【自宅飲食店】自宅を店舗にリフォームする3つのメリットと注意点
目次
自宅を店舗にリフォームする時に気になるのは、「自宅を店舗に改装するメリットと飲食店や美容室にする際の注意点」ではないでしょうか?
本記事では、自宅を店舗にリフォームするメリットとデメリット、飲食店や美容室に改装する際の注意点やリフォームの流れを詳しく解説します。
当サイトは、2010年から数多くの店舗を工事しており、類似サイト以上に多くの知識と実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
結論から言えば、自宅の店舗はあまりスペースが取れないため、内装業者と相談してレイアウトを工夫することが大切です。飲食店は保健所の規定を満たすキッチンを作ること、美容室はガス管や水道管の位置に注意しましょう。
【自宅飲食店】自宅を店舗にリフォームするメリット
まずは、自宅を店舗にリフォームする3つのメリットを詳しく解説します。
- 家賃がかからない
- マイペースに仕事を進められる
- 既に周辺の環境や年齢層を知っている
もちろん、自宅を店舗にリフォームするには多額の費用がかかります。ビジネスは失敗がつきものです。
しかし、家賃がかからないことや仕事を自分のペースで進められるのなど、メリットは多く存在するので、ぜひ挑戦してみてください。
家賃がかからない
自宅で飲食店やサロンをオープンするメリットは、ズバリ家賃がかからないことです。
通常、テナントを借りて飲食店をオープンする場合は、家賃や内装工事などで数百万から1,000万以上の初期費用がかかります。
しかし、自宅をリフォームして物件取得などの初期費用を抑えられるのは大きなメリットです。もちろんデメリットもありますが、閉店しなければならない場合も、生活が困窮するほどの事態になることは少ないでしょう。
また、自宅での飲食店はそれほど規模が大きくないので、人件費もあまりかかりません。調理から接客まで全て1人で行っている人も多く、忙しい時は家族に手伝ってもらうこともできます。
マイペースに仕事を進められる
自宅で飲食店を始めるメリットの1つに、マイペースに仕事を進められるメリットが挙げられます。自宅が職場なので通勤の時間がかかりません。その分、仕込みや準備に集中できます。
さらに、営業時間や休憩時間も自分でコントロールできるため、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
忙しい時期や家庭の事情に応じて柔軟に対応できるため、家庭とのバランスを取りながら安定した運営が実現しやすくなります。
既に周辺の環境や年齢層を知っている
自宅を飲食店にする場合は、大規模な周辺調査を実施する必要がありません。自宅であれば、地域に住む人の年齢層や競合店などの環境に関する情報がすでに蓄積されているためです。
周辺に仲が良い人が多くいる場合は、リピーター獲得にも大きく貢献してくれるでしょう。
通常の飲食店であれば、リピーター獲得に多くの費用や工夫が必要です。その過程を短縮できるのは、自宅を店舗にリフォームして開業する大きなメリットですね。
ターゲットに合わせたメニューやサービスの提供がスムーズに行えるように、メニュー開発や店舗の内装に時間をかけられます。
【自宅飲食店】自宅を店舗にリフォームするデメリット
本章では、自宅を店舗にリフォームするデメリットを詳しく解説します。
- 飲食店用と住居用のキッチンを分ける必要がある
- 近隣への影響を考えなければならない
飲食店やサロンを自宅で開業する場合は、メリットだけでなくデメリットにも、きちんと目を向けましょう。
飲食店用と住居用のキッチンを分ける必要がある
自宅で飲食店を開業する場合は、保健所からの規定に沿ってキッチンを作らなければなりません。
1番に、自宅で飲食店を開業する場合は、飲食店スペースのキッチンと住居スペースのキッチンを共用できないと覚えておきましょう。衛生上の理由から、飲食店用と住居用のキッチンを分ける必要があるのです。
