飲食店の印象はトイレで決まる？トイレを改装する4つのポイント！
［最終更新日］
飲食店の内装工事
「飲食店のトイレ内装はどのような感じにすればいいのか」
「飲食店のトイレに必要な設備は何か知りたい」
飲食店の改装に対して、このような疑問をお持ちではないでしょうか？
飲食店のトイレは、お客様の体験に関わる重要な設備であり、店舗の印象を決める設備の一つです。しかし、重要な設備であるトイレを軽視している店舗は少なくないといえます。
本記事では、飲食店のトイレへの気配りが必要な理由や人気店の特徴、トイレを改装する際のポイントを解説します。当サイトは、2010年から数多くの店舗を工事しており、類似サイト以上に多くの知識と実績があるため、ぜひ参考にしてください。
著者
監修者
監修者
目次
飲食店経営においてトイレへの気配りが必要不可欠な理由とは？
飲食店経営でトイレへの気配りが必要不可欠な理由は、以下の通りです。
- トイレの印象が店舗の評価に影響するため
- 顧客満足度とリピート率に影響するため
飲食店でトイレへの気配りを怠ると、お客様の満足度が下がるほか、店舗全体への印象が悪くなってしまいます。それぞれ詳しく説明します。
トイレの印象が店舗の評価に影響するため
トイレは店舗の中で一人になれる空間であり、トイレの居心地は店舗の評価に影響しやすいです。トイレの内装を店舗全体のコンセプトと合わせることで、世界観を作り出せれば、お客様へ好印象を与えることにつながり、店舗全体の評価が上がりやすいでしょう。
逆に、内装がおしゃれではなかったり、清潔に保たれていない場合はお客様へ悪いイメージを持たれてしまい、店舗の評価ダウンへつながってしまいます。トイレの内装は店舗全体のコンセプトに沿うようにし、トイレ内は常に清潔に保っておくのが大切です。
顧客満足度とリピート率に影響するため
お客様がトイレの内装や清潔さに満足した場合、店舗全体への満足度やリピート率が高くなる傾向にあります。飲食店でのトイレの状態は、お客様にとって店舗選択の重要な判断材料であり、店舗全体への清潔なイメージにもつながります。
また、高齢者や持病持ちの方にとって、清潔で使用しやすいトイレは店舗を利用するうえで重要なポイントになる場合も多いです。そのため、トイレは顧客満足度およびリピート率に影響を与えるといえます。
人気飲食店に見られるトイレの特徴3選！
人気店に見られるトイレの特徴3選を紹介します。
- 常に清潔感が保たれている
- におい対策ができている
- 必要なアメニティや機能が備わっている
それぞれ紹介していくので、店舗を経営する際の参考にしてください。
常に清潔感が保たれている
人気店のトイレは常に清掃が行き届いており、清潔感が保たれています。清潔なトイレは店舗全体の清潔さにつながるため、お客様に快適さと安心感を提供できます。
逆に、提供する料理がおいしくてもトイレが汚い場合、お客様はまた利用しようとは思いません。清潔さを保つため、店舗スタッフによる定期的な清掃や点検はもちろん、備品であるトイレットペーパーやペーパータオルの補充も怠らないようにしましょう。
におい対策ができている
におい対策がきちんとできているトイレも人気店には多い特徴です。トイレは性質上、どうしてもにおいが発生してしまいますが、対策を行う場合とまったく行わない場合では、顧客満足度に差がでてきます。
常に換気扇を回しておく点やドアの隙間を埋めたりして、対策しておくのが大切です。
くわえて、芳香剤を用いるのもよい対策といえます。芳香剤は店舗のコンセプトにあったものがよく、落ち着く香りなどがおすすめです。
必要なアメニティや機能が備わっている
必要なアメニティや機能が備わっているのも特徴として挙げられます。人気店では豊富なアメニティや客像に合った設備が備わっています。
アメニティであれば、ハンドソープやハンドクリーム、綿棒などを備えておくとよいでしょう。とくに女性への配慮を考えて採用している場合が多いです。
