飲食店の内装で適切な動線とは?デザイン会社の選び方も解説!
目次
飲食店を開業する時に気になるのは、「飲食店の内装で適切な動線とは?デザイン会社はどう選んだらいいか?」ということではないでしょうか?
この記事を最後までお読みいただくことで、飲食店の内装で意識すべき動線のポイントと、デザイン会社の選び方について知ることができます。
当サイトは、2010年から数多くの飲食店を工事しており、類似サイト以上に多くの知識と実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
結論から言えば、飲食店では厨房・キッチンと客席・ホールの動線を意識することが大切です。デザイン会社のタイプや費用を抑える方法を知り、自分に合ったデザイン会社を選びましょう。
飲食店の内装で適切な動線とは?
テナントを借りて飲食店の内装工事を行うにあたり、まず考えたいのが、どのような客層をターゲットにするかという点です。
家族連れや子連れのママさんをメインターゲットにするなら、開放的で明るい空間を演出し、若い人やカップルをメインターゲットにするなら、間接照明やインテリアでおしゃれな空間を演出しましょう。
厨房・キッチンの動線
お店のメインターゲットを絞ることで、自然とお店のコンセプトが決まり、内装やデザインの方針も決まってきます。
飲食店の内装工事を行う場合、まず考えたいのは、厨房・キッチンでどの程度効率よく動くことができるかという点です。
厨房・キッチンというのは表には見えない場所ですが、来店するお客様に提供する料理を作る場所であり、飲食店の心臓部ともいえる場所です。
厨房・キッチンが上手く機能しないと、料理を提供するのが遅くなったり、料理のクオリティーが下がるなどの弊害を抱えてしまう可能性もありますので、内装工事の際には熟考を重ねましょう。
特に大型の調理器具は、一度配置してしまうと移動させるのは困難なため、何度もシミュレーションして動線を確認することをおすすめします。
客席・ホールの動線
動線を意識しなければならないのは、厨房・キッチンだけではありません。お客様が飲食する客席・ホールでも、適切な動線を意識する必要があります。
客席・ホールは、あくまでもお客様が優先となる場です。そしてテーブルや椅子が並んでいるため、ゆったりとした移動スペースはあまり作れません。
そんな中でスタッフが両手にトレイを持ってスムーズに移動するのは、実はなかなか困難です。どのようなレイアウトにすれば、動線が確保しやすいのかをよく考えましょう。
適切な動線が確保されていると、自然と来店客も「このお店はゆったりとしていて居心地が良い」と感じるため、リピーターになりやすくなります。リピーターを作ることは、飲食店を経営する上で非常に重要です。
動線を確保した上で、テーブルとテーブルの間隔にも配慮する必要があります。隣のテーブルと距離が近いと、何となくプライベートな話しがしにくいですし、お隣の会話も自然と耳に入ってしまうため居心地が悪いです。
どんなに美味しい料理を提供していても、動線が悪くて雑然としていると、落ち着いてゆっくりできません。そのようなお店には、何度も足を運ぼうとは思えなくなってしまいます。
そんな事態を回避するためにも、しっかりとした動線をとり、テーブルとテーブルの間に適切なスペースを空けるようにしましょう。ご飯が美味しくて居心地の良い空間には、自然と人が集まってくるものです。
飲食店のデザイン会社の選び方
DIYによる手作り感あふれる内装も魅力的ですが、話題を呼ぶようなおしゃれで綺麗な内装にするには、店舗内装に特化した業者に頼るのが一番です。
飲食店の内装工事を行う際には、施主の要望に合わせて店舗のデザイン設計が行なわれますが、ただ業者にお願いすれば満足するデザインができるとは限らず、自分のイメージを実現してくれる業者を見つけなくてはいけません。
飲食店の内装工事のタイプ
飲食店の内装工事は、大きく分けるとデザイン設計と施工の2種類があり、この双方を1つの施工会社が行う場合と、デザイン設計と施工を別々の会社に依頼する場合があります。
まず、施工会社がデザイン設計も一緒に行う場合は、施工会社のデザイナーは工事内容を把握しているため、施主のイメージをしっかりと設計に落としこんで、実現可能で安定したデザインを提示してくれます。
施工会社のデザイナーの場合は、現場に精通している人がほとんどですので、現場との意思疎通もスムーズになり、デザインした通りの施工が期待できます。
その一方で、デザイン設計の専門会社の場合は、施主の希望に沿ったデザインを手掛けるだけでなく、クリエイティブな要素を持っている方が多く在籍しています。
やはりデザインをメインとしている会社ですので、施主の希望によっては、他ではなかなか見ることがないような斬新さや、目新しいデザインを求めることもできます。
こうした会社ごとのタイプの違いについては、それぞれの社風により変わる場合もあります。
またデザイン設計と施工を一緒に行なうかどうかによって、様々なメリット・デメリットがありますので、幅広い観点からどこに依頼すべきかを考えるようにしましょう。
人気デザイナーの選ぶ場合
飲食店のデザイナーの中には、経験豊富で有名な人気デザイナーの方も多いですが、そうした中から自身の店舗をお願いしたい場合は、どのような選び方をすれば良いのでしょうか?
