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【とにかく安い】店舗内装費用を削減する5つのポイント|安すぎる場合の注意点
店舗の内装工事費用は、安いに越したことはありません。店舗を開業する時は、「できるだけ店舗の内装工事費用を削減して、資金に余裕を持たせたい」と思う方が多いのではないでしょうか?
この記事を最後までお読みいただくことで、店舗の内装工事費用を削減する5つの方法と安すぎる業者の注意点を学べます。
当サイトは、2010年から数多くの店舗を工事しており、類似サイト以上に多くの知識と実績があるので、ぜひ参考にしてください。
結論から言えば、物件と内装業者の選び方やDIYなど、5つのポイントを押さえることで、店舗の内装工事費用を削減できます。順番に見ていきましょう。
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店舗の内装工事をとにかく安くする5つの方法【激安】
まずは、店舗の内装工事をとにかく安くする5つの方法を詳しく解説します。
- 居抜き物件でスケルトン物件よりも安く抑える
- 店舗兼用住宅を検討する
- 相見積もりを必ず取得する
- DIYで内装工事費用を削減する
- 店舗内装の設備は中古品を活用する
最も大切なのは、相見積もりを取得することです。相見積もりを依頼すれば、内装工事の適正価格が知れるうえ、値段交渉にも利用できるかもしれません。
居抜き物件でスケルトン物件よりも安く抑える
店舗の内装工事費用を安くできるかどうかは、物件選びで決まると言っても過言ではありません。どちらが内装費用を抑えられるかは、比べるまでもなく明らかでしょう。答えは、もちろん居抜き物件です。
居抜き物件とは、前の店舗の設備や残置物がある物件を指します。スケルトン物件は、何もない四角いスペースを思い浮かべてもらえれば分かりやすいでしょう。
ラーメン屋の居抜き物件にラーメン屋を開業する場合、必要なレイアウトは既にあり、ガスや水道も工事が不要で、設備もおおよそ使用できるならば、大幅に工事費用を削減できます。
電気・ガス・水道・空調(業務用エアコン)・給排気(排気ダクト)が整っている居抜き物件を利用すると、内装工事費用を相場より大きく削減可能です。
飲食店の場合で、スケルトン物件と居抜き物件で比較すると、まとめると以下の表のようになります。
| 飲食店の場合 | ||
|---|---|---|
| 15~20坪 | スケルトン物件 | 居抜き物件 |
| 電気工事 | 80~100万円 | 20万円 |
| ガス工事 | 35~40万円 | 10万円前後 |
| 水道工事 | 60~120万円 | 10~15万円 |
| 空調工事 | 80~120万円 | 12万円 |
| 給排気工事 | 80~100万円 | 0円 |
| 設備工事一式 | 最低300万円 | 100万円以下 |
飲食店を例にして、以下でさらに詳しく見ていきましょう。美容室やクリニックでも、基本的な考え方は変わりませんので参考にしてください。
内装工事費用を削減できる居抜き物件の特徴
最も手っ取り早く、効果的にコストダウンする方法は、設備が残っている居抜き物件を改装することです。飲食店なら厨房やトイレ、美容室ならシャンプー台など、設備の位置を変更しなければ、内装工事費用は確実に安くなります。
居抜き物件を探すなら、同じ業態で探してください。逆に言えば、業態が変わると、居抜き物件を選んでも費用的なメリットは少なくなります。
ただし、居抜き物件を同じ業態で開業するのは、内装工事費用は削減できても、経営的なリスクを伴います。前の方が同じ居酒屋やっていて閉店するのは、居酒屋が難しい地域なのかもしれません。
その業態が難しい可能性もあるので、イタリアンから居酒屋など、業態は変えた方が無難です。厨房などの設備が使える飲食店の居抜き物件を探し、別の業態で開業するのがベストな方法です。
もし、デザインやレイアウトにこだわりがあるなら、解体費用が不要になるため、スケルトン物件から工事した方が内装工事費用は安くなります。内装デザインのイメージも固めやすいでしょう。
居抜き物件の仕様を効果的に変更する方法
自分のやりたいことを少しでも妥協できると、内装工事費用は安くなります。
クロスのグレードを一段階落とす、表面仕上げの素材を変更するなど、仕様変更でコストダウンが可能です。見積もりの段階で業者にお願いすれば、代替の素材や仕上げ方法を提案してくれます。
厨房だけ元のまま使用して、他の部分をきれいに工事しても良いでしょう。看板だけ変えても、前のテナントの雰囲気が残ってしまうので、内装や全体の色を大きく変更するのがおすすめです。
お客様が外から見て、店舗が変わったという印象を持ってもらう最良の方法は、色の変更です。上手に色を活用すると、思いがけないコストダウン効果が生じることを覚えておきましょう。
店舗兼用住宅を検討する
新築ならば、住宅の工事と一緒に店舗側の設備工事も行えば、工事費用を安く収められる可能性があります。後から改築する場合は、店舗の業種にもよりますが、新築時に行うより工事費用が高くなる場合が多いです。
カフェなどの設備工事があまり必要ない業種は工事費用が安くなりますが、設備工事が多く必要な業種だと高くなります。また、店舗と住宅部分の外観を差別化する必要があり、外装の工事にもお金がかかります。
店舗と住宅が一緒だと肉体的には楽ですが、住宅要素が高い作りだと、やめる時に店舗として借りてくれる人が減ります。そういう意味では、住宅と店舗部分は明確に分けておいた方が無難でしょう。
きちんと店舗として作っておけば、やめた後に貸すことも可能となり、ローンの残債をテナント料でカバーできるかもしれません。上にオーナーが住んでいるのを嫌がる人もいますが、逆に安心という人もいます。
相見積もりを必ず取得する
店舗の内装工事を安く抑えるためには、相見積もりを取得することが基本中の基本です。一社の見積もりだけで決定すると、相場より高額な価格で契約してしまう可能性があります。
相見積もりを取る際には、各業者に同じ条件で依頼することがポイントです。これにより、単純に価格だけでなく、各業者の得意分野や提案内容を比較できます。
また、価格だけを基準に選ぶのではなく、施工の品質やアフターサービスも考慮しましょう。
相見積もりは、価格交渉の際の基準としても活用できるため、内装工事を安く抑える上で欠かせないプロセスといえるでしょう。
DIYで内装工事費用を削減する
内装工事費用を削減したいのであれば、壁を塗るなど、自分でできそうなことは自分でやることです。業者さんに相談すれば、自分でできそうな部分についてアドバイスをもらえるでしょう。
ただし、中にはDIYでは解決できない工事もあります。下記の工事は、プロに任せるのが無難です。
- 電気・ガス・水道・空調・排気などの設備工事
- 飲食店の厨房機器の設置
- 美容室のシャンプー台の設置
- クリニックの医療機器の設置
また、工事やDIYに自信が無い場合もおすすめしません。自分でやっても仕上がりがいまいちであれば、結局は時間とお金の無駄ですし、センスが悪くて営業に悪影響を与える可能性があります。
DIYのポイントを押さえて、どれだけ費用を節約できるのかを見ていきましょう。
何をDIYできるかは自分の力量しだい
どの部分を自分でDIYできるかは、ご自身の力量次第です。その気になれば、店舗の内装すべてをDIYできます。
