広い工事を担当。在籍中に1級建築施工管理技士を取得し、現在は加藤装飾株式会社で施工管理に従事。

プロフィール


美容室・サロンで行う設備工事は?

美容室・サロンで行う設備工事とは?

20坪程度の美容室やサロンを開業する際に行う主な設備工事は、以下の通りです。

  • 電気工事
  • ガス工事
  • 水道工事
  • 空調工事(エアコン工事)
  • 排気工事(ダクト工事)

ここでは、それぞれの工事の内容や費用などについて、詳しく解説します。

電気工事

電気工事

電気工事では、コンセントや照明、エアコンの動力などの配線を行います。インフラ設備の中でも特に重要な工事です。

スケルトン物件の電気工事を行う場合は、約60万円~が目安です。もし電気容量が足りない細い線の場合は、電気容量を増やすための幹線引き換え工事が必要になります。

一方、居抜き物件で照明器具を取り替える程度であれば、約30万円~に費用を抑えられます。

ガス工事

ガス工事

ガス工事では、給湯器などの機器を取り付けます。なお、給湯器などはガスの配管免許を持っている人しか取り付けができないため、ガス屋さんに依頼することになります。

美容室・サロン用として既にガスが引き込まれているスケルトン物件の場合、配管工事のみで約10万~50万円が目安です。

同じ美容室・サロンの居抜き物件で器具の付け替えや配管を伸ばす程度の工事を行う場合は、約5万~10万円で済みます。

水道工事

水道工事

水道工事は、シャンプー台やトイレなどの水回りに関する工事です。何もないスケルトン状態なら、約50万~70万円が相場です。

ただし、元の場所からトイレの位置を変更したり、シャンプー台を多く設置したりする場合は、通常よりも費用が多くかかります。また、水道管(排水管)の太さが75~100ミリメートルあれば、オフィス用の物件でも太さを変える必要はありません。

居抜き物件の場合、元の配管に高圧洗浄をかけるだけなので、約20万円程で済みます。

空調工事(エアコン工事)

空調工事(エアコン工事)

美容室内の温度を快適に保つための工事です。6~8馬力程度のエアコンを1台設置する場合、室外機を普通に床面に置けるなら約80万~120万円が目安です。

ただし、10階建てのビルでクレーンを使って屋上に室外機を持っていかなければならない場合は、設置費用が大幅にアップします。室外機とエアコン本体の距離が離れるため、エアコンの馬力数を上げる必要があり、本体価格も高くなります。

居抜き物件でエアコンをクリーニングして使用する場合は、1台当たり数万円~十数万円程度で済むこともあるでしょう。

排気工事(ダクト工事)

排気工事(ダクト工事)

店内の換気扇や給排気を整える工事です。スケルトン物件の場合は、壁からの排気や店内の換気扇2か所、トイレの換気扇などを入れて約20万~25万円かかります。

美容室は飲食店のように強い臭いや煙が出ないため、消臭装置を付けたり、ダクトを屋上まで持っていったりする必要がありません。

同業種の居抜き物件であれば、ダクトなどを少し清掃するくらいで良いため、ダクト工事をしなくても済みます。工事にかかる費用が無料になるケースも多いようです。

【工事別】美容室・サロンの設備工事の注意点

【工事別】美容室・サロンの設備工事の注意点

設備工事を安易に進めると、後から追加費用が発生したり、お客様に不快感を与えたりする原因になります。

たとえば美容室はカットやカラーでお客様の滞在時間も長くなるため、他の業種より慎重に環境づくりを行わなければなりません。

ここでは、工事別に注意すべきポイントを結論から解説します。

電気工事|容量に余裕を持たせる

電気容量をギリギリで設計すると、将来的に設備の拡充が必要になった際、追加工事の手間や費用が発生します。後から追加で電気工事を行うことになれば、営業を休まなければならず、経営に大きな打撃となります。