人気デザイナーの場合は、凝ったデザインで工事費用が高額になることが多いため、まずは候補となる方の所属する会社のホームページにアクセスし、紹介されている事例や費用から考えて、予算的に相談できるかを確認しておきましょう。
また、目あてのデザイナーが実際にデザインした店舗に訪れて、店舗の内部を細かく見ることも非常に重要です。ホームページで紹介されている事例などを確認して、ご自身の希望に近いデザインの店舗に足を運んでみましょう。
実際のお店の雰囲気や使いやすそうかなどは、写真を見ただけでは分からない部分です。内装工事には多くの費用がかかりますので、遠方だとしても一度は訪れて、ご自身の目で確認しておくことをおすすめします。
人気デザイナーの方であれば、相手方のスケジュールについても大きなポイトです。人気が高い方はすぐには依頼できないこともありますので、相手方のスケジュールとこちらの希望日程が合うかどうかも重要です。
店舗内装に特化した業者
飲食店のデザイン会社を選ぶ際に、一番知っておかなければならないのは、一般住宅の工事をメインにしているような内装業者は、店舗内装は得意ではないということです。
相手も商売ですから、店舗にも対応できると言われるでしょうが、工事ができることと良い店舗かどうかは別の話です。店舗内装をメインに行っていて、店舗内装を得意とする業者に依頼することをおすすめします。
一般住宅のデザインの場合、家族がくつろげる空間を作ることが目的ですが、店舗内装のデザインでは目的が全く異なります。
提供する商品のイメージに合ったデザインにしなくてはいけませんし、お客様の興味を引く特徴も持たせなければいけません。華やかにすることもあれば、静かにまとめることもあります。
飲食店であれば厨房機器のレイアウトも考えなくてはいけませんし、アパレルでは効果的な商品陳列が求められます。店舗内装には、一般住宅とは全く異なる知識と経験が求められるのです。
コンセプトに合った業者
飲食店であれば、中華料理店、和食店、欧米料理店など、どんな国の料理を提供するかによって店舗の内装は変わってきます。
さらに、そこに自分のコンセプトも交えて個性を出そうとすれば、店舗内装のデザインは多種多様となります。
店舗内装が専門の業者とはいえ、すべての業種のデザインが得意なわけではありません。何かしらのジャンルを得意としているのが普通ですから、自分のコンセプトを実現してくれそうな業者を選ぶようにしましょう。
内装業者を選ぶ際は、過去の実績を参考にすると失敗する可能性が低くなります。今まで店舗を手掛けた店舗を直接聞くのも良いですし、ホームページで実績を公開している業者も多いので、ホームページやSNSも確認してみましょう。
目標にしているお店があれば、そのお店がどこの業者に依頼したかを聞いてみるのも良いでしょう。
アフターケアが安心な業者
内装業者との関係は、工事が終わったら終わりとは限りません。
開店してから内装の微調整が必要になることもありますし、経年劣化や思わぬトラブルで内装に不具合が出れば、その都度対処してもらわなくてはいけません。
開店前の内装工事で、100%の完璧を求めるのは不可能です。実際に開店してから調整を重ねることで、話題性あふれるデザインが完成していきますから、工事以降も長く付き合ってくれる業者を選ぶことも大切です。
ですから、見積もり金額が安いということだけで業者を選ぶのではなく、長くコミュニケーションが取れるかどうかという点も、判断基準として考慮されることをおすすめします。
