スポーツジムの工事費用と初期投資は?最適なデザインも解説!
目次
スポーツジムに最適なデザインは?
スポーツジムは他の業種と違い、ジムの方向性によって揃える機材が変わり、それに伴って内装デザインも変化します。
通ったことのあるスポーツジムに置いてあるからと、安易に機材を揃えるのは危険です。方向性をしっかり決めてから機材を揃え、それに合った内装デザインを施しましょう。
スポーツジムの方向性を決める
一口にスポーツジムといっても、扱うトレーニングメニューの内容は様々です。エアロビクスや水泳、マンツーマンで指導するパーソナルジムなど、いろいろなメニューがあります。
スポーツジムでは、トレーニング内容に応じた機材を揃える必要があります。しっかりと方向性を決めて、それに基づいて機材や内装の見積もりを行い、必要が無い経費はカットしていきましょう。
自分の開業資金に応じた広さと機材を知ることが、スポーツジム開業の第一歩です。何でも手広くやれば良いわけではなく、たとえ規模が小さくても、特化している方が利用しやすい場合もあるのです。
通いやすいスポーツジムの内装
通いやすいスポーツジムとは、清潔感があり、トレーナーがしっかりとアドバイスをくれるジムです。たとえ内装デザインがきれいでも、指導してくれる人がいないと混乱する方も多いのです。
スポーツジムとして、通いやすい場所を目指すのであれば、パーソナルジムがお勧めです。個人トレーナーを雇用し、お互いに意見交換を行っていけば、必要な機材も明確になっていきます。
スポーツを楽しむジムなのか、ダイエットも兼ねているジムなのか、明確に方向性を決めましょう。何でも手広くやろうとすれば、それだけ開業資金も増えてしまいます。
スポーツジムに必要な機材は?
最近のスポーツジムに、必ずといっていいほどある機材は、ウェイトトレーニングのマシーンです。
ベンチプレスやスクワットラック、スミスマシーンといった機材は、どこのスポーツジムでも配備しています。フリーウェイト系の機材も、1台はあると良いでしょう。
エアロビクスやスタジオ系のトレーニングも兼ねている場合、専用の大部屋も必要です。最低限必要な機材は確実に揃えて、その上で自分がこだわりたい機材を追加していきましょう。
スポーツジムの内装は、一見すると同じように見えてしまいますが、ジムによって内容はバラバラです。複数の内装業者に見積もりを取って、適正な価格で、イメージを形にしていきましょう。
スポーツジムの工事費用と初期投資
近年では、人気のスポーツジムやフィットネスクラブがたくさん存在しており、業界に参入したいと考える方も少なくありません。
しかし、安易にスポーツジムを開業するといっても、どの程度の資金を用意すれば良いのかご存知でしょうか?
スポーツジムの開業資金は高い
全て平均値からの計算ですが、スポーツジムは立地や内装も含めて、かなり多くの開業資金がかかる業種です。
できるだけ安く抑えたとしても、業界平均で開業資金は1,500万円程度は必要となります。これは都会や地方を問わない、全国的な平均値です。
上記の1,500万円という数字は、40坪で計算した場合の「機材のみ」の費用であり、内装工事の費用はまた別途かかります。
スポーツジムに必要な坪数は、平均では30坪から100坪程度です。スポーツジムですから、やはり坪数はある程度広く用意したいところです。
スポーツジムの内装工事の費用
上記と同じく、物件の広さを40坪で計算した場合、内装工事には最低でも800~1,200万円は必要です。スポーツジムの内装は、トレーニングルームのみであったり、プールを用意したりと様々です。
上記の800万円という数字は、40坪で、最低限の運動を行えるトレーニングルームとしての内装です。シャワーなどの設備も付ける場合は、最低でも1,200万円は必要になるでしょう。
エアロビクススタジオやホットヨガスタジオ、ランニングトラックやテニスコートなどを作る場合は、少なくとも1,500万円程度は見ておきたいところです。
プールを作る場合は、到底この金額の範囲では収まりませんので、業者に依頼して具体的に見積もりを出してもらうしかありません。
パーソナルジムであれば、内装工事費用を最低限に抑えることは可能です。自分の資金と目指す理想を比べて、どのスタイルが自分に合うか考えてみましょう。
・トレーニングルームのみ:800万円が目安
・トレーニング+シャワー:1,200万円
・トレーニング+スタジオ+シャワー:1,500万円
・上記に加えてプールも作る場合:要見積もり
・パーソナルジム:もっと狭くて安くできる
初期費用を安く抑える方法は?
今まで記載してきた情報は、ほとんどがスケルトン物件を基準とした内容です。しかし、居抜き物件を使うのであれば、初期費用や内装工事費用は劇的に減らせます。
居抜き物件とは、契約した物件の設備や内装をそのまま使用できる物件のことです。既存の設備や内装を使用できるため、元スポーツジムの居抜き物件を探せば、機材も流用できます。
居抜き物件の数は少ないですが、開業資金にあまり余裕がない方は、頑張って労力をかけて居抜き物件を探しましょう。無理をして自分の首を絞めないのも、開業のコツだと言えるでしょう。
スポーツジムの初期費用や内装工事費用は、飲食店やサロンより高くなる場合が多いです。しかし、まだまだ成長を続けている業界のため、売り上げが増える可能性も十分にあるでしょう。
スポーツジムの内装工事費用・事例
業種別の内装工事費用と坪単価、当サイトの加盟業者様が施工した事例は、以下のページをご覧ください。
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