床・壁・天井など内装や机・椅子・インテリアなどの什器や備品、自分ができると自信を持てる範囲でDIYを行って、費用の節約に挑戦してみましょう。
ただし、難しいと思える作業には手を出さないことです。失敗を重ねて、お金も時間もかかってしまい、結局は最初からプロに任せた方が安かったという結果にもなりかねません。
危険な設備工事は絶対に避ける
設備工事もある程度は自分でできる場合もありますが、基本的にプロに任せましょう。なぜなら、電気・ガス・水道・空調・排気などの設備工事は、難しいだけでなく危険が伴うためです。
知識のない素人が作業した結果、作業中に事故が起きてしまう恐れもありますし、設置が不十分で開業後にとんでもない問題が生じる可能性もあります。
店舗の設備工事はプロに任せて、自分でDIYするのは、危険度の少ない内装工事のみに限定しましょう。
プロの作業は決して邪魔しない
危険のない範囲でDIYをすれば節約できますが、それでも気を付けておきたい点があります。それは、決してプロの作業を邪魔しないということです。
業者はプロの判断で、的確に作業を進めています。そこに節約したいからと横やりを入れたり、一緒に作業して邪魔をするようなことになれば、業者も気持ちよく仕事ができず、作業を投げ出されてしまう恐れもあります。
自分に技術がある上でのDIYであれば、そこに魅力を感じられるでしょう。しかし、むやみに挑戦しても業者と揉めることになりかねませんので、節約にこだわりすぎないようにしてください。
お互いに気持ちよく作業できて、素敵なお店を作ることを一番の目標としましょう。
店舗内装の設備は中古品を活用する
店舗の内装工事費用を抑える方法として、中古品設備の活用を考えましょう。新品の設備を揃えるとコストがかさみますが、中古品を利用することで、初期投資を大幅に削減できます。
中古品を選ぶ際には、信頼できる業者を通じて状態をきちんと確認するのが重要です。安価だからといって状態が悪いものを購入すると、修理費用がかかり、かえって高くつく場合があります。
特に開業時は予算に限りがあるケースが多いため、中古品を検討する場合は慎重すぎるくらいが丁度良いでしょう。
店舗内装工事の安い業者を選ぶ2つのポイント【探し方】
本章では、内装工事が安い業者を選ぶ際の2つのポイントを詳しく解説します。
- 一括見積もりサービスを利用する
- 見積もりの内容をチェックする
工事が始まってから、他の業者より高かったことに気付いても手遅れです。
安くて満足のいく工事をしてくれる業者を選ぶために、見積もりや提案を比較して業者を選ぶポイントを見てみましょう。
一括見積もりサービスを利用する
個別の会社に見積もりを依頼する方法は、あまり有効ではありません。インターネット上で内装工事の見積もりを一括して依頼できるサービスがありますので、そちらを利用するのがおすすめです。
一括見積もりサービスの場合は、業者間でおのずと競争が行われ、他社よりもできるだけ安く、より良い提案をしようと競争原理が働きます。
そのため、適正な金額の見積もりを出してくれる業者を見つけやすく、内装工事費用を削減するために有効です。
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見積もりの内容をチェックする
内装業者を選ぶ際は、業者によって見積もり金額に大きな開きが出る場合もあります。安い見積もりの方を選択しがちですが、金額だけでなく、作業員数・工事日程・廃棄物処理についてもチェックしておきましょう。
まず作業員数についてですが、見積もりが安い場合は、作業員数を削られている可能性があります。人件費が少なければ工事費用の圧縮に繋がりますが、工事の安全性が損なわれてしまう恐れがあるため、十分に注意しましょう。
続いて工事日程についてですが、工事期間が短いほど早く開業できるメリットがあります。ただし、工事日程や工事日数に無理がないかは、事前にしっかり確認しておきましょう。
無理な工事日程が組まれているケースもあり、無理に工事を進めれば、近隣の方に迷惑を掛けることになりかねません。結果として、お店のオープンが遅れることにも繋がります。
さらに廃棄物処理については、万が一後で業者の不法投棄などが発覚した際は、こちらにも責任が及ぶ可能性があります。廃棄物処理が省かれて安くなっていないか、見積もり項目を確認してください。
店舗内装工事の費用が安すぎる場合の3つの注意点
最後に、店舗の内装工事費用が安すぎる場合の注意点を解説します。
- 価格が極端に安すぎると完璧な仕上がりは難しい
- 知り合いや友人に安く頼むと指摘しづらい
- お金をかけるべきポイントは理解しておく
それでは、詳しく見ていきましょう。
価格が極端に安すぎると完璧な仕上がりは難しい
店舗内装工事で費用が極端に安い場合は、仕上がりのクオリティがあまりにもずさんな場合があります。工事費用が安い背景には、低コストの材料や、熟練度の低い作業員が起用されている可能性があるためです。
壁や床材などの品質が低い場合は、見た目だけでなく耐久性にも影響し、早期の修繕が必要になるケースも考えられます。
価格が極端に安すぎる場合は、その理由を事前に確認し、仕上がりやアフターサポートについて十分な説明を受けることが大切です。安心して店舗を運営できる内装を実現することが、成功への鍵になります。
知り合いや友人に安く頼むと指摘しづらい
店舗内装工事を知り合いや友人に安く頼むと、工事の内容に不満があっても指摘しづらくなってしまうでしょう。
特に、仕上がりがイメージと違ったり、工事にミスがあった場合でも、関係性を気にして意見を伝えにくくなることが少なくありません。こうした問題は、後から修正を依頼する際にも遠慮が生じ、結果的に別の業者へ依頼し、費用が高くなる恐れがあります。
こうしたトラブルを避けるためには、たとえ知り合いに頼む場合でも、事前にしっかりと見積もりや工事内容を確認し、契約内容を明確にしておくことが大切です。
適切な距離感でプロフェッショナルな関係を築くことが、後悔しない内装工事を実現する近道です。
お金をかけるべきポイントは理解しておく
店舗内装工事では、すべての項目でコストを削減してしまうと、店舗の機能性や集客力に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、店舗の第一印象を左右する外装部分には、適切な費用を割くべきです。
また、照明や家具などのデザイン性が高い部分は、店舗のブランドイメージを形成する重要な要素です。これらに投資することで、顧客の印象に残る空間作りが可能になります。
そのため、事前に必要な費用項目をリストアップし、優先順位をつけましょう。適切なポイントにお金をかけることで、コストを抑えながらも質の高い店舗内装を実現できます。
まとめ|安い店舗内装工事は相見積もりで実現
ここまで、店舗を開業する際に居抜き物件を探すポイント、自分でDIYするポイント、内装業者を選ぶポイントについて解説してきました。
こちらの記事で、店舗の内装工事費用を削減するポイントを学べたと思います。こちらの情報を参考にして、理想のお店が完成することを願っています。
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店舗内装工事の費用は、業種・坪数・設備内容・物件状態によって大きく変わります。
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店舗の解体工事では原状回復(現状回復)すべき?金額を抑える方法とは?