デザイン費用を抑えるポイント
飲食店の内装デザインは、お店の雰囲気を大きく左右するため、開店後に営業を軌道に乗せられるかを決める要素にもなります。
しかし、内装に多くのお金をかけても繁盛するとは限りませんし、予算の都合で費用を抑えたい場合もあるでしょう。希望する雰囲気を実現しつつも、費用を抑えて内装をデザインするコツを知っておきましょう。
内装工事が少なくてすむ物件
飲食店の内装デザインにかかる費用は、選ぶ物件によって大きく変わります。
たとえば、ラーメン屋の跡地にラーメン屋を開くとしましょう。基本設備やレイアウト、デザインはそのまま流用できるので、改装工事を行う部分は少なくなり、その分予算も削ることができます。
逆に、コンビニやアパレルのような飲食に関係ない物件にラーメン屋を開くと、用意する設備も多くなり、内装工事も一から行わないといけないため、内装工事費用も高額となってしまいます。
以前が飲食店という物件は、費用を抑えて飲食店を開くには良い物件ですが、同じ飲食店でも雰囲気をガラッと変える必要があれば、内装工事にもお金がかかってしまいます。
好立地であることは当然の条件ですが、物件探しの際は内装工事の前の段階で、現状がどれだけ自分のイメージに近い内装かも見ておきましょう。
複数の内装業者に見積もり
内装工事にかかる費用は、内装業者によっても大きく変わります。業者によって見積もりは異なりますので、必ず複数の内装業者に見積もりを依頼して、費用やデザインが一番自分の希望に合う業者を選びましょう。
見積もり金額のままで工事する必要はありませんので、なるべ費用を抑えたいことを業者に伝えましょう。内装業者はお店作りのプロですから、機能を落とさず維持しながらも、アイデアを駆使してコストを下げる提案をしてくれます。
もちろん常識を超えたコストダウンをお願いすれば、機能自体が落ちてしまう可能性もあります。極端な値引き要求は、ビジネスパーソンとしても嫌われますので、あまり金額にこだわりすぎてもいけません。
自分でデザインすれば得か?
自分で内装をデザインすれば、内装業者にお願いする必要はありませんから、これが最もデザイン費用を抑える方法となるでしょう。
ただし、厨房の調理設備や電気・ガス・水道・空調などの設備工事は、危険ですから素人が行うわけにはいきません。部分的に内装業者にお願いして、自分でできる部分は自分で行って予算を削減しましょう。
とはいえ、よほど自信がある場合を除いては、すべて内装業者にお任せした方が無難です。自分で工事を行って失敗を繰り返せば、費用や時間も無駄になりますし、お店の雰囲気がイマイチだと営業にも悪影響を与えます。
デザインにはセンスが問われますから、センスに自信がなければ無理はしない方が良いでしょう。最初からプロである内装業者に任せた方が、無駄な費用や時間もかからず、結果的に損をせずにすむのです。
飲食店の内装工事費用・事例
業種別の内装工事費用と坪単価、当サイトの加盟業者様が施工した事例は、以下のページをご覧ください。
まとめ
ここまで、飲食店の内装で意識すべき動線のポイントと、デザイン会社の選び方について解説してきました。
こちらの記事で、意識すべき動線のポイントを知り、デザイン会社の選び方や費用を抑えるコツも知ることができたと思います。こちらの情報を参考にして、理想のお店が完成することを願っています。
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