ペットサロンの内装は3種類ある?内装工事の注意点も解説!
目次
ペットサロンの内装は3種類ある?
ペットサロンは他の業種と異なり、店舗の内装に特殊な物が必要となってきます。ペットサロンを開業する立地や、内装工事の坪単価に意識を奪われがちですが、タイプ別に内装に必要なことを見ていきましょう。
店舗販売も行うペットサロン
近年では様々なショップが、ペットサロンという一括りにまとめられています。ペットサロンの中でも、販売を行っている店舗は非常に多いです。
子犬や子猫といった、可愛いペットの販売を考えている方も多いと思いますが、販売を行う際には注意したい点があります。何よりもまず、排便と排尿に対する配慮は絶対に必要です。
何をいまさらと思う方もいると思いますが、意外と対策されていない方も多いのです。店内とバックヤードを完全に分離して、臭いが店内へ移らないようにする必要があります。
また騒音に関しても同様であり、周辺に建物が多いようであれば配慮が必要です。防音や空調には特に気を使い、内装業者から見積もりを取る際にしっかり相談しましょう。
ペットサロン兼ペットホテル
販売を行うペットサロンと注意する点は似ていますが、こちらはかなり重要です。店舗の大きさによって設備は様々ですが、ペットホテルやお預かりを行う場合は、ケージを広くするべきです。
理由は非常に単純で、お客様の家族であるペットが、排尿や排便で身体を汚してしまう可能性を下げるためです。汚れた後にきれいにしてあげるつもりでも、意外と臭いや汚れは落ちにくいものです。
せっかくお預かりしても、お客様の大切なペットを汚してしまっては本末転倒です。できる限り大きめのケージを用意して、過ごしやすく汚れにくいペットホテルにしましょう。
ドッグラン付きペットサロン
近年では、大小様々なドッグランがあります。店内にドッグランを用意したいという方も少なくありませんが、素材や騒音対策も考えておきましょう。
ドッグランのような遊べるスペースを設ける場合は、特に騒音対策が重要です。回りは関係ない、こちらは商売だと意見を押し通しても、周りから訴えられてしまえば営業もできなくなります。
それと同時に、ドッグランの素材の材質にも注目しましょう。ドッグランの素材には、水洗いが可能で、排泄物の処理や清掃が行いやすい素材を採用するといいでしょう。
ペットサロンの内装は、自分とお客様だけではなく、周囲の方々にも配慮しなければいけません。これから見積もりする方も、既に見積もりしている方も、一度見直してみましょう。
ペットサロンの内装工事の注意点
近年では、何かをモデルにしたペットサロンが非常に人気であり、テレビや雑誌でもたくさん取り上げられています。こうしたペットサロンをオープンしたい方も多いと思いますが、開業する前に内装についての知識も取り入れておましょう。
ペットサロンはコンセプトが大切
一言でペットサロンといっても、様々なペットサロンが存在します。猫カフェや犬カフェなど、大切な家族であるペットと一緒に過ごせたり、飼うことが難しい人に向けたペットサロンもあります。
ペットサロンと同時に、ペットホテルとして運営しているお店もあり、こうしたケースでは空間ごとの区切りが大切です。そして知らない方も多いですが、近年では動物病院もペットサロンに分類されます。
- 猫カフェ・犬カフェなど
- ペットサロン兼ペットホテル
- 動物病院
ペットサロンは大きく分けて上記に分類されますが、目的別で内装に違いが出てきます。自分が開業したいペットサロンをイメージして、それに合った内装を作りましょう。
内装と同時に立地にも気をつける
ペットサロンには内装と同じくらい大切なことがありますが、それはペットサロンの立地です。たとえば、周囲に様々な建物がある場合は、近隣から苦情が来る可能性がとても高いです。
犬や猫は夜中に吠えたり、鳴いたりすることが多いです。トレーナーにしっかり訓練されていても、何かのタイミングで一斉に鳴きだす可能性もあるのです。
それと同時に、臭いにも配慮が必要になってきます。騒音と臭いは、周囲が動物好きの方だけなら良いですが、周りに飲食店などがある場合は特に配慮が必要です。
空調工事などを適切に行えば、臭いを最小限に抑えて快適な空間を作ることもできます。予算との兼ね合いもありますが、防音工事もできればさらに良いでしょう。
ペットサロンは様々な要因によって、内装工事にかかる費用が膨らみやすいと覚えておきましょう。
こだわりを持って間接照明を使う
照明というのは、ただ明るければ良いという物ではありません。照明のデザインや明かりの種類で、店内の雰囲気はガラリと変わります。
特にペットサロンには、落ち着いた空間が必要です。内装は専門の業者に依頼する場合がほとんどですが、依頼する前の見積もりの段階から、照明についても話し合っておきましょう。
自分の理想とする雰囲気を伝えると、内装業者も様々な提案をしてくれます。イメージを伝えるのはなかなか難しいですが、好きなお店の写真を見せると、内装業者にイメージが伝わりやすいです。
自分の中でイメージが固まっているからといって、依頼する人に伝わらなければ意味がありません。好きなお店の写真やホームページなどを準備して、内装業者に的確にイメージを伝えましょう。
ペットサロンの内装には、他の業種とは異なる配慮が必要です。臭いや騒音への対策を考え、立地をしっかり確認した上で、納得のいくペットサロンを作りましょう。
ペットサロンの内装工事費用・事例
業種別の内装工事費用と坪単価、当サイトの加盟業者様が施工した事例は、以下のページをご覧ください。
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