しかし、今まで使用していた自宅のキッチンをそのまま使えば良いと考えている方も意外と多く、この時点で行き詰まってしまうことも少なくありません。
何とかスペースが確保できたとしても、以下のような条件も満たさなければなりません。
- キッチンの床は、排水口を付けて水を流せること。
- キッチンのシンクは、2つ以上付けること。
- キッチンとホールは、扉で隔てること。
自宅で飲食店をオープンする場合、飲食店として割けるスペースはそれほど多くありません。そこからさらに新しくキッチンのスペースを確保しなければならないという制約は、とても厳しいものです。
近隣への影響を考えなければならない
飲食店用と住居用のキッチンを分ける問題よりは大きなデメリットではありませんが、念のため近隣住民への影響も考える必要があります。
特に住宅地の場合は、近隣住民とのトラブルが発生するリスクが高まるでしょう。
事前に営業内容や営業時間について近隣の理解を得ることや、騒音対策をしっかりと行うことが重要です。配慮を怠ると、営業にも悪影響を及ぼす可能性があります。
【自宅飲食店】自宅を店舗にリフォームする際の費用
自宅を店舗にリフォームする際の費用は、リフォームの規模や内容によって大きく異なります。
一般的な飲食店のリフォーム費用は、キッチンの設備や内装、電気・ガス工事などの要素を含めて、数百万円ほどです。特に、厨房設備は高額になりやすいため、予算に余裕を持っておくことが大切です。
また、内装デザインや座席配置にもこだわる場合、その分費用が加算されるので注意しましょう。
【自宅飲食店】自宅を店舗にリフォームする際のポイント
本章では、自宅を店舗にリフォームする場合の知っておくべきポイントについて詳しく解説します。
- 建物自体の形を大きく変えられない
- DIYで費用を削減する
既にある土地と建物を利用するので、経営上のリスクも少なく、お店を閉める時も負担が少ないので、初めて出店される方にもおすすめです。
建物自体の形を大きく変えられない
自宅を改装する場合に注意したいのは、あくまでベースは自宅であるという点です。つまり、建物自体の形は大きく変更できません。
既にある自宅の一部を店舗に改装する場合は、あくまで内装工事の範囲でできる内容を考えましょう。
自宅を利用する場合に一番の制約となってくるのは、物件のスペースです。大部分が住居として利用されている状態なので、必然的に店舗に割けるスペースは少なくなってきます。
店舗として利用するのは1階だけだとしても、ほとんどの場合は、自宅のうちの半分も利用できないでしょう。その限られたスペースで、どうやって見栄えの良い店舗を作るのかは、非常に難しい問題です。
店舗の内装工事を行う前に、自分はどのようなお店を作りたいのか、どのようなお店ならお客さんがたくさん来てくれるのかをよく考えて、内装工事を依頼する業者に詳細なイメージを伝えておきましょう。
DIYで費用を削減する
スペースの問題はクリアできても、改装にそこまでの費用をかけられない場合は、おおまかなリフォームだけを業者にお願いして、細かなところは自分で何とかしていくしかありません。ある程度のDIYスキルが必要になってきます。
特に商品を並べる棚のレイアウトにおいては、位置から高さまで細かく調整ができるのでDIYがおすすめです。
店舗の内装工事を行う前に、理想の店舗を作るために必要となる工事内容と、実際にかかる予算をすり合わせることが重要です。
自宅である以上は住居優先なので、スペースが取れないという問題は仕方ありません。しかし、予算が足りないと感じた場合は、理想をあきらめて工事内容を変更するか、理想を叶えるために予算を増やすかを選択する必要があります。
どちらを優先するかが決まれば、自然と内装工事の方針も定まってくるはずです。
自宅を店舗にリフォームする流れとは?