目次
「店舗解体では、必ず原状回復をしないといけないのかな?」
「原状回復や解体工事にかかる費用は?」
閉業にあたって、どこまで店舗解体をすればいいのか悩みますよね。店舗を閉店する際には、できるだけお金をかけたくないでしょう。
本記事では、店舗の解体工事の内容や、解体工事にかかる費用などを解説します。トラブルなく退店し、できるだけ費用を抑えるために、本記事の内容を抑えておきましょう。
当サイトは、2010年から数多くの店舗の原状回復工事を行っており、類似サイト以上に多くの知識と実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
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店舗解体工事の3種類を紹介
店舗の閉店時に行う解体工事には、以下の3種類があります。
- 原状回復(現状回復)
- 内装解体
- スケルトン解体
それぞれの工事内容を詳しくみていきましょう。
原状回復(現状回復)
原状回復は、契約した時点の状態に戻す工事内容です。一般に契約書では、店舗解体の際には、原状回復をするよう規定されています。
賃貸契約後に設置したものは、基本的にすべて撤去する必要があります。たとえば、元々厨房機器が店内に残っていた場合には、撤去する必要はありません。
内装解体
内装解体は、壁や天井などの主要部分を除いた、内装部分のみを解体する工事です。
解体する範囲は、管理会社や所有者に確認しておきましょう。次に物件を使用する人が決まっている場合には、使用する設備を残しておいてもよい可能性があります。
スケルトン解体
スケルトン解体は、柱・梁・床などの建物の骨組みだけを残して、他はすべて解体する工事です。
内装解体では残される壁や配管も、スケルトン解体ではすべて解体されます。解体する範囲が大きいため、工事費用は高額になりやすいといえます。
店舗を閉店する際の原状回復とは?
店舗の原状回復とは、退去する際に、物件の内装や設備を契約書の内容に沿って戻す工事内容です。
以下の2つの場合において、原状回復が必要かどうか解説します。
- 新装で開業した場合
- 居抜き物件で開業した場合
原状回復の注意点を含めて、ここから説明します。
新装で開業した場合
新装で開業した場合は、不動産屋や大家さんとの契約内容に沿って原状回復を行いましょう。
元々あった壁を壊しているなど、最初の状態と著しく違う場合は、原状回復を求められる可能性が高くなります。新装で開業した場合、原状回復することが多いのですが、次に入るテナントに造作譲渡するケースもあります。
※造作譲渡:造作した内装や設備を次の入居者に買い取ってもらうこと
居抜き物件で開業した場合
入店時に居抜き物件で借りた場合は原状回復ができないため、造作譲渡をするか、そのまま置いていくかのどちらかになります。
次の入居者が内装や設備を残してほしいというケースも多く、居抜き物件として明け渡せば、造作譲渡によって費用が戻ってくる可能性もあります。事前に不動産屋と、次の入居者の要望に関して、相談しておきましょう。
また、入居時の契約では原状回復することになっていても、店舗専門の不動産屋だと物件を買い取ってくれる場合もあります。原状回復が必要ないケースもあるため、物件買い取りの可否など不動産屋に細かく確認しましょう。
住宅用賃貸と事業用賃貸の違いは?
住宅用でも事業用でも、賃貸物件を退去する際は、借りた時の状態に戻す原状復帰を行う義務があります。
- 原状回復の工事費用の違い
- 原状回復の工事内容の違い
- 明け渡し期間の違い
上記3つの内容から、住宅用賃貸と事業用賃貸の違いをみていきましょう。
原状回復の工事費用の違い
住宅用賃貸と事業用賃貸の原状回復では、、工事費用が大きく異なります。住宅の原状回復の工事費用は、国が定めたガイドラインに基づいて算出されます。
ガイドラインでは「通常の居住により発生する物」「建物の構造により発生する物」「次の入居者確保のために行う物」は賃貸人(貸主・大家さん)負担とされています。賃借人(借主・入居者)には、これらの費用負担が求められることはありません。
一方、店舗や事務所等は、一部を除きガイドラインは適用されないため、原状回復にかかる工事費用は全て賃借人(借主・入居者)の負担になります。
原状回復の工事内容の違い
住宅用賃貸と事業用賃貸では、工事の内容にも異なる点があります。
住宅の場合は、クロスの張り替えやハウスクリーニングなどを始めとして、簡易的なリフォーム工事がほとんどです。一方、店舗や事務所等では、内装解体工事やスケルトン工事などを行います。
内装解体工事やスケルトン工事は、大規模な工事となるため、高額になりやすいでしょう。
明け渡し期間の違い
住宅用賃貸と事業用賃貸の原状回復では、明け渡し期間が異なります。
住宅の場合は、契約期間が終了するまでに引っ越して部屋を明け渡し、契約期間が終わった後に、物件オーナーが原状回復の工事を行います。
事務所や店舗等の場合は、賃借人(借主・入居者)が原状回復の工事を行う必要があり、契約期間が終了するまでに、原状回復してから明け渡さなければなりません。
原状回復の工事期間を想定しておかないと、契約期間の終了日に間に合わない場合があります。余裕を持ってスケジュールを組むようにしましょう。
原状回復や解体工事にかかる費用
借りている店舗から退去する際は、原状回復を行うのが一般的です。
解体工事の費用は、厳しい状況で退店する場合でも、必ず負担しなければなりません。ここから、解体工事の費用に関して説明します。
原状回復工事に相場はない
建物の坪数や工事条件によって変動するため、原状回復工事の費用相場は算出できません。
入店時の状態がスケルトン物件だったか、居抜き物件だったかによっても、解体工事の費用が大きく変動します。ただし、居抜き物件であれば、基本的に原状回復費用はそれほどかかりません。
また、居抜き物件で開業した場合でも、スケルトンの状態に戻すように指定される場合があります。この場合、原状回復費用が高額になるため注意しましょう。
工事費用の目安
店舗の原状回復や解体工事の相場は、1㎡や1坪あたりで算出されます。一般的な店舗の原状回復費用の相場は、以下の通りです。
【店舗の原状回復費用の相場】
- 30坪未満の店舗:4~6万円(1坪あたり)
- 30坪以上の店舗:3~5万円(1坪あたり)
上記はあくまで目安の金額であるため、必ず業者から見積もりを取りましょう。原状回復工事は、実際に現地を見なければ、正確な見積もりは出せません。
インターネットで探せば、無料で現地調査や見積もりを行ってくれる業者も多いため、活用しましょう。店舗の原状回復工事費用の相場や、原状回復工事の注意点は、以下のページで詳しく解説しているため参考にしてください。
原状回復工事は義務である
店舗物件が賃貸借契約の場合、基本的に契約書で原状回復の義務が課せられています。契約書の内容をしっかりと確認し、借主と貸主の間でトラブルが起きないような退去を心がけましょう。
原状回復費用は、地域や立地によって価格が変動します。適正な見積もり金額を知るため、複数の業者に見積もりを取りましょう。