最悪の場合は火災に発展する恐れもあるため、電気容量は初期段階で大きめに確保しておきましょう。

一般的な1,200Wのドライヤーだけでなく、さらに消費電力の大きい機器の導入も想定しておくことが大切です。また、美容室の電気工事はデリケートで難しいため、詳しい業者に依頼するようにしましょう。

ガス工事|プロパンガスを選ばなくて良い

プロパンガスは、元々都市ガスがない場合や、都市ガスでは容量が増やせない場合を除き、積極的に選ぶ理由は少ないといえます。

プロパンガスは業者が自由に価格を設定することが可能です。そのため、プロパンガスの利用料金は都市ガスの1.5~2倍ほど高くなることもあります。ただし、最初の工事代金が安く、中には無料で工事をやってくれる業者も存在します。

プロパンガスを使用したいと考えている場合は、何社か相見積もりを取って検討するのがおすすめです。

水道工事|保健所の指定を確認する

水道工事を始める前に、管轄の地方自治体や保健所に、地域独自の指定がないかを確認しておきましょう。

美容室やサロンの場合、基本的に保健所の指定などはありません。しかし、地方自治体によっては「手洗い場を別途設けること」などの指定がある場合もあります。

水道工事を行う際、事前に確認を行わないと、基準を満たせずに後から手直しが必要になる恐れがあります。

空調工事|業務用エアコンを選ぶ

空調工事の際は、店舗の坪数よりも1回り馬力が上の業務用エアコンを選びましょう。

初期費用を抑えようとして家庭用エアコンを選ぶと、ドライヤーなどの熱源が多い美容室では夏場に蒸し風呂状態となり、お客様に不快感を与えてしまいます。家庭用エアコンを数台設置するよりも、業務用エアコンを1台導入した方が安くなる場合もあります。

業務用エアコンは、冷え性のお客様にも配慮できる「センサー付き」の機種を導入するのがおすすめです。エアコンから出る風と一緒にほこりが排出されないよう、自動フィルターお掃除機能が付いている機種も検討すると良いでしょう。

排気工事|大掛かりなダクト工事は不要

美容室やサロンは飲食店のように強い臭いや煙が出ないため、消臭装置の設置や屋上までダクトを伸ばすような大掛かりな工事は基本的に必要ありません

壁からの排気や、店内およびトイレの換気扇を整える程度のシンプルな工事で十分に対応可能です。

同業種の居抜き物件であれば、既存のダクトを清掃するだけで済むため、ダクト工事費用を大きく抑えることができます。

美容室・サロンで行う設備工事の流れ

美容室・サロンで行う設備工事はどう進める?流れを解説

設備工事を失敗なく進めるためには、事前の計画と業者との連携が欠かせません。工事の基本的な流れは、以下の通りです。

  1. コンセプトと設備予算の決定
  2. 複数の業者の相見積もり
  3. 現地調査と打ち合わせ
  4. 契約および設備工事の着工
  5. 保健所への確認と引き渡し

ここでは、それぞれの工程ごとに押さえておくべき点をいくつか紹介します。

1. コンセプトと設備予算の決定

まずは、美容室・サロンのコンセプトと、設備投資の予算を明確にします。コンセプトがあやふやなままだと、設備選びや内装デザインに一貫性がなくなり、顧客に魅力を伝えにくくなります。