本章では、自宅を店舗にリフォームする場合の流れを3STEPに分けて詳しく解説します。
- リフォームに強い業者に相談する
- 契約して施工を実施してもらう
- 引き渡しとアフターフォローを確認する
ほとんどの方は、自宅を店舗にリフォームした経験がないと思います。スムーズな開業を実施するためにも、事前にある程度の流れを把握するのは重要です。
基本的には、相談して施工を実施してもらい、引き渡しで希望通りに施工されているか確認する流れになります。
リフォームに強い業者に相談する
まずは、リフォームに強い業者へ相談しましょう。今までに自宅を飲食店やサロンにリフォームした経験のある施工会社がおすすめです。
信頼できるかつ実績のある業者に相談すれば、事前の見積もりや計画がスムーズに進み、後々のトラブルを防げるでしょう。
1つ注意点として、リフォーム会社に見積もりを依頼する場合は、必ず複数業者に依頼してください。複数の業者から見積もりを取得することで、費用が高すぎないか確認できます。
また、施工費用を安くしてもらう交渉材料としても利用できるでしょう。
契約して施工を実施してもらう
見積もりや実績から施工業者を決めたら、実際に施工を実施してもらいます。契約時には、工期や費用、使用する素材などの詳細を明確に確認しておくことで、後々のトラブルを防げるでしょう。
施工中は、度々進行状況を確認しつつ、必要に応じて変更や調整ができる体制を整えることが大切です。
しかし、毎日長時間現場にいると、職人たちの邪魔になってしまう可能性があるので注意してください。
引き渡しとアフターフォローを確認する
施工が完了した後は、引き渡しとアフターフォローの段階です。引き渡し時には、リフォームが契約通りに仕上がっているか、細かい部分までしっかり確認する必要があります。
また、今後に備えて、業者がどのようなアフターフォローを提供しているのか、今一度把握しておきましょう。
自宅を美容室に改装する際の注意点
最後に、自宅をサロン・美容室にリフォームする際の注意点を3つ解説します。
- 自宅の美容室は容積率に注意
- ガス管や水道管の変更は必要?
- お店の立地条件や集客について
美容師の資格を持っている方であれば、自身の美容室を持つことを目標とされている方も多いと思います。ぜひ、本記事を参考にして夢を叶える第一歩を踏み出してください。
自宅の美容室は容積率に注意
自宅を美容室にして開業コストを抑えることは、さまざまなサイトで推奨されています。これは開業コストを抑える方法の筆頭ですが、増築して自宅を美容室にする際は、容積率に注意が必要です。
容積率とは、敷地面積に対する延床面積の割合なので、美容室を建てる箇所が、容積率の範囲内に収まっていなければいけません。大きめの店舗にしたいと考えている方は、特に注意が必要です。
他にも、美容室の店舗部分の割合が、住居の半分を超えてはならないという条件もあります。かなり専門的な話になるため、専門の内装業者や設計事務所に相談しましょう。
ガス管や水道管の変更は必要?
自宅を改装して自宅兼美容室として開業する場合に問題なのが、今あるガス管や水道管の位置です。
家を建てる前から計画していれば、リフォームする場合もさほど困りません。しかし、家を建てた後に自宅をリフォームして美容室にする場合は、余分に工事費用がかかる場合が多いです。
ガス管や水道管の位置変更は必須なので、相見積もり取得し、綿密に打ち合わせを行って希望の予算で理想的な店舗を作っていきましょう。
物件を借りるための保証金や家賃はかからないため、物件を借りて開業する場合より、初期費用は格段に安く抑えられます。
お店の立地条件や集客について
実際に自身の美容室を開業してから問題となるのが、お店の立地条件や集客です。
人通りが多く、商店街に近い場所に自宅があるなら、ある程度の集客は見込めます。注意点として、周りに人が多いし、ご近所さんが来てくれるだろうと安易に考えるのは危険です。新規顧客にはそれぞれ行きつけの美容室があるため、簡単には振り向いてくれません。
長期的な経営を考えた場合は、お店の立地条件や集客が大切です。初期費用を抑えることだけを考えず、自宅を改装する方が得なのか、店舗を借りて開業する方が得なのか、しっかり考えてから開業しましょう。
業種別の内装工事費用と坪単価
業種別の内装工事費用と坪単価については、以下のページをご参考ください。
まとめ|自宅を店舗にリフォームするなら相見積もりを取得しよう
ここまで、自宅を店舗にリフォームする際のメリットとデメリット、飲食店や美容室に改装する際の注意点について解説してきました。
こちらの記事で、自宅を店舗に改装するメリットや注意点を知り、飲食店や美容室に改装するポイントも知ることができたと思います。忘れないで欲しいのが、リフォームする際は必ず複数社に見積もりを取得しなければならないことです。
こちらの情報を参考にして、理想のお店が完成することを願っています。
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