解体工事の費用を安くする方法
以下の5点をおさえると、解体工事の費用を安くできます。
- 不動産屋の書類を確認する
- 指定工事業者を変更する
- 次に入るテナントを探す
- 不用品は自分で処分する
- 相見積もりをとる
それぞれ詳しくみていきましょう。
不動産屋の書類を確認する
入居時に、不動産屋から受け取った書類のなかに賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書があるかを確認しましょう。たとえば、東京都で一般住宅を借りた場合には、賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書についての説明が行われ、書面が交付されることがあります。
これは原状回復について細かくルールが定められたものです。
基本的にこの書面は一般住宅向けのものですが、事業向けと一般向けの双方の物件を取り扱う不動産屋の場合は、事業用の物件でも交付されることがあります。
また、書面の内容を読み込んで不動産屋と交渉を行なえば、原状回復工事の費用を安くできる可能性があります。
指定工事業者を変更する
指定工事業者の変更も、原状回復工事の費用を安くする方法として有効です。
物件を契約する際に取り交わす賃貸契約書には、「指定する工事業者」に依頼する旨を規定されているケースがあります。
不動産屋が業者を指定するための条文になり、料金が安い業者を選べないため、大きなデメリットとなります。しかし、こうした契約内容を必ずしも受け入れる必要はありません。
不動産屋によっては業者の変更を拒否することもありますが、業者の提案をしてみる価値はあります。また、他社の見積もりから不要な工事が浮かび上がることがあるため、指定業者の工事内容から不要分を減らすことも可能です。
ただし、商業施設やデパート、ショッピングモール内の店舗は、契約条件が厳しく、指定工事業者を変更することはほぼ不可能です。この場合、指定工事業者と金額や工事内容を相談し、安くなるように交渉するしかないでしょう。
【指定工事業者がある場合】
- 一般の店舗:相見積もりを取って変更を交渉
- 商業施設・デパート・モール:ほぼ変更不可能
次に入るテナントを探す
次に入るテナントを自力で見つけると、原状回復工事の費用を安くできます。物件オーナーの許可を得たうえで探しましょう。
次のテナントが内装や設備を引き継いでくれるのであれば、原状回復工事の規模が縮小できるケースもあります。原状回復工事費用の大幅な削減ができます。可能であれば検討してみてください。
また、最近は居抜きで店舗を買い取ってくれるサービスもあるため、「居抜き 店舗 売却」や「居抜き 店舗 買取」などで検索して買い手を探すのもよいでしょう。
不用品は自分で処分する
備品などの不用品が残っていると、解体工事の際に処分する費用が加算されます。事前に自分で処分しておいた方が安く済みます。
状態のよいものは、リサイクルショップで買取を依頼するとよいでしょう。
相見積もりをとる
相見積もりをとると、必要な解体工事の相場がわかります。相見積もりとは、同じ条件で複数の業者に見積もりを依頼することです。
金額を比較すると、極端に高額な費用が求められる業者を避けられます。自分で相見積もりをとるなら、業者を探したり、業者ごとに何度も条件を伝えたりと労力がかかるでしょう。
「店舗内装工事見積り比較.com」では、一度条件を入力するだけで、複数の業者に見積もりの依頼をかけられます。以下のリンクから、相見積もりの依頼が可能です。ぜひご利用ください。
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店舗解体で追加費用が発生するケース5選
以下の5つのケースでは、店舗解体で追加費用が発生する可能性があります。
- 重機が入りにくい立地にある
- 内装にアスベストが使用されている
- 配管が複雑な構造になっている
- 2階以上でエレベーターがない
- 多くの不用品が残っている
それぞれ詳しくみていきましょう。
重機が入りにくい立地にある
解体工事に必要な重機が入りにくい場合には作業がしにくいため、費用が高くなります。重機が入らない立地の場合、手作業で解体工事を行わなければなりません。
作業効率が圧倒的に下がるため、費用が高額になる可能性があります。
内装にアスベストが使用されている
健康被害に影響があるとされるアスベストが使用されている場合には、追加で特殊な除去作業が必要です。
現在では、アスベストは使用が禁止されているため、新しい建物には使われていません。2006年に完全に規制されており、それ以前に着工された建物には、アスベストが使われている可能性が高いでしょう。
アスベストが見つかると、100万円以上の追加費用が発生する場合があります。
配管が複雑な構造になっている
配管が複雑だと、解体工事に時間がかかるため、費用が高くなる可能性があります。通常の工事に比べて、多くの工程が必要となった場合には、追加費用が発生するケースがあるのです。
業者と密に連絡をとって、追加費用が発生する可能性がないか確認しましょう。
2階以上でエレベーターがない
2階以上でエレベーターがないと行き来が大変であることから、費用が高くなる可能性があります。解体工事では、機材を持ち込んだり廃材を持ち出したりして、何度も建物の中と外を行き来しなければなりません。
階段で上り下りしていては、作業時間がかかり、人件費が必要となる場合があるでしょう。
多くの不用品が残っている
不用品が残っていると、処分費用が余計にかかります。解体業者に処分してもらうより、事前に自分で処分しておいた方が費用を抑えられます。
不要になった備品は、少しずつ処分しておくとよいでしょう。
まとめ|店舗の解体工事の費用を事前に確認しておこう
物件から退去する際には、基本的に原状回復工事が必要です。退去時に必要な解体工事の内容は、契約書に記載されているため、確認しておきましょう。
解体工事の種類や内容によって、費用が異なります。立地や条件によっては、追加で費用が発生する恐れがあるため、注意しましょう。解体工事の際には、相見積もりをとって、適正価格で依頼できる業者を選びましょう。
複数業者から見積もりをとるなら「店舗内装工事見積り比較.com」が便利です。工事の内容を入力するだけで、複数業者からの見積もりを取得できます。
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開業の挨拶回りは必要!挨拶回りのコツと店舗完成後のチェックポイント4選
目次
「開業する際に挨拶回りは必要か?」「挨拶回りのやり方やタイミングが知りたい」など気になる方も多いと思います。
開業する際に挨拶回りを行えば、店舗の認知拡大につながるほか、情報交換にもつながるため、開業するうえで挨拶回りは必須です。本記事では、挨拶回りの必要性やメリット、行うコツなどを解説します。
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開業の挨拶回りが必要な理由とは?
