焼肉屋の内装工事費用は?相場や安くするポイントを解説

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焼肉屋の内装工事費用は、一般的な飲食店と比較して高額になる傾向があります。なぜなら、各テーブルの排気設備や無煙ロースターなど、特殊な空調・換気設備を導入する必要があるためです。
この記事では、焼肉屋の内装工事費用の相場や、費用を安く抑えるポイント、必要な設備、費用をかけるべき箇所について解説します。焼肉屋のオープンを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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焼肉屋の内装工事費用の相場は?
焼肉屋の内装工事費用の相場は、物件の状態によって異なるため、注意しましょう。特に物件が以下のどちらであるかによって、費用は大きく変わります。
- スケルトン物件の場合
- 居抜き物件を改装する場合
ここでは、それぞれの物件における坪単価や費用の目安を解説します。
スケルトン物件の場合
建物の躯体だけの状態から内装をつくり上げるスケルトン物件の場合、焼肉屋の坪単価の相場は1坪あたり30万~80万円です。たとえば、15~20坪の標準的な広さの店舗であれば、総額で450万~1,600万円の工事費用が必要になります。
スケルトン物件はレイアウトの自由度が高い反面、一から全ての設備を導入するため、初期費用が高額になりやすいのが特徴です。
居抜き物件を改装する場合
以前のテナントが残した内装や設備を再利用する居抜き物件の場合、坪単価の相場は約15万~30万円に抑えられます。既存の排気ダクトや厨房設備をそのまま流用できれば、大幅なコストダウンが可能です。
ただし、以前の業態が焼肉屋以外(ラーメン屋など)の場合は、流用できる設備が少なく、排気ダクトの拡張などに多額の費用がかかるケースもあるため注意が必要です。
焼肉屋の内装工事費用を安く抑えるポイントは?
高額になりがちな焼肉屋の内装工事費用を安く抑えるためには、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
- 居抜き物件を活用する
- 設備や機器のグレードを下げる
- 複数業者に相見積もりを依頼する
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
1. 居抜き物件を活用する
内装工事費用を大幅に削減する代表的な方法が、焼肉屋の居抜き物件を活用することです。
前のテナントが残した排煙ダクトや換気システム、厨房設備などをそのまま利用できれば、初期投資を大きく抑えられます。また、基本的な設備が整っている状態から工事をスタートできるため、工期を短縮し、家賃の空回り期間の削減にもつながります。
2. 設備や機器のグレードを下げる
導入する設備や機器のグレードを見直すことも、コスト削減に直結します。たとえば、最新の高性能機器を選べば、その分、費用は跳ね上がります。
必要な機能を満たしていれば、型落ちの製品や状態の良い中古の厨房機器を検討するのがおすすめです。また、客席の家具や装飾品についても、過剰な高級品は避け、コストパフォーマンスに優れた素材を選ぶと良いでしょう。
3. 複数業者に相見積もりを依頼する
内装工事を依頼する際は、複数の業者に見積もり(相見積もり)を依頼しましょう。1社だけの見積もりでは、その金額が適正価格かどうかの判断が難しいためです。
複数社で比較検討することで、適正な相場感をつかめるだけでなく、業者間に競争意識が生まれ、より良い条件や価格を引き出しやすくなります。
焼肉屋の内装工事で必要となる主な設備は?
焼肉屋は煙や匂いが多く発生する業態のため、一般的な飲食店とは異なる設備が必要です。主に以下の設備が求められます。
- 排気・換気設備(ダクト)
- 空調設備
- 無煙ロースターなどの調理設備
ここでは、それぞれの設備について解説します。
1. 排気・換気設備(ダクト)
焼肉屋において非常に重要なのが、強力な排気・換気設備です。排気・換気設備は店内に煙が充満するのを防ぎ、お客様に快適な空間を提供するために欠かせません。
各テーブルに設置する排気ダクトや、店外へ空気を逃がす排風機、消臭装置などが必要となり、ダクトの設置費用だけでも約200万~300万円が相場となります。
2. 空調設備
強力な排気設備を稼働させると、店内の冷暖房の空気も一緒に外へ排出されます。そのため、排気量に負けない十分な能力を持った空調設備(エアコン)の導入が必要です。
空調の効きが悪いと、夏は暑く冬は寒い店舗になり、顧客満足度の低下に直結するため、適切な容量の機器を選定しましょう。
3. 無煙ロースターなどの調理設備
テーブルで肉を焼くための設備も必須です。大きく分けて「無煙ロースター」と「卓上コンロ(七輪など)」があります。
無煙ロースターは機器本体の費用が高額ですが、煙を吸い込む機能があるため店内の空気をきれいに保ちやすく、各テーブル上部のダクトが不要になるケースもあります。一方、卓上コンロは機器代が安い反面、テーブルごとに排気ダクトを引く工事が必要です。
焼肉屋の内装工事で費用をかけるべき箇所は?
限られた予算のなかでも、焼肉屋特有の環境に合わせてしっかりと費用をかけるべき箇所があります。
- 空調・給排気などの見えない設備
- 油汚れが落ちやすい壁紙
- 凹凸が少なく滑りにくい床材
それぞれの理由を解説します。
1. 空調・給排気などの見えない設備
内装の見栄えやデザインよりも費用をかけるべきなのが、空調や給排気といった「見えない設備」です。
いくらおしゃれな内装でも、服に煙の臭いがついたり、店内が暑過ぎたりするような店舗は、お客様の再来店につながりにくくなります。快適な空間づくりに直結する設備工事には、妥協せず予算を割きましょう。
2. 油汚れが落ちやすい壁紙
焼肉屋の店内は、調理中に発生する油を含んだ煙によって、壁紙が非常に汚れやすい環境です。
焼肉屋の壁紙は、耐油性や防水性が高く、拭き掃除だけで簡単に汚れが落ちるタイプのものを選ぶことが大切です。手入れをしやすい素材の壁紙にすることで、日々の清掃の手間を減らせます。
3. 凹凸が少なく滑りにくい床材
床材にも配慮が必要です。油跳ねや食材のカスが落ちやすい焼肉屋では、凹凸の多いデザインの床材を選ぶと、隙間に汚れが入り込んで掃除をしにくくなります。
床材は、表面の凹凸が少なく、サッと拭き取れるフラットなタイプを選ぶのが基本です。また、油で滑って転倒する事故を防ぐため、滑りにくい加工(防滑性)が施された素材を選びましょう。
まとめ|焼肉屋の内装工事は相場を把握し、設備への投資を優先しよう
本記事では、焼肉屋の内装工事費用の相場や、安く抑えるポイント、必要な設備について解説しました。
焼肉屋は特殊な排気設備や空調が必要になるため、初期費用が高額になりがちです。居抜き物件の活用や中古設備の導入などでコストを抑えつつも、快適な空間づくりに直結する「空調・給排気設備」にはしっかりと費用をかけましょう。
また、適正価格で工事を行うためには、複数社から見積もりをとって提案内容を比較検討することが重要です。
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