また、中高年向けに、手すりや呼び出しボタンを設置したり、女性向けに小物置きやおしゃれなインテリアを設置したりと、客層にあった設備も大切です。お客様に寄り添ったアメニティや設備を備えることで、顧客満足度向上につながるため、重要なポイントといえます。
飲食店のトイレを改装する4つのポイント
飲食店のトイレを改装する4つのポイントを紹介します。
- 男女別のトイレにする
- 女性への配慮を怠らない
- トイレがパーソナルスペースであることを忘れない
- 内装は落ち着く色使いや照明がおすすめ
改装するポイントを理解したうえで工事に臨めるよう、ぜひ参考にしてください。
男女別のトイレにする
トイレを改装する際は、男女別のトイレにするのが大切です。トイレは食欲に影響を与えるものであり、女性であればお化粧直しのスペースとしても利用したいニーズがあります。
小さな店舗でスペースが取れない場合は、トイレが食事中に目に入る所にあったり、トイレがお店に1つしか無いこともあります。集客率やリピーターの獲得にも影響するため、徹底して改装したい部分です。
そのため、男女別々のトイレを設置し、なるべく目の届かない場所にトイレを移動させましょう。においや見た目だけでなく、何よりトイレのイメージが食事中に浮かぶのは、飲食店にとって致命的なダメージとなります。
改装する際は自分の考えだけで決めず、よく来店されているお客様に「トイレを改装する予定だが、どうしたら使いやすくなるか？」と、直接意見を聞いてみるとよいでしょう。
または、普段お店で働いているスタッフに意見を聞いても、思わぬアイデアが浮かぶかもしれませんね。
女性への配慮を怠らない
トイレが女性に配慮されていない場合は、改装する際に意識的に改善しましょう。
近年では様々な店舗が、清潔感と利便性を意識して、お化粧直し専用のスペースを設けています。パウダールームは女性の8割が必要としているともいわれるため、可能であれば設置しましょう。
くわえて、改装の際にはトイレの照明も意識してみましょう。
お店が落ち着いた雰囲気でも、トイレの照明まで暗いのはあまり喜ばれません。化粧室は明るく、店内は落ち着いた雰囲気、こうしたメリハリを望んでいるお客様も増えています。
トイレがパーソナルスペースであることを忘れない
上記の2つやインターネット上の口コミ、店舗に対する評価を見ても分かるように、トイレはただの場所ではありません。メールチェックやお化粧直しなど、様々な目的で使用する方がおり、パーソナルスペースであることを忘れてはいけません。
だからこそ改装の際には、今まで以上にトイレのスペースにゆとりを持たせましょう。
安易に自分だけで考えてえず、飲食店を得意とするデザイナーに設計を依頼し、空間演出にも配慮しましょう。今はトイレは簡素でよいという時代ではなく、センスや品質を問われる時代なのです。
今の飲食店には、清潔感と利便性を兼ね備えたトイレが必須です。デザイナーや内装業者としっかり打ち合わせして、お客様やスタッフの要望も取り入れてみてはいかがでしょうか？
内装は落ち着く色使いや照明がおすすめ
トイレ内装はお客様が落ち着いて利用できるよう、色使いや照明を選ぶとよいでしょう。床や壁、天井の色使いに気をつけ、色は暖色系を使用して居心地の良いスペースを作り出す必要があります。
くわえて、照明の明るさへの配慮も大切です。店舗全体のコンセプトに合わせる形で照明を選ぶのがおすすめです。また、トイレ全体のイメージだけでなく、座った状態での空間も意識すると、さらに落ち着いた空間づくりにつながります。
トイレ以外も重要！飲食店の改装で意識する点は？
飲食店の改装で意識する点を3つ紹介します。
- 改装はローンが組めない
- 他の競合店との差を出す
- スタッフのことも意識する
現在営業している飲食店を改装したいと、長年考えている方もいらっしゃると思います。それぞれ紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
改装はローンが組めない
飲食店の改装には多額の費用がかかるため、長年に渡って計画を練っている方も少なくないと思います。飲食店に限らず、店舗の改装工事にはほとんどローンを組めないため、原則として現金払いになります。