開業する際に挨拶回りを行えば、近隣の方へのイメージアップにつながるほか、情報共有もできるため、非常に重要な行為です。
事前に挨拶を行うことで、実店舗特有のトラブルである悪臭や騒音などの問題に対して理解されやすくなるため、近隣の方々からの印象も変わってきます。
挨拶回りは電話やメールのみでも問題ありませんが、できれば対面での訪問がおすすめです。事前に電話やメールで直接訪問する旨を連絡したうえで、挨拶しにいくのがよいでしょう。
開業の挨拶回りをするメリット3選
開業の挨拶回りをするメリットは以下の3つです。
- 店舗を認知してもらえる
- トラブルが発生した際の印象に差が出る
- コミュニケーションをとることで情報交換ができる
それぞれ詳しく説明します。
店舗を認知してもらえる
挨拶回りを行うことで、自店舗の認知につながります。挨拶をかねて、開業の告知が行えるため、認知および集客効果が期待できるでしょう。
また、挨拶する際はより認知してもらいやすいよう、名刺やチラシを持参するのがおすすめです。挨拶回りのタイミングは宣伝のタイミングととらえ、開業の告知を行うとよいでしょう。
トラブルが発生した際の印象に差が出る
トラブルが発生した際の印象に差が出る点も挨拶回りを行うメリットです。飲食店を開業する場合、懸念点として挙げられるのが近隣からの苦情といえます。
駐車場トラブルや騒音、悪臭など店舗経営では苦情を引き起こしてしまう要因は多くあります。挨拶回りを行っていれば、近隣の方々に迷惑をかけた場合でも印象が異なってくるため、店舗経営を円滑に行う点でも挨拶回りは大切です。
コミュニケーションをとることで情報交換ができる
挨拶回りをきっかけに情報交換できる点もメリットといえます。近隣の情報やお客様の属性など、生でしか聞けない情報を得られるでしょう。
また、挨拶回りは近隣のオーナーと情報交換する機会でもあります。同業者はもちろん、他業種のオーナーとコミュニケーションをとれる可能性が高いため、業界情報や経営に関するアドバイスなども貰えるかもしれません。
情報交換ができるほか、小さな困りごとを相談する相手も見つかるかもしれないため、挨拶回りは必ず実施するようにしましょう。
店舗開業前に行う挨拶回りの4つのコツ
引越しや新築の住居を構えた場合と同じく、新しく店舗を開業した場合も、近隣への挨拶回りは非常に重要です。店舗経営は客商売で、お客様を待つビジネスである以上なおさらです。
- 同業者にも挨拶をしておく
- 挨拶回りの際は手土産も渡す
- 融資を受けた銀行にも挨拶する
- 挨拶回りの適切なタイミングを把握しておく
開業前に挨拶回りのポイントを押さえたうえで、挨拶回りを行いましょう。
同業者にも挨拶をしておく
同業者はライバルであり、なぜ同業者にも挨拶するのか?と疑問に感じる方もいらっしゃると思います。しかしこれはマナーであり、挨拶に行かないということは、挑戦状を叩きつけているのと同じです。
もちろん同業者とは売り上げを競うため、結果的には同じかもしれませんが、相手の心象は大きく違います。不在の場合は、改めて挨拶に伺うことを記した手紙を渡し、工事予定の期間も伝えておきましょう。
同業者が近隣に住む住民である場合も多く、もし飲食店等を開業する際に挨拶をしなかった場合は、近隣のお客様への悪い評判につながる可能性もあります。
挨拶回りの際は手土産も渡す
特別な物を用意しなければいけないわけではなく、タオルや洗剤、受け取りやすいお菓子を持っていきましょう。渡す際にはそのまま渡すのはNGであり、ご挨拶と記されたのしを付けて渡すのが基本です。
手土産の一般的な相場は500円から1,500円といわれているため、1000円前後で失礼の無い物を選ぶのがおすすめです。
このような細かいコミュニケーションが、店舗の集客につながる場合も少なくありません。よい口コミにつながる場合もあれば、悪い噂を流されるケースもあるため、失礼の無いようにしっかりと挨拶回りをしておきましょう。
融資を受けた銀行にも挨拶する
銀行融資を受けて開業した場合は、融資を受けた銀行に挨拶するのも大切です。
経営する店舗にもよりますが、飲食関係の店舗である場合は、念のため交番にも挨拶しておきましょう。お酒を飲んだお客様が暴れたり、ケンカに発展したりするだけでなく、無銭飲食というケースも考えられます。
挨拶したからといって特別待遇してもらえるわけではありませんが、警察官がお客様として来店される場合もあります。宣伝活動の一環くらいの気持ちで、こうした場所への挨拶回りも行った方がよいでしょう。
挨拶回りはマナーであり、相手によって行う行わないを決めるのはマナー違反です。どこから何が返ってくるか分からないので、お世話になった方、これからお世話になる方にはしっかりと挨拶回りをしておきましょう。
挨拶回りの適切なタイミングを把握しておく
挨拶回りの適切なタイミングを把握しておく点も抑える必要があります。
飲食店の場合、挨拶回りのベストタイミングは開業1週間前です。開業前の準備で忙しい場合は、開業後すぐに行くのでも問題ありません。
挨拶回りでの印象が今後の店舗経営にも関わってきます。できる限り面直で挨拶するとともに、丁寧な対応を心がけましょう。
挨拶回りの際に持っていくよい手土産・粗品
挨拶回りをする際に持っていくとよい手土産や粗品は、以下の通りです。
- 日持ちするお菓子
- タオル・洗剤などの日用品
挨拶回りの際に何を持っていけばよいかわからない方は、ぜひ参考にしてください。
日持ちするお菓子
挨拶回りする際は、日持ちするお菓子をもっていくのがおすすめです。高額なものを用意する必要はありません。1000円前後で日持ちするものを選ぶのがよいでしょう。
逆に、日持ちしないものや高額すぎるものは、かえって迷惑になり、気を遣わせてしまう可能性があるため、避けるのが無難です。
