ケーキ屋に最適な面積と内装のコツは？内装工事の費用も解説！
［最終更新日］
ケーキ屋・洋菓子店の内装工事
目次
ケーキ屋の内装工事にかかる費用
美味しさを誘う、甘い香り漂うケーキ屋さんのイメージに一役買っているのが、おしゃれなお店の内装です。
そんなおしゃれな内装のケーキ屋さんを開きたくても、こだわればこだわるほど内装費用が高くなりそうで、不安に感じる方も多いと思います。あらかじめ費用の相場を知って、準備をしておきましょう。
ケーキ屋の内装に必要な工事費用
一般的なケーキ屋を開くために、必要となる内装工事費用はどれくらいなのでしょうか？ケーキ屋は店内で製造から販売まで行うため、飲食店と同じく専用の厨房機器を揃える必要があります。
ケーキを焼くためのオーブン、材料を保管する冷蔵庫やミキサー、調理を行う作業台など、ケーキだけを扱うとしても必要な設備は決して少なくありません。
そのため商品の販売のみを行う小売店より、内装工事費用は高額となります。また店内のスペースには、ケーキを衛生的に保管するショーケースも必要です。
店舗面積にもよりますが、何も無いスケルトン物件で開業する場合は、おおむね坪単価40～50万円を基準として考えておきましょう。
内装にこだわると費用は高くなる
内装にお金をかければかけるほど、お店がおしゃれになるとは限りませんが、通常は内装をより良くするほど、当然工事にかかる費用も高くなります。
上記の坪単価40～50万円を基本として、そこから床や壁、棚や平台、照明のデザインなど、おしゃれな内装を求めてグレードを上げれば、それと共に坪単価も50～60万円と上がっていきます。
予算に余裕があれば、全てをプロに任せておしゃれなお店を作っても構いませんが、そうできない方も多いと思います。いかに工夫して内装工事費用を抑えて、自分好みのおしゃれな内装に仕上げるかがポイントです。
おしゃれに予算を抑えるポイント
内装工事の費用を抑えるには、どのようなポイントを意識すれば良いのでしょうか？
まず、大きな金額となる厨房機器を中古やリースで用意することです。中古品であれば新品より購入費用を抑えられますし、リースであれば月額費用を払うことで初期費用を抑えられます。
店内の内装も自分で行える作業があれば、業者に頼らずにDIYして、自分で行うのも1つの方法です。
また、そもそもの物件をスケルトンではなく、ケーキ屋の居抜き物件を利用することができれば、大幅に費用を抑えることができます。予算を増やさなくても、おしゃれな内装のケーキ屋は作ることも可能です。
ただ気を付けたいのは、お店の設備のグレードを著しく下げてまで、見かけだけをおしゃれにしないことです。費用を安く抑えたために、壊れやすい、劣化しやすいなど、営業後に問題が生じては結果的に損をしてしまいます。
内装業者としっかり相談して、必要な部分にはしっかりお金をかけるようにしましょう。
ケーキ屋に最適な面積と内装のコツ
広くて立派なケーキ屋に憧れるものの、現実的には狭いケーキ屋が精いっぱいということもあるでしょう。お店が狭いと内装にこだわれず、営業も難しいのではと心配かもしれませんが、店舗面積は営業や内装に影響するのでしょうか？
ケーキ屋の面積は狭くても大丈夫
結論からいうと、ケーキ屋の店舗の面積は狭くても問題ありません。むしろ、ケーキ屋は狭いほうが営業しやすいです。
ケーキ屋は、基本的にケーキに的を絞った販売店です。また、店内でお客さんが長居して商品を買うスタイルではありません。
狭い面積では回転率が悪くなる、お客さんの居心地が悪くなると考えて、面積を広くする必要はありません。面積が広いと、それだけ多くの商品を置かなければならず、商品の廃棄リスクを負うことにもなりかねません。
店内は狭めで、いつでも商品が充実しているように見せるのが、ケーキ屋を営業するポイントです。
ケーキ屋の面積を広くしたい場合
もちろん、面積が広いケーキ屋にすることも可能です。
店内製造のケーキ以外に、賞味期限の長いお菓子を仕入れて一緒に販売したり、雑貨なども並行して扱うような店は、扱う商品が多くなるため店舗面積も広げるべきです。
ただし、ケーキ以外のものを扱うとなると、それだけ仕入れなどの管理が増えるため、営業は忙しくなってしまいます。ケーキ作りに悪影響が出るほど、営業の幅は広げないほうが良いでしょう。
また店内に飲食スペースを確保したい場合も、広めの面積が必要です。店内をどれくらいの面積にするかは、自分がどういうケーキ屋にしたいかという理想から、逆算して決めることが大切です。
面積の大小は内装に影響するか？
器の美しさが料理に影響するように、ケーキをディスプレイする店内の内装も、売り上げに大きく影響します。理想どおりの内装にしたいが、面積が広くなると内装工事費用も高くなるのではないか、と心配される方も多いでしょう。
しかし、多少の面積の違いならば、全体にかかる内装工事費用には大きく影響しません。なぜなら、多少広くなったところで、最低限必要な設備工事の内容や、人件費や材料費などには大きな違いが出ないからです。
大幅に面積が広くなって工事内容が増えれば、全体の内装工事費用も大きく上昇しますが、少しでも狭いほうが安くなると考えて、間違った判断で物件を選ばないようにしましょう。
最適な店舗面積や内装は、まずは自分がどんなケーキ屋を作りたいのかを考えるところから始まります。作りたいお店によって、目指すべきポイントは違ってくるのです。
店舗の内装やデザインは、自分のアイデアだけでは難しいところもありますので、専門の内装業者の知識や経験も借りて、理想のケーキ屋を作りましょう。
ケーキ屋の内装工事費用・事例
業種別の内装工事費用と坪単価、当サイトの加盟業者様が施工した事例は、以下のページをご覧ください。
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