予算を決める際は必須設備と追加設備を区別し、優先順位を付けて無計画な出費を防ぐことが大切です。

高額な機器を導入して予算をオーバーしそうな場合は、リースや分割払いなどの資金調達方法も検討すると良いでしょう。

2. 複数の業者の相見積もり

予算とコンセプトが固まったら、工事を依頼する業者を探します。

最初から1社に絞るのではなく、複数の業者から相見積もりを取るようにしましょう。

複数の提案や見積もりを比較することで、適正価格を把握しやすくなり、自店舗のコンセプトに合った提案をしてくれる業者を見つけられます。

3. 現地調査と打ち合わせ

業者を絞り込んだら、現地調査を依頼して実際の物件状況を確認してもらいます。

特に美容室の設備工事はデリケートで難しいため、想定外の事態を防ぐためにも業者との事前の入念な打ち合わせが不可欠です。

電気工事や空調工事については、将来的な設備の拡充も見据えてしっかりと話し合いましょう。

4. 契約および設備工事の着工

見積もり内容やプランに納得できたら業者と契約を結び、設備工事の着工へと進みます。

工事が始まってから後追いで電気容量を増やすなどの追加工事を行うと、余計な費用がかかり営業にも影響します。また、お客様にも迷惑をかけかねません。

そのため、着工前に全ての仕様を確定させておくことが重要です。

5. 保健所への確認と引き渡し

設備工事を終えて引き渡しを受ける際は、各種設備が想定通りに稼働するかチェックします。

また、水道設備などで地方自治体や保健所の指定がある場合は、基準を満たしているか確実に確認しましょう。

事前の準備と確認を徹底することで、スムーズなオープンを迎えられるように準備を整えてください。

まとめ|設備工事のポイントを押さえて理想の美容室・サロンを作ろう

本記事では、美容室やサロンの開業に必要な設備工事の費用相場や注意点、進め方の流れについて解説しました。

美容室の設備工事は電気・ガス・水道・空調・排気の5種類があり、適切に対応しなければ開業後に大きなトラブルを招きかねません。

余計な追加費用やお客様への不快感を防ぐためにも、まずは店舗のコンセプトと予算を明確にすることが重要です。その上で、電気容量や保健所の基準などをしっかりと確認し、美容室の施工実績が豊富な専門業者と入念な打ち合わせを行いながら計画的に進めましょう。

店舗内装工事の無料見積もり

24時間365日受付|いつでも見積もりを申し込めます
<完全無料・全国対応>

  • 飲食店・美容室・クリニック・オフィスの実績多数
  • 現地調査・見積もり・プラン提案まで完全無料
  • 最大3社~5社の見積もり・提案を比較できます
  • あなたの近くの業者が見積もり(現地調査も無料)
  • ご紹介した業者に決めても手数料は不要です

店舗内装工事の見積もり比較

手数料ゼロ/しつこい営業は一切なし

最新の見積もり依頼

初めてのお客様もご安心いただけますように、当サイトの「無料見積もり申込」の状況をご覧いただけます。(更新日時:2026年8月18日 19時16分)

  • 見積もり依頼一覧
  • 2026年8月18日 東京都新宿区 バー
  • 2026年8月18日 東京都大田区 バー
  • 2026年8月18日 愛知県名古屋市 整骨院
  • 2026年8月18日 東京都中央区 ホワイトニング歯科
  • 2026年8月18日 東京都中野区 ケーキ屋
  • 2026年8月18日 東京都品川区 ライブハウス
  • 2026年8月17日 東京都渋谷区 サロン
  • 2026年8月16日 東京都豊島区 ホストクラブ
  • 2026年8月16日 大阪府大阪市 ラーメン屋
  • 2026年8月15日 京都府京都市 美容室
デザイン事例・見積もり事例・お客様の声(タップで開閉)

最新の見積もり依頼

  • 見積もり依頼一覧
  • 2026年8月18日 東京都新宿区 バー
  • 2026年8月18日 東京都大田区 バー
  • 2026年8月18日 愛知県名古屋市 整骨院
  • 2026年8月18日 東京都中央区 ホワイトニング歯科
  • 2026年8月18日 東京都中野区 ケーキ屋
  • 2026年8月18日 東京都品川区 ライブハウス
  • 2026年8月17日 東京都渋谷区 サロン
  • 2026年8月16日 東京都豊島区 ホストクラブ
  • 2026年8月16日 大阪府大阪市 ラーメン屋
  • 2026年8月15日 京都府京都市 美容室

担当者:野村

担当者:野村