タオル・洗剤などの日用品
食べ物以外でおすすめなのが、タオルや洗剤などの日用品です。お菓子同様、金額は1000円前後で問題ありません。
手軽で使い勝手がよいものがいいため、タオルや洗剤のほか、ラップやゴミ袋などもおすすめです。選ぶ際は、相手に不快感を与えないよう、地域や属性にあわせてものを選ぶとよいでしょう。
店舗完成後の4つのチェックポイント
店舗の内装工事が終わった後は、一刻も早く開業したい所ですが、その前に工事の状況について、自分で確認すべきチェックポイントがあります。
完成検査と引き渡し時にわけて説明していくので、ぜひ参考にしてください。
完成検査のチェックポイント
まず、店舗の内装工事が完了した後は、完成検査のチェックから行ないます。完成検査は施主が一人で見て回るのではなく、工事責任者が同伴する形となります。
現場で工事内容の説明を受けるとともに、施主が希望した通りの工事が行われているかどうかや、問題が生じてないかについて細かくチェックしましょう。
この時に確認すべきポイントとしては、完成予定図との比較、開閉部等の動作確認、建材の確認、機器の電源が入るかの確認など、主に4つの点が挙げられます。
完成予定図やパース図と比較して、希望した通りの工事が全て完了しているかを見て回る。
新たに設置したドアや窓、クローゼットなどを含む稼動部分が開閉できるかを確認する。
床材やクロスなどに指定した建材が使われているかを確認し、仕上がり具合を確認する。
新たに設置した設備などを全て稼動させ、電源が入るか、動作するかを確認する。工事中だけでなく、全てが完了した段階で改めて業者と共に確認する。
もし完成検査で何かしらの不具合があった場合には、その場で業者側に確認してもらい、どのように改善するかを聞いて、やり方や日数などを決めておきます。
引き渡し時のチェックポイント
続いて、引き渡し時のチェックは、上記の完成検査で問題が発覚した場所について改善されているか、業者から物件を引き渡される前に行う確認のことです。
まずは前回のチェックで発見された問題箇所を業者と共に見て回り、状況の確認を行います。たいてい指摘した問題は改善されていると思いますが、後で不具合が出た場合はどうすればよいかなど、保証についても確認しておくことが大切です。
全ての確認を終えた段階で物件の引き渡しを受けることになり、残った工事費用の支払いを済ませることで一連の工事は終了します。
いずれのチェックを行う際も、人数が多い方が細部まで細かく見ることができますので、店舗スタッフやご家族などと一緒に確認に当たるとよいでしょう。
店舗完成後のアフターフォロー
店舗の内装工事が終わった後に、内装や設備に不具合が生じた際に、アフターフォローはしてもらえるのでしょうか?
工事完了後のアフターフォロー
基本的には業者側のミスであれば、1年くらいはどの業者でも無償で対応してくれます。内装や設備から、造作家具や什器など、内装業者が関わった工事は全てが対象です。
外部の高い場所にある電球のように、自分では簡単に交換できないものも対応してくれます。普通の内装業者であれば、そもそもそんなに大きなトラブルは起こりませんので、遠慮なく相談してみてください。
内装業者ではなく、保険会社が提供している飲食店や店舗向けの保険もあります。トイレに下着が詰まったというような笑えないトラブルもありますので、開店後のために保険に入ることも検討してください。
工事の保証制度は必要か?
工事の不具合が発生した場合に、「再工事の費用をカバーする保証制度」を設けているサイトもありますが、そのような保証制度を利用するメリットはあるのでしょうか?
そもそも、工事に不具合が発生しないことが大前提ですから、まずサイト側できちんと選別された業者を紹介してもらうことが大切です。
それに、たとえ保証制度によって再工事の費用がカバーされたとしても、再工事までにかかった時間は戻ってきません。もしお店のオープンが遅れてしまっても、営業補償などの補償をしてもらうことは難しいでしょう。
数百万円以上の契約を交わすわけですから、ちゃんとした内装業者であれば、契約書の文面の中に「保証内容・保証期間」についても記載してあります。
そのため、保証制度があるからといって安心するよりも、まずよい業者を選ぶことと、契約書の文面をよく確認し、契約前に保証内容・保証期間について理解しておくのが重要です。
コンサルティングはあるか?
店舗のオープン後に、コンサルティングなどの相談はできるのでしょうか?
工事の完了後に、店舗のレイアウトなどを変更するのは無理ですが、チラシなどのアドバイスはしてもらえることが多いです。やるべき販促や集客をやってないお店もありますので、気付いたことは教えてもらえます。
料金をいただく形でのコンサルティングはしていなくても、お客様を呼ぶためのアドバイスをしてくれる内装業者も多いので、遠慮なく相談してみましょう。
まとめ|開業する場合は必ず挨拶回りを行おう
挨拶回りは店舗経営を安定させるうえで重要な行為です。挨拶回りを行えば、店舗の認知および集客効果が期待できるほか、情報共有もできます。
また、挨拶回りを行う際は4つのコツを抑えておきましょう。
- 同業者にも挨拶をしておく
- 挨拶回りの際は手土産も渡す
- 融資を受けた銀行にも挨拶する
- 挨拶回りの適切なタイミングを把握しておく
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A工事・B工事・C工事の違いとは?【オフィス移転で注意】業者の仕事範囲も
目次
店舗の内装工事をする時に気になるのは、「どこまでが店舗の内装工事に含まれるのか?」「B工事とC工事は何が違うのか?」ということではないでしょうか?
