飲食店の保健所検査とは?5つのチェック項目を紹介

飲食店の保健所検査とは?5つのチェック項目を紹介

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飲食店を開業する際、「保健所の検査は必ず受けなければならないのか?」「費用は発生するものなのか?」と疑問に思う方もいるでしょう。

結論から言うと、どのような業態の飲食店であっても、開業前に保健所の検査を受けて合格する義務があります。

この記事では、保健所検査の基本事項や費用(手数料)、見られるチェック項目、受検時の注意点について解説します。検査基準を正しく理解し、スムーズに営業許可を取得して開業準備を進めましょう。

当サイトは、2010年から数多くの飲食店を工事しており、類似サイト以上に多くの知識と実績がありますので、ぜひ参考にしてください。

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infomake株式会社 代表取締役 野村晃正

著者

infomake株式会社 代表取締役
野村晃正

武蔵野美術大学の空間演出デザイン科を卒業後、2010年にinfomake株式会社を設立。2010年から当サイト
「店舗内装工事見積り比較.com」を運営し、現在まで数多くの店舗開業をサポートしている。

プロフィール

一級建築士 石橋優介様

監修者

一級建築士
石橋優介様

広島大学大学院を卒業後、個人設計事務所や大手組織設計事務所に勤務。独立して一級建築士事務所を開設し、
住宅、事務所、店舗、宿泊施設、教育施設などを中心に、全国で設計・監理を行う。執筆、監修、セミナー講師など幅広く活動。

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1級建築施工管理技士 山本悠太様

監修者

1級建築施工管理技士
山本悠太様

関西大学を卒業後、竹中工務店に入社。研修施設や高層マンションなどの大規模現場で施工管理を経験し、
躯体工事から仕上工事まで幅広い工事を担当。在籍中に1級建築施工管理技士を取得し、現在は加藤装飾株式会社で施工管理に従事。

プロフィール


飲食店開業時の保健所検査とは?

飲食店開業時の保健所検査とは?

まずは、飲食店開業時に受ける保健所検査で疑問に思いやすい項目について解説します。

  • 検査を受ける義務はある?
  • 費用はいくらかかる?
  • 検査に落ちるとどうなる?

検査を受ける義務はある?

結論として、どのような業態の飲食店でも、開業前には保健所検査を受ける義務があります。

お店が衛生的で安全な状態であるかを確認し、基準をクリアしなければ営業許可が取得できないためです。

初めて開業される方は、店舗の準備以上に役所への届出で困惑するケースが多く見られます。もし保健所の検査に落ちると営業許可が下りず、営業できないため、不合格だけは避けたいところです。

事前に検査の概要をしっかりと把握し、スムーズな開業を目指しましょう。

費用はいくらかかる?

営業許可の申請には手数料が発生し、おおよそ2万円と覚えておきましょう。ただし、正確な金額は各自治体によって異なるため、事前に管轄の保健所へ確認することが大切です。

また、申請にあたっては手数料だけでなく、必要な書類も併せて準備する必要があります。具体的には、営業許可申請書や施設の図面、食品衛生責任者の資格を証明するものなどを提出します。

あらかじめ必要なものを保健所で聞いておき、早めに用意しておくのがおすすめです。

検査に落ちるとどうなる?

もし保健所の検査に落ちてしまった場合、営業許可が下りず、予定通りに飲食店を開業できなくなります。基準を満たさなかった箇所を指摘されるため、改善したうえで再度確認検査を依頼しましょう。

検査では、保健所の担当者が実際に店舗を訪れて施設が衛生基準を満たしているかをチェックします。無事に合格すれば営業許可証が交付され、正式に営業を開始できます。

交付された営業許可証は、安全な店舗であることをお客様に証明するため、店内に掲示することが必要です。

飲食店の保健所検査のチェック項目

飲食店の保健所検査におけるチェック項目

保健所の検査では、主に店舗の衛生状態や食品の管理体制がチェックされます。具体的な項目は以下の通りです。

  1. 食品や飲料の保管・管理は適切か?
  2. 厨房設備や調理器具は清潔か?
  3. 従業員の衛生管理は徹底されているか?
  4. 客席やトイレの衛生状態は良好か?
  5. 安全対策や衛生教育は文書化されているか?

1. 食品や飲料の保管・管理は適切か?

保健所の検査では、食品や飲料の保管場所が清潔に保たれ、適切な温度管理ができているかがチェックされます。冷蔵庫や冷凍庫内では、食品の種類に応じた管理や保管がされているかが重要です。

また、期限切れの食材がないか、ラベリングが適切に行われているかなどもポイントです。

食品の衛生管理には、食品を取り扱う場所の清潔さが求められます。そのため、検査前には食材ごとの適切な管理ができているか一度確認しておきましょう。加えて、食材の下処理が衛生的に行われているか、加熱温度や時間が適切かどうかも検査の対象です。

飲食物の衛生管理では、飲料水が適切に提供されているかや食材の取り扱いも検査されます。たとえば、生肉や魚を扱うまな板や包丁は、他の食材と別に使用しなければなりません。

さらに、使用後は必ず洗浄・消毒を行っているかなども細かく見られます。ドリンク類に関しても、清潔な容器で保管し、氷やレモンスライスなどの付け合わせも衛生的に取り扱うことが重要です。

2. 厨房設備や調理器具は清潔か?

