・狭い間口と奥深い路地の空間を活かして、町家を改装し、ジュエリーとオリエンタルアートのサロンにしました。

・1Fはアジアンテイストな空間で、2Fはジャパネスクな空間にしています。

・明るい感じの店内に改装しました。

・黒で統一し、床材は光沢のある物を使用しました。

・コンセプトは、古い教会と家の融合。

・ファサードは、艶消しブラックのフロントサッシや鉄格子で引き締めています。既存のアンティークタイルが深みを増し、想像以上のファサードが完成しました。

・鉄格子は、黒革のフラットバーFL6-32で構成。結構な重量ですが、防犯とファサードのアクセントの両面で効果を発揮します。

・店内のライティングは狭角のスポットライト使用し、必要なところにだけ局部的に照射し、全体的な照度は床下の間接照明で演出しました。

・レジカウンターや祭壇が浮いているようにデザイン。祭壇のショーケースはダムウェダーを再利用。内部はステンレスですが、すべて木板で囲い、ガラスドアとミラーで連続させました。

・木板の連結にはホゾ加工を用い、さらに黒革のフラットバーをコーチボルトで固定して重厚感を出し、最後に角材でカンヌキを固定しています。

・真っ赤なガラスが印象的なファサードです。

・細長い店内の両サイドをうまく活用し、壁面什器・オーダー家具を設け、間接照明を仕込んで狭さをカバーしています。

・壁面一面にタイルを張り、お店のイメージカラーである赤を基調とした家具を取り付けて、可愛らしいイメージを作っています。

・壁面に取り付けてある赤い什器の内部には、LEDも仕込んであります。

・仕上げからインテリアまで「ホンモノ」にこだわり、一流のサービスを体感する空間を演出いたしました。

・テナントサインは、壁面にカルプ文字を貼付しました。

・レジカウンターは木製什器になっていて、木のぬくもりがとても素敵です。

・壁面什器は作り付けで、置き型の島什器は木目を生かしたデザインにしました。

・ニューメキシコ州サンタフェのダウンタウンをイメージした内装です。壁はアビード式をイメージしました。

※アド－ビ式とは、土と水とワラを混ぜ、太陽で乾燥させて作るレンガを積み重ねている、インディアン達の古くからの住居のことです。

・壁に掛けられた牛の骨や、インディアンラグマットが良い雰囲気です。インディアンとサボテンの人形も、良いアクセントになっています。