この記事を最後までお読みいただくことで、店舗の内装工事には何が含まれるかを学べます。
当サイトは、2010年から数多くの店舗を工事しており、類似サイト以上に多くの知識と実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
結論から言えば、設備工事や入り口、サイン工事なども店舗の内装工事に含まれます。新装か改装かによって、設備工事の注意点や必要な工事内容も変わってきます。
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A工事・B工事・C工事とは?それぞれの違いを解説
ショッピングセンターや共同店舗に出店する際の工事は、A工事・B工事・C工事といった分け方をします。A・B・Cの各種工事は、それぞれの工事区分に応じた分け方になっています。
- A工事:物件オーナーが行う工事
- B工事:物件オーナーが行う工事(テナント側の要望)
- C工事:テナント側が行う工事
A・B・Cという名前だけ聞いてもイメージが浮かばないと思いますが、それぞれの工事にはどういった違いがあるのでしょうか?
詳しく解説します。
A工事:物件オーナーが行う工事
A工事は建物所有者が費用を負担する工事です。
具体的には、ビルのエレベーターや廊下、トイレなどの共有部分の工事がA工事にあたります。他にも、用途に対応した標準的な設備工事もA工事です。
壁や柱、床もA工事に含まれるため、店舗側の意思でこれらを工事できないと覚えておきましょう。
B工事:物件オーナーが行う工事(テナント側の要望)
B工事はテナントとして入った店舗が、オーナーに対して工事の要望を伝え、オーナーが指定した工事業者で施工する工事です。
A工事とかなり似ていますが、A工事は全てオーナーが行う工事なのに対し、B工事はテナント側の要望をオーナーが承認する形になっています。
工事費用はどちらもテナント側の負担ですが、オーナーが承認するかどうかが、A工事とB工事の違いです。
C工事:テナント側が行う工事
C工事はオーナーの承認こそ必要ですが、依頼する工事業者もテナント側が決められる工事です。店舗の内装工事や照明器具の設置、電話やインターネットもC工事に分類されます。
B工事ではオーナー側の業者が工事を行いますが、C工事ではテナント側で業者を決めて工事を行います。テナント側が全て決められるため、自由度が高く、理想に近づける工事が可能です。
分かりやすく表にまとめると、以下のようになります。
| 工事区分 | 工事者 |
|---|---|
| A工事 | 物件オーナーの意思により、物件オーナーが行う工事 |
| B工事 | テナント側の要望に対して、物件オーナーが行う工事 |
| C工事 | 物件オーナーの承認を得て、テナント側が行う工事 |
ただし注意も必要で、工事区分には明確な線引きがあるわけではなく、建物ごとに微妙な差があります。念のため工事前に物件オーナーと相談し、工事区分をしっかり確認しておきましょう。
本質は似ているようでも、A工事・B工事・C工事には、かなり違いがあることがお分かりいただけたと思います。
B工事とC工事の大きな違いとは?
あらためて繰り返しになりますが、B工事とC工事のみに着目して違いを整理します。大きな違いは、テナントが主体になるか物件オーナーが主体になるかです。
- B工事:建物のオーナーや管理会社が指定した業者が行う工事
- C工事:テナント側が自由に業者を選び、発注する工事
C工事では、テナントが主体となって業者と進めるため、自分たちの希望を直接反映させやすい特徴があります。しかし、責任もテナント側にあるため、業者選びが重要です。
このように、それぞれの違いを正しく把握し、計画段階で建物のオーナーや業者としっかりと相談すれば、スムーズな工事進行が可能になります。
A工事・B工事・C工事の具体的な工事内容とポイント
本章では、A工事・B工事・C工事の具体的な工事内容を詳しく解説します。
- A工事の工事内容とポイント
- B工事の工事内容とポイント
- C工事の工事内容とポイント
基本的には、A工事にテナント側が介入することはありません。しかし、どのような工事が行われているか知っておく必要があります。
それぞれの工事のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
A工事の内容とポイント
A工事は、建物全体の安全性や機能性を維持するために行われるもので、主に建物の共用部分に関する工事が中心です。具体的な工事内容は、以下の通りです。
- 外壁の補修
- 防水工事
- エレベーターの設置
- 共用スペースの配管工事
A工事は、テナントの内装工事に間接的に影響を与える場合があります。共用部分の配管や配線が内装工事と連動している場合は、A工事のスケジュールが遅れると全体の工事進行にも影響がでる恐れがあるでしょう。
そのため、テナント側としてもA工事の進捗やスケジュールを把握しておくことが必要です。
B工事の内容とポイント
B工事は、主に建物全体の設備やインフラに関連する工事が該当します。具体的な工事内容は、以下の通りです。
- 電気や配管
- 空調設備の取り付け
- 共用部分から専有部分に繋がる場所の整備
テナントが直接発注できるC工事とは異なり、オーナーの指定業者に依頼する必要があります。
B工事のポイントは、費用負担の明確化です。通常、B工事の費用はテナントが負担する場合が多いため、見積もりの段階で内容を十分に確認するようにしてください。
また、工事内容の制限にも注意が必要です。建物全体の統一性や安全性を保つため、管理会社やオーナーの基準に基づいた工事が求められる場合があります。
こうした制約を理解した上で、計画を進めることが大切です。
C工事の内容とポイント
C工事は、テナントが直接業者を選び発注する工事を指します。具体的な工事内容は、主に以下の通りです。
- 内装デザインやレイアウト
- 家具の設置
- 壁紙の変更
- 照明の取り付け
- 什器の設置
C工事は、業者選びで実績や専門性、価格のバランスを検討する必要があります。
注意点として、C工事はAやB工事と連動する場合があります。特に、配管や配線などの基盤工事が関わる場合には、他の工事とのスケジュール調整が欠かせません。
自由度が高い分、計画性と適切な業者選びが重要になると覚えておきましょう。
【坪単価】B工事とC工事にかかる費用の目安とは?