改装後に売り上げの向上が見込めていても、適切な予算を検討しなければなりません。改装中は一切の売り上げが見込めないので、もしローンを前提に検討している場合には注意が必要です。
とはいえ、見積もり内容によっては金融機関から融資を受けられる場合もあるため、まずは付き合いのある金融機関や公庫などに相談してみましょう。
他の競合店との差を出す
飲食店を経営していると、競合店との競争は避けて通れません。せっかく改装工事を行うのであれば、店舗のウリとなる部分を伸ばして、競合店との差をより明確にしていきましょう。
店舗デザインの評判がよいからといって、安易に他店の内装を真似するのは危険なため、くれぐれも注意しましょう。大切なのは自分のお店の良さと、今のお客様からの評判が良い部分なのです。
飲食店である以上、居心地が良くて通いやすいことは大前提です。それを踏まえてお店の長所を伸ばすことで、さらに多くの集客を見込めます。リピーターのお客様には、より満足していただけるように配慮しましょう。
スタッフのことも意識する
飲食店の改装を行う前に、キッチンスタッフやホールスタッフからも意見を聞き、しっかりと取り入れていきましょう。飲食店のスタッフにとって、働きやすさは何よりも大切です。
予算内で解決できそうであれば小さな意見でも取り入れ、スタッフがのびのびと働けるお店にしましょう。スタッフがストレスなく働き、モチベーションが高まれば、お客様へのサービス向上にもつながります。
お店を利用する側と働く側、両サイドの意見を取り入れて改装することが、経営者として重要なポイントです。全ての意見を統合し、バランス良く意見を取り入れることで、お店はさらに発展するでしょう。
・改装する前に、常連のお客様から意見を聞く。
改装はお店の一大イベントであり、売り上げ向上や知名度アップにつながります。だからこそ様々な意見を取り入れ、今までよりも何倍も良い店舗に仕上げましょう。
飲食店の内装工事費用・事例
業種別の内装工事費用と坪単価、当サイトの加盟業者様が施工した事例は、以下のページをご覧ください。
まとめ｜飲食店を改装する場合はトイレの内装にも気を付けよう！
飲食店のトイレは単なる設備の一つではなく、お客様の満足度やリピート率に関わる重要な要素です。トイレの内装をおしゃれにしたり、清潔な状態を保つことで、清潔なイメージだけでなく、店舗全体の評価アップにつながります。
また、トイレの内装工事を行う場合は、女性への配慮を忘れず、落ち着きのある空間を作るのが重要です。その他設備の内装工事を行う場合も、他店舗と差別化できるよう、店舗のコンセプトを意識するようにしましょう。
以下のリンクから、必要事項を入力するだけで、複数業者への見積もり依頼が可能です。内装業者が決まっていない方は、ぜひご利用ください。
24時間365日、いつでも見積もり申込・資料請求できます！＜完全無料・全国対応＞
- 飲食店・美容室・クリニック・オフィスの実績多数
- 見積もりからプラン提案まで、すべて無料です。
- 最大3社～5社の見積もり・提案を比較できます。
- あなたの近くの業者が見積もり（現地調査も無料）
- 紹介した業者に決めても、手数料は不要です。
最新の見積もり依頼
初めてのお客様もご安心いただけますように、当サイトの「無料見積もり申込」の状況をご覧いただけます。（更新日時：2025年7月24日 21時30分）
- 見積もり依頼の一覧はこちら
- 2025年7月24日 福岡県福岡市 カフェ
- 2025年7月24日 千葉県八千代市 児童施設
- 2025年7月24日 兵庫県加古川市 キッチン
- 2025年7月23日 東京都港区 カフェ
- 2025年7月23日 大阪府大阪市 居酒屋
- 2025年7月23日 東京都江東区 ペットサロン
- 2025年7月23日 東京都荒川区 雑貨屋
- 2025年7月23日 東京都世田谷区 アパレル・花屋
- 2025年7月23日 神奈川県鎌倉市 居酒屋
- 2025年7月23日 神奈川県鎌倉市 物販店