厨房の床や壁、天井から、調理台やシンクなどの調理器具に至るまで、清潔かどうかも確認されます。

さらに、害虫やネズミの侵入を防ぐ対策が施されているか、廃棄物やゴミの処理が適切に実施できているかも見られます。

内装の観点からは、厨房と客席が扉などでしっかり区切られているかどうかも重要です。

また、食品と食器を洗うシンクを分けて2槽以上にすることや、厨房に従業員用の手洗い場を付けることも求められます。排水や清掃がしやすい床の材質にすることもポイントになるでしょう。

一度食中毒を起こしてしまうと客足が遠のきがちなため、自店舗を守るためにも厨房全体の衛生管理を徹底し、安全で信頼できる飲食店運営を目指してください。

3. 従業員の衛生管理は徹底されているか?

従業員の手洗いが徹底されているか、清潔な制服や帽子を着用しているかもチェックされます。具体的には、清潔な制服やエプロンに加えて、帽子や手袋の着用ができているかどうかです。

食品を取り扱う以上、従業員自身の衛生状態は大変重要です。そのため、日頃から従業員の健康管理を適切に実施できているかも問われます。

従業員の体調不良時には、勤務を控えるなどの対策を日頃からきちんと実施しましょう。

また、営業開始に向けて衛生管理や接客マナー、安全対策を再確認することも大切です。全員が一貫したサービスを提供できるように準備しておくことで、より安全な店舗運営につながります。

4. 客席やトイレの衛生状態は良好か?

保健所の検査では、客席のテーブルや椅子が使用後に適切に清掃されているか、トイレが定期的に洗浄・消毒されているかも確認されます。トイレは、トイレットペーパーなどの備品が十分に補充されているかも見られるポイントです。

また、設備面ではトイレにお客様用の手洗い場がしっかりと設けられているかどうかもチェックされます。

保健所の検査をクリアするためには、厨房だけでなくお客様が直接利用するスペースの清潔さも欠かせません。営業開始前には、テーブルや椅子が清潔に保たれているかを改めて確認しておきましょう。

清潔な客席とトイレを維持することは、顧客満足度を高める効果があります。また、お店の印象を良くしてリピーターを増やす要因にもなるため、日々の清掃を徹底してください。

5. 安全対策や衛生教育は文書化されているか?

衛生教育や訓練の記録、食材の情報など、安全管理に関する事柄が文書としてまとめられているかもチェックされます。具体的には、従業員が食材の取り扱い方や調理器具の消毒方法などの知識を有しているかが問われます。

これらの安全と衛生管理に関する文書は、ただ作成するだけでは不十分です。定期的に見直しを行い、最新の情報や法令に基づいて更新することが重要です。

たとえば、新しい従業員が入社した際には、これらの文書を基に研修を行いましょう。定期的な研修を実施して衛生管理基準や法令を学ぶことで、全員が一貫した衛生管理と安全対策を実施できるようになります。

飲食店の衛生管理が強化されれば、保健所の検査にも自信を持って挑めるはずです。

飲食店が保健所検査を受ける際の注意点

飲食店が保健所検査を受ける際の注意点

最後に、飲食店が保健所の検査を受ける際に注意すべきポイントを詳しく解説します。

  1. 地域独自のルールや基準があるか確認する
  2. 従業員への衛生教育を実施する

1. 地域独自のルールや基準があるか確認する

飲食店が保健所の検査を受ける際には、自治体ごとに独自のルールが設定されている場合があります。日本全国で共通する衛生基準はありますが、自治体ごとに追加の規制や独自のルールが設定されているケースも少なくありません。

たとえば、厨房設備の配置や換気システムの設置、ゴミの処理方法などにおいて、地域によって細かな違いが存在します。これらの地域独自のルールを無視すると、検査に不合格になるリスクが高まります。

不合格になれば、結果として開業スケジュールに影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

保健所では、営業許可を取得するために必要な手続きや要件を詳しく説明してもらえます。設計段階などで事前に管轄の保健所へしっかりと相談し、調査と準備を整えることが重要です。

2. 従業員への衛生教育を実施する

先にも述べましたが、保健所の検査をクリアするためには、施設の状態だけでなく、従業員への徹底した衛生教育が欠かせません。

保健所の検査では、設備の清潔さだけでなく、従業員の衛生管理意識や知識も厳しくチェックされます。そのため、従業員全員に対して、基本的な衛生管理のルールを徹底的に教育し続けていくことが大切です。

具体的な教育内容は、正しい手洗いや消毒の方法、食材の適切な取り扱いや保存方法などが挙げられます。さらに、交差汚染を防ぐための対策なども指導することが必要です。

衛生教育の効果を高めるためには、定期的な研修を実施することが効果的です。店長が中心となって他の従業員に対して指導やフォローを行い、店舗全体の衛生レベルを向上させましょう。

まとめ|飲食店の保健所検査を理解してスムーズに開業しよう

本記事では、飲食店の保健所検査について解説しました。飲食店を開業する際、保健所の検査はどのような業態でも必須です。

検査をクリアして営業許可を取得するためには、食品や飲料の保管、厨房設備の清潔さ、従業員の衛生管理、客席やトイレの衛生状態、安全対策や衛生教育の文書化という5つのチェック項目を満たすことが重要です。地域独自のルールを事前に確認し、従業員への衛生教育を徹底してスムーズな開業を目指しましょう。

また、新たに飲食店をオープンする方やリニューアルを検討している方は、保健所の基準を満たす店舗をつくり、内装工事の費用を抑える工夫も必要です。

「店舗内装工事見積り比較.com」ではさまざまな飲食店の内装や見積もりを比較検討できます。

飲食店をオープンさせようと考えている方、飲食店のリニューアルを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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