B工事とC工事にかかる坪単価の費用目安は、主に以下の通りです。
| 工事の種類 | 坪単価の費用目安 |
| B工事 | 10~20万円 |
| C工事 | 15~30万円 |
B工事の坪単価の目安は、10~20万円程度といわれていますが、工事の内容や規模によって大きく変動する点に注意しましょう。
たとえば、配管の敷設や空調設備の設置などが含まれる場合、専門性が高くなるため、費用が増える傾向があります。
また、建物オーナーや管理会社が指定する業者による工事となるため、テナントがコストをコントロールしにくい点も特徴です。
一方、C工事は業者を自由に選べるため、交渉次第で費用を調整する余地もありますが、選択する素材やデザインのクオリティによって価格が大きく変動します。
店舗の内装業者が行なう仕事の範囲
本章では、店舗の内装業者が行う仕事の範囲を詳しく解説します。
- 各種工事は内装業者による
- 設備工事も含まれる
- 入り口・看板も含まれる
- 店舗デザインも含まれる
- 設備工事で注意する点
店舗の内装工事は、設備工事(電気・ガス・水道・空調/エアコン・排気/ダクト)も含まれます。
設備工事が必要かどうかによって、内装工事にかかる費用も倍くらい変わってきます。十分に注意しましょう。
各種工事は内装業者による
店舗の内装業者にお願いできる工事の範囲は幅広く、解体工事・造作工事・サイン工事・什器関係なども含まれます。
解体工事とは居抜き物件で不要な部分を解体してくれる工事です。造作工事は、柱など主要な構造部以外の工事を指します。
このあたりの工事は、個々の店舗によって必要か分かれてくるでしょう。
また、サイン工事とは、建物の壁面に設置する看板の取り付け工事のことを指します。什器関係は、レジカウンターから陳列用のスチール什器などを始めとする什器の工事です。
こうしたいずれの工事も店舗の内装業者が行なう仕事に含まれますが、一部には対応していない業者もいるため、事前に確認しておくのがおすすめです。
設備工事も含まれる
初めて店舗の内装工事を行う場合は、どのような工事になるのか想像が付きにくいものですが、インテリアの変更が工事の範囲に含まれていることは容易に想像が付きます。
ただし、店舗は一般住宅のリフォームとはかなり状況が異なり、単にインテリアを表面的に変えるだけではなく、設備工事も欠かせません。
たとえば、エアコンが効きにくかったり、厨房の火力が弱くては話になりません。細かな点を含めて、あらかじめ内装業者に相談し、実際の現場も見てチェックすると良いでしょう。
入り口・看板も含まれる
設備工事以外では、入り口(ファサード)、看板(サイン工事)も、内装業者の仕事に含まれます。
店舗デザインも含まれる
店舗作りで重視されるデザインは、もちろん内装業者の仕事に含まれています。
店舗デザインと施工する業者が同一である場合もあれば、双方が分かれていることもあります。
デザインについては必ずしも一から伝える必要はなく、過去のデザイン事例からイメージを膨らませるなど、経験豊富な内装業者に一任できると覚えておきましょう。
設備工事で注意する点
いくら店舗のデザインが良くても、開店後に以下のようなことが起きると大変です。そのため、設備工事の費用は絶対に削るべきではありません。
- 電気容量が足りない
- 火力が弱すぎる
- 水道管が細すぎる
- エアコンが効かない
- ダクトが煙を吸わない
内装工事の費用を抑えるためには、設備(電気・ガス・水道・空調・排気)がそのまま使える居抜き物件を探すか、設備工事が少なくて済むスケルトン物件を探すと良いでしょう。
店舗の内装工事の範囲と工事の違いに関するよくある質問とは?
店舗の内装工事の範囲は、どの程度になるのでしょうか?
簡単に言えば、以下を除いたものすべてが店舗の内装工事に含まれます。
- 飲食店の厨房機器や調理器具
- 美容室やクリニックの専門機器
- 電話やパソコン
- レジなどの備品
- チラシなどの販促物
内装業者の多くは、デザインの一部として、イスやテーブルなどの家具の依頼も請け負っているケースが多いです。店舗のデザインに合わせて、オリジナルで家具を作っている内装業者もあります。
その他、工事に関するよくある質問をまとめました。
- 内装工事ができない業種はある?
- どれくらいの規模まで工事できる?
- 店舗のリフォーム工事もできる?
- 内装工事だけでも発注できる?
- インテリアもアドバイスしてくれる?
- 集客のアドバイスはしてもらえる?
それでは、詳しく見ていきましょう。
内装工事ができない業種はある?
内装工事ができない業種はありません。どのような業種でもOKです。ただし、キャバクラなどの風営法の申請が必要な業種では、通常より工期が長くなる場合があります。
内装業者によっては、飲食系やサロン系、クリニック系など、ジャンルを絞っている場合もあります。また、キャバクラなどの夜の業態に限っては、受け付けていない内装業者も多いです。
どれくらいの規模まで工事できる?
特に内装工事の規模に制限はありません。そのため、どのような大きさの物件でも工事は可能です。しかし、小さな工事を得意とする内装業者もいれば、大きな工事を得意とする内装業者もいますので、適した業者を選びましょう。
3フロアで合計200坪の居酒屋から2坪のたこ焼き屋まで、どのような内装工事でも対応可能です。
店舗のリフォーム工事もできる?
一部分だけのリフォーム工事でも、もちろん対応可能です。居抜き物件の改装から、新装のスケルトンまで、どのような内装工事でも工事できます。
フロアや壁に凹凸があるような物件でも、補修すれば良いので全く問題ありません。
下地を直す、剥がして上に組み直すなど、古い建物ではそのような工事をするケースが多いです。
内装工事だけでも発注できる?
既にデザイン案はあるので、工事だけ安くやってほしいという依頼もお受けできます。当サイトには、工事のみでもお受けできる工事会社や工務店も加盟しています。
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ただし、デザイン・設計と内装工事の業者を分けると、仕上がりのイメージが違うなどのトラブルも多いため、デザイン・設計と内装工事は同じ業者に任せる方が良いでしょう。
インテリアもアドバイスしてくれる?
インテリアのアドバイスは、内装業者が最も得意とするところです。店舗のデザインに合わせて、家具や備品のアドバイスもしてくれます。
ディスプレイ費として見積もりに計上して、セレクトやセッティングも任せられます。
もちろん、手持ちのソファをイメージに合わせて張り替えることも可能です。自分で揃えるのであれば、売っている店を教えてもらえます。
集客のアドバイスはしてもらえる?
長らく内装工事を手がけ、何十店、何百店という店舗を作ってきた内装業者には、さまざまなノウハウが蓄積されています。
たとえば、内装にはあまり手をかけずに、外装を重視するのも1つの方法です。普通の入り口を作っても気付かれないので、内装にかけるお金を少し減らして、外装・入り口(ファサード)の見栄えを良くできます。
また、デザインによって、自分のお店が何をウリにしているかを目立たせられます。お店の名前を選んで来店するお客さんは少ないため、遠くから見て、あそこは何屋だと分かることが重要です。
店舗というのは、ただ作るだけではありません。信頼できる内装業者と一緒に、あなたの理想のお店を作っていきましょう。
まとめ|A工事・B工事・C工事の違いを理解しよう
ここまで、店舗の内装業者が行なう仕事の範囲や、当サイトによくいただく質問について解説してきました。
こちらの記事で、何が店舗の内装工事に含まれるかを知り、A工事・B工事・C工事の違いを学べたと思います。こちらの情報を参考にして、理想のお店が完成することを願っています。
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